概要
ナック製作、石川賢・安藤豊弘原作名義のドタバタロボットギャグアニメ。1982年10月から1983年6月にかけてテレビ東京とテレビ大阪で放送された。また、多少時期はずれるが、奈良テレビとテレビ和歌山(これは独立局)のほか西日本放送、札幌テレビ(いずれも日本テレビ系列局)、九州朝日放送(テレビ朝日系列局)などでも放送されている。
石川はキャラクター原案で、ストーリーは安藤が担当したのではと言われている。
テレビ東京とテレビ大阪では当初は木曜夜7時台前半の放送であったが、何故か放送延長となり、延長分は「うる星やつら」(と「連想ゲーム」)の裏番組にあたる水曜夜7時台後半に移動した。
前半はドタバタを絡めつつ産業スパイとの攻防を描いたが、放送延長決定と同時に路線変更となり、後半はマッドサイエンティスト・ハイブローとの対決路線となった。
元々2クール半年の予定が1クール放送延長となったので打ち切りではないが、次番組が皺寄せを受け、開始延期になったのではと言われている。
あらすじ
日本の山川村ではデコ博士がサイボットとメカアニマルを開発している事で知られている。新型サイボット・ロボッチが完成するも、その天真爛漫さから村中で様々な騒動を起こす。そんな中、サイボットの技術を盗用せんと、産業スパイも暗躍していた。
登場人物
サイボット&メカアニマル
山川村の人々
デコ博士(CV/増岡弘)
雪野サチコ(CV/山田栄子)
雪野クルミ(CV/川浪葉子)
飛び蹴り婆さん(CV/龍田直樹)
悪人
産業スパイトリオ(1〜21話迄)
ボス
ハイブロー軍団(22〜39話(最終回)迄)
ハイブロー(CV/梅津秀行)
pixivでは
pixivのイラストではロボッチを現代風にアレンジしたものや、サチコ婦警のイラストが見受けられる。
関連イラスト
関連タグ
関連作品
Dr.スランプ:本作を作るに当たり、手本となった日常ロボットギャグ漫画
めちゃっこドタコン:国際映画社製作の日常ロボットギャグアニメ。実は「Drスランプ」(のアニメ版)と同一放送局にして、同期の作品であるが、対照的な結果に終わった。
まほろまてぃっく:敵と戦いつつ日常を守る、メイドアンドロイド&サイボーグ姉妹の物語