CV:なし(SE)
登場話:第11話「ルーは獣戦士の母」
概要
改造実験帝国メスの大博士リー・ケフレンが創り上げた獣戦士。卵生の獣戦士で、レー・ガルスに七日七晩温められて誕生した。
ガルスの吐く白いガスを吸収して火炎弾に変えて放つパワーアタック攻撃が想定されていたが、孵化して最初に見たピンクフラッシュ・ルーを母と思い込んでしまい、彼女の前では大人しくなる。
活躍
ガルスの手により孵化した(その際ルーを目撃した)後、駆けつけたピンクフラッシュを火炎弾で攻撃し、5人揃ったフラッシュマンをガルスと仲良く手を取り合っての連携攻撃で撃破するが、変身が解けたルーを見て優しさを取り戻し、彼女を安全な場所へ避難させるべくある山小屋へさらってしまう。
ルーの前では子供のようにじゃれてみせるも、パワブルを凶暴に戻すべくガルス、ワンダ、ネフェル、ウルク、キルト、ゾローが参戦。しかし戦闘の最中、業を煮やしたガルスの吐いた光線を受けて倒れ、ラボー戦闘機により拉致される。
ラボーにてケフレンの手でルーの記憶を消去され、クラーゲンの巨大化エネルギーを浴びて巨大化する。
ルーの必死の叫びは最早届かず、フラッシュキングのキングミサイルを受けて怯み、最期はスーパーコズモフラッシュを喰らって爆散した。その後、フラッシュマンの手でパワブルの墓が作られた。
余談
通常は鋭い目つきで胸部にトゲを生やし、いかにも怪獣然とした鳴き声を発するが、ルーの前では優しい目つきと子犬のような鳴き声になり、トゲが収納される。
デザインを担当した出渕裕氏は、「岩の怪獣」ではなくあくまで硬質感のある「皮膚」をもつ生物としての想定だったが、実際の造形では「岩と生物の中間のような質感」となっている。