物語
デストロンの新戦力、ビルドロン師団は人間の工場からマグネチックエネルギーディスクとパワーコンバーターを奪う。メガトロンはスクラッパーにそれらを使ってパワー転送機を完成させ、今度の作戦はコンボイの弱点をつくので100%成功すると豪語する。
メガトロンはコンボイに故郷セイバートロン星の「両軍のリーダーが戦い、負けた方は自らを破壊して軍団は宇宙に去る。勝った方は宇宙を好きにする」という掟に則った一騎打ちを申し立てる。名誉を重んじるコンボイは受諾した。
メガトロンは部下達にそのパワーチップ整流器を転送機に入れさせ、彼らの力を得る。テレトラン1が見抜くことをスタースクリームが危ぶむが、ビルドロンにその破壊を命じる。一騎打ちでメガトロンはコンボイを圧倒、勝利する。
その頃任務のためサイバトロン基地に侵入したビルドロンを留守を預かるダイノボットが迎え撃つ。押されるビルドロンがデバスターに合体すると、形勢は逆転する。
基地の外でダイノボットとビルドロンが戦っている間、チップはテレトラン1の画面を見て、メガトロンの強さの理由を知る。反撃に転じるサイバトロン。
メガトロン達もきて得意満面のところにデバスターより巨大なロボット(メイン画像)が現れ、コンボイは動揺の隙をついてレーザーライフルを撃ち、デバスターの合体は解ける。ダイノボットの反撃でビルドロンはスラージが作った地割れに落ちる。
ロボット巨人はハウンドのホログラムであったが、メガトロン達もサイバトロンの本物の逆襲で地割れに落とされ、スパイクはようやく戦いが終わったと喜ぶ。だがマグマの中に捲土重来を誓うメガトロンの姿があった…
余談
負傷したコンボイが引き上げる際、ミニボットのドラッグがそのコンテナを代わりに牽引する。その再現のためにマスターピースのコンボイにドラッグを付属させる案があった。
KDハッファー(ドラッグ)はSSオプティマスプライムのコンテナを牽引できる。
この回でメガトロンは地球の基地でビルドロンを製作したと言っていたが、「オメガ・スプリームの秘密」ではセイバートロン星で彼らを洗脳したことになった。DVDの冊子には「設定変更は長期シリーズで珍しくない」とある。矛盾はないとする擁護意見もある(当該記事参照)。