概要
『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場するサテツ×ヨモツザカのBLカップリング。
普段は傲岸不遜なオレ様キャラで、周囲の迷惑を顧みず、度々トラブルを引き起こすマッドサイエンティストのヨモツザカだが、「昔飼っていた犬(コロ)によく似ている」という理由でサテツにはある程度心を許しており、自分や犬以外を「愚物」と呼ぶ一方でサテツのことは「サテツくん」と名前で呼ぶ等、普段の傲岸不遜な態度も多少軟化させている。
ヨモツザカから亡くなった犬と面影を重ねられているサテツもジョンがドラルクの身を案ずる数少ない存在であるように、ヨモツザカの身を案ずる数少ない存在である。
- 第79死にて、自身がヨモツザカの開発した薬で仮性吸血鬼化した事件で元に戻ったその後、ヨモツザカを特に責めようとせず、逆にロナルドらから制裁を喰らうヨモツザカを庇い、彼を許してあげてほしいとロナルドを説得している。
- 第87死でのオオゼンラニウム事件では、ロナルド達から騒動の元凶として取り押さえられたり、制裁を喰らうヨモツザカを心配し、彼を擁護しようとあたふたする(ちなみにヨモツザカによる実験失敗の被害者になることが多いゼンラニウムもサテツと同じくヨモツザカを責めたり恨んだりしない数少ない存在である)。
- 第115・116死での吸血鬼アンチエイジング事件後に腰を痛めたヨモツザカへのお見舞いに彼の好きなドーナツを持っていく。
- ファンブック及び作者のTwitterによると、サテツは自分の誕生日にヨモツザカにドーナツをパシられたらしい(参考ツイート)。
- 第137死でヨモツザカがドラルクや吸血鬼貧弱くそモヤシと共に貧弱同盟を組んだ際、自分と同程度の貧弱になったサテツに対して「性格はマシだが体格は気に入らない」と吐き捨てながらも、トイレに行こうにもまともに動くことができなかったサテツを一応気にかけている。貧弱くそモヤシ退治後、ドラルクとヨモツザカにキレる退治人達の中にサテツや貧弱にされたにもかかわらずドラルク達に励ましの言葉をかけてきたマリアが登場していない(その際、ジョンがロナルドを含めた多勢相手に怯えつつもジョンガード(通せんぼ)でドラルクを庇っている)。
- ヨモツザカが実験として持ち歩いていた「取り憑いた相手をモテモテにするアレな形の吸血鬼」から作った吸血鬼吸引剤のサンプルを吸血鬼熱烈キッスが服用した際、ロナルドやショットのように一人ヨモツザカを詰問しようとしない。
…といった具合で、ロナドラコンビを含めた登場人物の殆どから厄介者扱いされているヨモツザカのことを純粋に気にかけているのは、サテツぐらいである。
余談
連載開始前の初期設定で、サテツは「狼男の吸血鬼(ほぼ犬)」、ヨモツザカは犬のぬいぐるみを抱きかかえる女性(現在のカズラに近い見た目)であり(参考ツイート1,2)、Pixiv内では初期設定によるサテヨモ(ヨモサテ)も少なからず存在している。
関連イラスト
関連タグ
ヨモサテ(逆バージョン)