概要
初出は「暗黒竜と光の剣」でアカネイア王家の三種の神器の一つ。
「外伝」のバレンシア大陸にも存在しているが、どのような謂れがあるのかゲーム内では語られない。以降の作品でも時々登場する。
ファミコン時代は通常の手槍とグラフィックは共通。
この武器の最も恐ろしい点は投げられるという点で、普通に槍として最強クラスの性能なのに射程が1-2ある。この性能から、後年の作品で他の伝説の槍が登場している場合でも最強の直間両用武器として埋もれることなく活躍する。
神話における伝説の投射武器には「投げたあとに自動的に手元に戻ってくる」という話は結構見られるが、これもそのようなものなのだろうか。
道具として使用できる作品なら、武器を1回消費してHPを全回復する効果がある。
そうなるとこの武器は超大容量の「とっこうやく」となり、こちらもまた驚異的。
暗黒竜と光の剣
アカネイア王家に伝わる三種の神器の一つ。岩をも貫く槍。
第20章に登場するカミュが装備している。
カミュを倒すことで入手できる。
手槍として間接攻撃も可能。道具として使用するとHP全回復(武器の使用回数を1消費)。使用回数17。
攻撃力20は特効、魔法を除くとエレファント、デビルアクスと並び最強。ファルシオン以外でメディウスを倒し得る武器の一つ。
【武器レベル】を満たした槍装備可能ユニットなら誰でも使える。
ファイアーエムブレム外伝
第5章ドーマ神殿で入手できる。
攻撃力15の手槍。通常入手可能な武器では最高の攻撃力。
ある事情でジークに装備させるプレイヤーが多かったようだが、詳細は該当リンクにて。
紋章の謎
三叉の矛先を持つ槍で専用グラフィック。
これを装備して戦闘した場合、通常の倍の経験値を得ることができる。
※ただし、装備するには対応キャラのステータスの【武器レベル】が一定値まで上がっていることが必須。
第一部「暗黒竜と光の剣」
グルニアの将カミュが所有している。 彼と交戦し勝利することで入手できる。
※交戦し勝利するには、戦闘能力が高い兵と攻撃力が高い武器だけでなく地形効果を含めて戦う必要がある。
第二部「紋章の謎」では
暗黒皇帝が所有している。 彼と交戦し勝利することで入手できる。
※交戦し勝利するためには、戦闘能力が高い兵が「あるアイテム」を持った状態で挑まねばならない。
また、この作品では軽騎兵・聖騎士の騎馬兵は、城内では騎士になるため槍を使うことは城外限定となる。そのため城内シナリオでは、重騎士のみがこの武器を使える。
新・暗黒竜と光の剣
リメイク前と同様カミュが所持。本作の20章はカミュを倒さなくてもクリアできるのでプレイ次第では入手できない事も。本作の為に新たに書き起こされたイラストでカミュが構えている槍がグラディウスである。入手した場合槍の武器ランクがAのユニットのみ使用可。特殊能力はリメイク前と同様。グラフィックはユニット依存。
新・紋章の謎
リメイク前と同様ハーディンが所持。今回は必ず入手する。ちなみに本作ではハーディンのイラストが新たに書き起こされたが手にしているグラディウスの形状が前作と異なっている。
武器としての性能及びグラフィックは前作と同様。
ファイアーエムブレムEchoes
リメイク前と同様ドーマ神殿で入手できる他、聖なる槍を進化させる事でも入手できる。
他の三種の神器もそうだが「現在のバレンシアの技術でも何とか作成できる」ということになったわけである。
リメイク前より少々重量過多にはなったが、安定した命中率を持ち相変わらずの最強投擲槍となっている。
ファイアーエムブレムヒーローズ
カミュ、ハーディンの専用武器として実装。
弓、魔法、暗器、杖の敵にも反撃することのできる「遠距離反撃」を内蔵した武器になっている。
また、総選挙版ディミトリの専用武器として、青獅子の学級ルート第2部の名を関した
「蒼月グラディウス」が実装されている。
関連タグ
メリクルソード:アカネイア王家の三種の神器の宝剣。
パルティア:アカネイア王家の三種の神器の宝弓。