データ
小さな粒が集まった、取り扱い注意なきのみ。
乱暴に扱うと苦い実がはじけて、パチパチとリズミカルな音をたてる。
概要
ポケットモンスターDP以降に登場するきのみ。
刺激を加えると弾けるという性質を持ち、ポケモンに持たせると物理技を受けたとき相手に最大HPの1/8のダメージを与える。
他のきのみ同様、料理の素材としても使用可能。
物理技全てに対応しているとはいえ、効果は1度きりの上ダメージもそこまで多くない為、使われることは少ない。物理技は接触技が多く、何度も発動できるゴツゴツメットの存在も向かい風。
一応、五世代から六世代にかけてはボルトロスあたりがきあいのタスキ持ちマンムー、パルシェン対策に使うこともあった。
八世代のダイマックス技は全て非接触になるため、他世代と比べて多少使いやすいかもしれない。
「どろぼう」「はたきおとす」など持ち物を奪う、失う技を受けた際、四世代のみきのみの効果は発動しない。五世代以降は先に発動し、ダメージを与える。
「みがわり」で攻撃を防いだ際、きのみの効果は発動しない。逆に相手が「みがわり」状態で発動した際、貫通してダメージを与える。
持っているポケモンがひんしになった際も効果は発動する。
初出である四世代から七世代まで、基本的に配布限定のきのみだった。
七世代では『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』における期間限定のふしぎなおくりもので手に入った。
解禁されてから約8ヶ月間実質無条件でオンライン配布された上にポケリゾートでの栽培により爆発的に量産できたため、配布終了後もGTS(世代終了後から改造厨による強制フリーズはあったものの、検索する種族やレベル帯をGTSの機能で調整すればある程度回避できたため、GTSでの調達は完全には不可能になっていなかった)やミラクル交換で広まり、希少度は非常に低かった。
八世代から冠の雪原にて、他のきのみ同様きのみの木から入手できるようになった。
第9世代では碧の仮面の配信に伴い解禁。この世代の環境を支配するカイリューの「マルチスケイル」やトップメタの一角に立つウーラオスが持つことが多い「きあいのタスキ」を破るための手段として散見されるようになった。
バトル中の効果に目が行きがちだが、料理素材としても有用。四世代ではにがい味がドリのみよりも濃かったりする。
きのみのモデルはジャボチカバという南米原産の果物。鮮度が落ちやすく輸送に向かないが、日本でも少量ながら栽培されている。