概要
CV:沼倉愛美(NEXON〜)
霊長類最大の身体を持つと同時に高い知能を有するゴリラのフレンズ。
黒い毛並みをイメージしたカラーリングのタンクトップに裾がぼろぼろのホットパンツのへそ出しルックスで、腕にはモコモコのウォーマーを纏い脚には側面に入ったスリットを黒い糸で縫いつけた灰色のタイツを着用。
アニメ2期では茶色い毛の飾りが付いたグレーのニット帽子に丈が短くなった白のタンクトップと黒のアームカバー、そして太もも部分にベルトが巻かれた白のジーパン姿になっている。また、公式Twitterアカウントの画像によると、こちらのデザインはニシローランドゴリラをモチーフにしている模様。
元の動物が生物学上ヒトに近しい事もあってか、より人間らしいビジュアルになっているが、とあるゴリラ愛好家によると
- 薄着なのはニシゴリラが短毛の為
- 白い服装はシルバーバック個体の毛色を再現している
- アームカバーの腕の覆い方が指と掌に毛が生えていないのを再現している
- ニット帽の一部が茶色いのは頭部の毛が茶色いから
……といった具合に、実はよく観察すると元の動物の特徴を再現している事が確認できる。
何気にNEXONアプリ版から担当声優が変更されていない珍しいキャラクターでもある(ゴリラ以外ではアードウルフやアイアイ、シロナガスクジラ、四神達などが該当)。
NEXONアプリ版
……何みてんだコラ。用があるなら聞いてやる。ないならこっちを見るんじゃねぇ。胸叩いて威嚇するぞオラ。
あーストレスが……腹がいてぇ。
あ?乱暴者なのかって?……力はあるが自分も危なくねぇ限り手はださねぇよ。
これでも心は繊細なんだよ、悪いかオラ。
一見すると乱暴な雰囲気を醸し出しているが、その実は神経質かつ繊細な女の子。
手先も器用で、下記のジャパ警が主役となるイベントストーリーでは手作りワッペンをターキンに渡している。
鬼のジャパ警メンバーでもあり、仲間内では「ゴリさん」と呼ばれている。
ゲーム内では2016年の申年を記念するスカウトにてオオガラゴ、ボルネオオランウータン、ワオキツネザルと共に登場。
レアリティ☆4のピュア属性。
攻撃タイプは近距離型。
グループは無所属。
所有スキルは先頭の敵1体に攻撃力の7倍のダメージを与える「ぐるぐるメガトンパンチ」。
けものフレンズ2
5話に登場。
上記の通り、本作が新デザインの初披露目となった。
NEXON時代同様にストレスに弱い体質だが、子分のフレンズ達の前では威厳を持って振る舞う(後述の展開も含め、恐らく前作におけるライオンのオマージュと思われる)。
ジャングルエンを拠点にしており、そこで暮らすフレンズ達から「親分」と慕われている。ヒトの存在を知っており、今でもたまに顔を合わせてもいるとの事。
いつもケンカばかりしているイリエワニ、メガネカイマン、ヒョウ、クロヒョウに頭を悩ませており、そんな彼女らを戒める意味で「ヒトはとても恐ろしい存在で、そんな奴と自分は知り合いだ」と言い聞かせている。
一方で「ヒトは動物を思いのままに操ろうとした」という言い伝えを信じており、劇中では四人のケンカに巻き込まれたキュルルに同じヒトに会わせる交換条件として、四人を上手くまとめられる方法として動物の操り方を聞き出そうとする。
しかし、そんな大それた事をキュルルが知るはずもなく落胆。せめてヒトは怖い生き物だという事を四人に思い込ませてほしいと懇願。サーバルとカラカルにも協力を要請した結果、無茶苦茶な茶番を披露する事となったが、紆余曲折あってキュルルが紙相撲という形で四人の争いを平和的に解決させる事に成功した。
11話ではフレンズ型セルリアンの大量発生を危惧した博士達の招集により、他のフレンズ達と共にジャパリホテルへと向かう。
ホテルに着いてからはイリエワニやヒョウ達とは別れてジャイアントパンダ、レッサーパンダの二人と行動を共にしている。
大量のフレンズ型セルリアンに囲まれているにもかかわらずマッサージチェアの上で眠りこけるジャイアントパンダを見かねて奮戦しようとするも、眠りを邪魔されたジャイアントパンダがセルリアンを一瞬で殲滅した為に何とも言えない表情を浮かべていた。
が、最終話ではまたも眠りこけてしまったジャイアントパンダを背負いながらも、セルリアンの群れに先陣を切って突撃して蹴りだけで善戦するという強さを発揮する(直前まで足が震えていたが)。
コミカライズ版
登場は第8話。アニメ版5話に当たるが、内容が大幅にカットされている為、出番も減っている。
アニメ版に比べると表向きの厳格な雰囲気は鳴りを潜め、物腰柔らかな様相となっている。キュルルに助けを求めた経緯は作中では明らかにされていないが、セリフから推測すると、「話し合いが苦手で、頭に血が上ってしまった子分たちをなだめる、いい手はないか」と相談を持ちかけたようだ。ヒトの脅威を背景に押さえつけてる様子も見られず、むしろ喧嘩っ早い子分たちに手を焼いて、胃を痛めている、人の良さがうかがえる。
また、アムールトラ(ビースト)の襲撃を受けた後の展開に僅かに変更が加えられており、アニメではそのままフェードアウトしていたが、こちらではかばんさんが走らせてきた自動車を見て「あの車は大丈夫だ! 乗ろう!」と一行を先導して全員で研究所前まで避難している(本作ではジャングルエンの面子は、皆ヒト=かばんさんの知り合いらしい)。
最終決戦にも参戦し、自身のフレンズ型セルリアン(しかも本人よりかなりマッシブな体型と化した個体)と対決。PPPのコンサートでもキュルルからもらった絵を掲げて、「けもハーモニー」の増幅に助力した。
最後は海に転落したキュルルたちをロバ、ジャイアントパンダ、ヒグマと共に釣り上げ、救助に貢献するなど、節々で重要な役割を演じている。
けものフレンズぱびりおん
私はゴリラ。森の中で静かに暮らしてる。いや、暮らしたい、かな。
パークの仲間はみんなにぎやかだから、たまにケンカの仲裁なんかもしなくちゃで。
疲れるというか、胃が痛いというか……。でもみんな大切な家族だから、楽しくやってる。
けんきゅう?とかで一緒に過ごしたヒトがいたけど、元気にしてるかな?
2019年2月13日から観察可能になった。
容姿はアニメ2期のものとなっており、これに伴いリメイク後デザインでのゲームタイトル出演は本作が初となった。
他媒体同様に繊細でストレスに弱い体質だが、パークのフレンズ達を家族のように思っており、いざという時にはリーダーシップを発揮する。
珍しい行動は「シャンシャン♪」。「大きなシンバル」で披露する。
シンバルを手に持って軽快に鳴らす。
けものフレンズ3
アプリ版
容姿はアニメ版2期以降のデザインとなっている。
当初はOPムービーの一部に登場しているのみだったが、後にセーバルぶらり旅3章にてNPCとして登場(後に後述のイベントでユニットとしても実装された)。
NEXON時代と比べるとつっけんどんな態度はなくなっており、面倒見の良さが強調されている。
本作ではヒョウ姉妹をセルリアンの襲撃から救い出したのを機に「親分」と慕われ始めたという経緯が明かされている。
また、フレンズの中では腕っぷしが強いにもかかわらずそれを誇示する事はせず、常に裏方で他のフレンズ達の面倒を見る性分なので、クロヒョウはスカイレースに彼女を筆頭としたチーム「ゴリラーズ」として参戦して優勝する事でゴリラの知名度を上げようと考えていた(ヒョウも参戦するはずだったが、体調不良により近くを通りかかったセーバル達が成り行きでチームに加わった)。
ゲーム内ではレイドイベント「ジャパリパーク立ち入り禁止区域・解除開始」2021年5月開催中に実装されたしょうたいより、ヒョウと共に登場。
初期けも級は☆4。属性はフレンドリー。
とくせい | 親分の威厳 | セルリアン戦で味方全体の与ダメージ10%増加・フレンズ戦で味方全体の被ダメージ10%減少 |
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キセキとくせい | 白銀の誇り | 与ダメージ15%増加+強敵出現waveではフレンドリー属性の味方のたいりょく毎ターン3%回復&被ダメージ10%減少 |
なないろとくせい | 頼ってくれるみんなのために | 自身の与ダメージ10%、ズキンズキン耐性(高)増加+自身のたいりょく40%以下時、自身の与ダメージ10%増加、被ダメージ10%減少 |
たいきスキル | やすらぎのドラミング | たいりょく15%回復&3ターンBeat!!!の与ダメージ25%増加 |
とくいわざ | ヘビーハンマー | 敵単体に120%のダメージ&2ターン狙われやすくなる |
けものミラクル | これが私の覚悟の拳! | 敵単体に大ダメージ |
実装直後はCVが公開されているものの収録されておらず、後日アップデートにて実装された。
アーケード版
スキルカード「あ〜あぁ〜」に描かれていたが、サービス終了までにユニット実装される事はなかった。
コラボレーション
しろくろジョーカー
けものフレンズぱびりおんとの相互コラボイベントにて、期間限定で入手できる動く銅像として登場。
銅像建築には、指定のスポットで位置登録をすると獲得できるパビリコインを使用する必要がある。
テイルズウィーバー
本人は直接登場していないが、リメイク後デザインにおける彼女の身に付けている手袋が手装備の防具として入手できた。