概要
ドラゴンクエストⅩのキャラクターで、Ver.4に登場する人間の中年男性。
1000年前のグランゼドーラ王国にほど近い「樹天の里」の里長のような立場で、「キャプテン・シュトルケ」と呼ばれている。
魔王との戦いで行き場のなくなった人々を里に受け入れており、住民からの信頼は厚い。
また、魔軍十二将のうち数体は彼が撃破しているなど、戦闘面でも頼りになる人物の様子。
好物は「ミレニアム漬け」と呼ばれる、1000年かけて作る漬物。
ここまで聞くと立派な人物だが、その実態はけったいな衣装にエセ関西弁、破天荒すぎる行動で従者を呆れさせている奇人。
その衣装というのが、海賊風の帽子とコートにフィン(足ヒレ)、孔雀の羽のようなコステイロという珍妙なもの。
このコステイロは元々はドラゴンクエストⅪのシルビアがパレードの服で身に着けていたもの(の色違い)で、コラボイベントでⅩでも入手ができた。
また、立ちポーズも常に落ち着きなく謎のダンスを踊っているというもので、プレイヤー側には該当するしぐさがなく再現不可能。
勝手にグランゼドーラ城のパーティーに乗り込んでかわいこちゃんに目をつけるなど性格も大変フリーダム。
しかし、その正体は賢者であり、この時代における叡智の冠にして四術師(破邪舟師)。
主人公が未来からやって来たことを見抜き、ネロドスの城へ向かうために破邪舟を出してくれるなど、決してただの変人ではない。
ふざけた振る舞いも、こんな時代だからこそ里の人々の心を開くためのものらしい。
元ネタ
容姿と名前から察するに、元ネタは明石家さんま…というより「オレたちひょうきん族」で氏が扮したキャラクター「しっとるケ様(妖怪人間知っとるケ)」と思われる。
服装だけならタケちゃんマンが近いが。
樹天の里のNPCたちもまた「オレたちひょうきん族」の出演者やキャラクターが名前の元ネタとなっている。
例:パデーン→パーデンネン、ラデビュ→ブラックデビル、ナンシュカ→ナンデスカマン、ミャダバ→アミダばばあ 等
芸人が元ネタのキャラクターはこれ以外にもおり、Ver.3で登場するトビアスの部下はダチョウ倶楽部が元ネタだったりする。
Ver.1のフルッカは逆に、元々は普通のキャラクターだったのが現実の芸人と類似性を見出され公式がそれに乗っかったパターン。