『何かワタシに御用はございませんか?』(web、書籍版、コミカライズ版共通)
プロフィール
概要
本編の主人公であるマグナスがアラバーナ帝国内で仲間達と共に討伐したカイザーサンドワームが呑み込んでいた古代遺跡の中で出会ったアリ型サーヴァント。
マグナスの母校である王立魔法学院の同期が学院内でコッソリ飼っていた犬の名前からマグナスが命名した(開発者が作った別個体は『265号』や『777号』と識別番号を振っていたが、この個体は「メンタリティ(人間らしさ)を必要以上に人間に近づけて感情を持たせてしまった個体」であり、開発者の死後180137日(約500年)間誰も話し相手が居なかった)。
触覚の部分はウォーターサーバーになっており、そこから出て来る水は飲用可能。
人物
性格は献身的であり、誰かを守る為には自分すら盾になる。
また、『魔海将軍』バーラックの「海賊達の戦歌」については、その歌詞の酷さと悪趣味さから「お下劣な歌」と酷評している。
生まれ変わった後のメイド服は、(web版・書籍版では)マグナスからは、「本職が見たら卒倒しそうなハレンチなメイド服」と評しており、魔法国家ヴィヴェラハラに有る魔法都市ネビュラの市長のシャロンからは、「無い胸でも強調するようなデザインだし、スカート丈は膝上出しで煽情的。娼館とかに居そう」と評されている。
戦闘能力
基本的に武器は持たず、そのパワーでの徒手空拳で戦闘を行うが、剣も扱う事も可能。
来歴
作中にてあるトラブルにより胴体を破壊され、その後マグナス達が倒して鹵獲した人造人間(フレッシュゴーレム)である殺戮メイドのボディーをバゼルフが修理素材として再利用した事でメイド型サーヴァントとして生まれ変わり、以降の冒険でマグナスのサポートを行う。
こちらがメイド型サーヴァントとしての新しい姿(体)を得たショコラ
生まれ変わった後は『主人に奉仕する』と言うサーヴァントの特性上料理が得意だが、感情表現能力はお世辞にも高いとは言えず、怖がる演技もかなりの棒読みで大根役者レベル。しかし戦闘能力は高まり奉仕するスキルも上達した。
カジウでは殺害容疑を掛けられたマグナスを捕縛しようとしたロレンスに対して戦闘も行った他、ドラーケン戦ではマグナスと共にドラーケンと戦った事で自身の力不足を認めたロレンスから〈海嘯の剣〉を託された。
『魔海将軍』バーラック戦ではロレンスから託された〈海嘯の剣〉を上手く扱い、バーラックの頭に剣を刺した事でマグナスの〈プラズマブラスト〉を一点に集中させる避雷針にすると言う大活躍を挙げた。
人間関係
マグナス一行(仮)
ショコラが使える主である魔法使い。
Web版及び書籍版ではカイザーサンドーワームに呑み込まれた避難民達に浦島太郎に出てくるカメの如く袋叩きにされていた(自分達が避難していた町に近づいた不審な存在であるショコラを追い払おうとしただけであって、憎悪の感情からではない)所を助けてもらったことからマグナスを慕って後を追いかけ、そのままマグナスを自分が使える主として認識するようになった。
マグナスの恋人兼婚約者である少女。
『自分が主として慕うマグナスのパートナー(当然恋愛・伴侶的な意味で)』という所で思う所があるのか、『アリアがマグナスのパートナーに相応しくない女だったらその座を奪ってしまおう』という気持ちもかつては持っていたが、それも杞憂となっておりアリアと良好な友好関係を築いている。
余談
なお、メイド姿のショコラはコミカライズ版と書籍版(3巻)では、前者が↑のイラストのように『紫髪の上からメイドカチューシャ』をつけているのに対し、後者は『赤髪で蟻の食客を模したカチューシャをつけている』と容姿が異なっている。