概要
劇場版動物戦隊ジュウオウジャードキドキサーカスパニック!に登場する戦隊ロボ。
ジュウオウキューブ0番「キューブコンドル」にキューブエレファントとキューブタイガーが強制的に合体させられた姿。
元々、中心になるキューブコンドルは『ワールドアニマルサーカス』に所属するコンドルの少年ジューマン、ペルルの持物(両親の形見であり、父親と一緒に見つけた思い出の品)である。
しかし、自身の目的のためペルル達をサーカスのテントごと連れ去った宇宙人、ドミドルがこれを奪い取り、自身が持つムチの力で配下に置いてしまう。
そしてドミドルを止めるべく自分達のジュウオウキューブに搭乗して追って来たジュウオウジャーに対し、ドミドルはキューブコンドルを駆って迎撃。やがて搭乗者ごとキューブエレファントとキューブタイガーを巻き込んで合体した。
全体的なシルエットはジュウオウワイルドとほぼ同じだが、ビッグワイルドキャノンが変形した部位(バックパックと武器)が無い分、機体構造と攻撃手段(格闘とロケットパンチだけ)はシンプル。
しかし固有の能力として、背中よりエネルギーの翼を展開しての飛行が可能。これを活用したコンドルの如き空中からの強襲戦を得意としており、相手に比べて機動力に乏しく、仲間を案じて本気を出せないジュウオウキングを圧倒する。
必殺技は飛行して相手へ飛び掛り、ロケットナックルの連打を浴びせる『コンドルロケットナックル』。
ドミドルに奪われてしまったキューブコンドルだが、ドミドルに何度痛め付けられても諦めない大和=ジュウオウイーグルにより奪還され、ペルルの元に戻った。
そして巨大化したドミドルとワイルドトウサイキングの決戦の際、ペルルを初めとしたジュウオウジャーを応援する人々の思いを受けたのか、キューブコンドルはエネルギー状の刀身と持手を持つ「コンドルセイバー」に変化(玩具では、ミニプラ版でキューブコンドルを持たせる事が可能。詳しくはこちら)。
これを手にしたワイルドトウサイキング(取り回しの都合か右腕のビッグキングソードがオミットされている)は必殺技『コンドルジュウオウインフィニティ』を放ち、ドミドルへ引導を渡した。
Vシネマ
映画と違い、正義のロボとして再登場。巨大化したポカネ・ダニーロと戦っている。
余談
機体構造と攻撃手段がシンプルな点と、上半身のカラーリングやデザインが天装戦隊ゴセイジャーのデータスハイパーに類似している。
また、コンドルモチーフのジュウオウキューブが出た事により、ジュウオウキングと共通点の多いエンジンオー(炎神戦隊ゴーオンジャー)を構成する炎神のモチーフが出揃う事となった。
ミニプラ版ではコンドルの機首差し込みが出来ない分、分離したコンドル機首からグリップが生えるギミックが搭載され、トンファーや銃に見立てて遊んだユーザーも居た。
関連タグ
トバスピノ:獣電戦隊キョウリュウジャーに登場する劇場版限定獣電竜。カラーリングや番号に、敵に操られて戦隊側のメカと強制合体する等、非常に共通点が多い。
劇場版限定戦隊ロボ
シュリケンジンダイノ←コンドルワイルド→ケルベリオス