概要
コントローラーの世界「コントローラートピア」を閉じ込めたコントローラートジルギアをクダックに組み込んで、ピコピコとコマンドを入力して誕生したワルド。
ボディがクダイターのそれにはなっておらず、白と黒の鎧でおおわれている。顔もコントローラーとは程遠い。
指から放つ『コントロールビーム』を浴びた者を携行しているコントローラーから発する『コントロール電波』によって操り、さらに『オートパイロットモード』によって自動的に戦わせることができる(ただし、身体のみ)。これを強力なヒーローに当てることで無理矢理味方にしてトジテンドの勢力を増強するといった戦略が可能になる。
ただ、コントローラーで操るという都合上、操られている者の味方に奪われたり、別の電波が入ると一気に劣勢になるという危険性も持つ。
活躍
人間界に出動したコントローラーワルドは早速で世界を操ろうとするが、五色田介人・ジュラン・マジーヌも変身して颯爽駆け付ける。が…
3人「3人合わせて…機界戦隊、ゼンカイジャー!!!」
ジュラン「ちょちょちょ待てよ、マジーヌ立ち位置違うだろ…」
マジーヌ「ぬぬぬ…走ってきた勢いでつい…」
「おい!お前ら!」
介人「あーごめんごめん、もう1回やるから。次はちゃんと合図出すからさ」
ゼンカイジャーは戦いそっちのけで名乗りのリテイクを求めてきた。そしてのこのこと舞台を後に。
「…どこいくの?」
―TAKE 2―
3人「チェンジ全開!」
「へっ!?登場から!?いやさっき変身してたよね!?」
ジュラン「ほらほら、驚いたセリフもう1回ちょうだいよ」
マジーヌ「空気読めないワルドっすね~」
介人「仕方ない!こっちから名乗るぞ!3人合わすぇ」
なんと介人が噛んでしまった。コントローラーワルドは「もういいだろ!」と呆れるが、戦隊のお約束を踏みにじるなと逆ギレされる始末。そして早く助けないとと後ずさり。
「急ぐんならやり直さなくてよくないかコントローラー…」
―TAKE 3―
3人「チェンジ全k、う ぁ」
今度は3人とも噛んでしまった。
―TAKE 4―
3人「チェンジ全開! 3人合わせて…機界戦隊、ゼンカイジャー!!!」
4回目でやっと成功…が、名乗りを決めた所には敵が一人もいなかった。
実はTAKE4を録り直す最中にゾックスが一発で変身兼ダンスをキメてそのまま場所を移ってしまっていた。
(やっとのことで)本気を出したコントローラーワルドはツーカイザーに浴びせようとするが、直前にゼンカイザーが庇って受けてしまう。そしてコントローラー電波によって介人は他3人に攻撃するようになり、仲間が相手に戦意を喪失するジュランとマジーヌだが…ゾックスは普通に介人にドロップキック。理由も「今は敵の配下だから」。ゼンカイザーは真っすぐな彼を受け入れ、ジュランとマジーヌにコントローラーを破壊するように言う。
コントローラーワルドは「バカめ!」と嘲笑しつつコントローラーをオートパイロットモードにして逃げ出す。
ジュランとマジーヌはコントローラーワルドに追いつくも2人の力では足りず、更に介人を心配して泣き出してしまう。
「お前たちも操ってやるコントローラー!コントロールビーーーーーム!」
隙を見たコントローラーワルドは2人にコントロールビームを発射する…しかし、光線は一向に出ない。
「あれ?こんとろーるびーーーーむ… あぇ?ど、どうした? コントロールビームが、出ない!?」
実はコントローラーワルドの性能を知ったジュランとマジーヌは、ブルーンに妨害電波装置を作り遠隔操作を無効化してもらっていた。介人も解放され、一気に丸腰になってしまったコントローラーワルドは剣で最後のあがきをするが、最後は6人の必殺技を受け「5G、痛いよぉ~!!!」と言い残して敗北・爆散した。
関連タグ
ジョイスティック邪面:前作の能力が酷似した敵。ただしこちらは対象は1人ずつ、なおかつ自分で身体のパーツであるジョイスティックを操作しないと対象を操れないためコントローラーワルドは彼の上位互換といえる。