「よーしシダシダ、毒シダをっと!」
概要
『太陽戦隊サンバルカン』第11話「哀しみのメカ少女」に登場。
植物の品種改良にかけては世界一の権威である植物学者の上村博士が、亡き娘そっくりな姿のメカ人間と引き換えに自宅のカプセル内で致死量の猛毒シダ植物をベース造り出した機械生命体。。
その使命は自身の身体から生える「毒シダ」を日本中に植えて繁殖させ、人間を皆殺しにすること。なお、数ある植物の中からシダが選ばれたのはヘルサターン総統曰く「シダは繁殖力が強いから」とのこと。
ノズル上の口から噴射する緑色の『シダ毒ガス』や『シダ爆弾』が主な戦力。また巨大化時には体からシダを伸ばしてサンバルカンロボを攻撃していた。
活躍
上村教授によって製造されるとすぐに街に繰り出し、「花壇に手で一本一本シダを植えていく」という地道な作業を開始。
シダの繁殖力も手伝って大量の人間を毒で苦しめることに成功するが、上村教授がわざと毒を弱めていたこともあり、人々は一命を取り留める。
このことを指摘され、自身の立場が危うくなった教授は嵐山美佐の助言も受け、ブラックマグマから逃れることを決意。しかしその際ユミを連れていたため、彼女に仕込まれた発信装置から居場所を知られてしまう。
ゼロワンからの命令で本性を現したユミは左腕の銃を展開。上村教授を射殺しようとするが……
ゼロワン「ユミ、なぜ撃たん!ユミ、撃て!撃て!」
ユミ「パパは撃てない……!」
本物の娘同然の扱いを受ける中で心を得ていたユミは命令を拒否したため、自爆装置を作動させられ爆散。
この卑劣な所業に怒るバルイーグルの「ブラックマグマ、出てこい!」という叫びに応えて出撃したシダモンガーだったが、配下のマシンマン達はあっという間に片付けられてしまう。
自身も『シダ毒ガス』や『シダ爆弾』を放つが交わされてしまい、『バルカンボール』を受けてしまう。
巨大化後は『シダ毒ガス』で目くらましをした隙に蔓を伸ばしてサンバルカンロボを縛り上げるがすぐにほどかれてしまい、破れかぶれで突撃するも『太陽剣・オーロラプラズマ返し』で倒された。