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「相変わらずグダグダだな、ソノロク…処刑する」(ドン最終話)


演:村上幸平


概要

脳人の最後の刺客の1人。


黄色い装飾のある黒い作務衣のような衣服を着こなし、常に不気味な笑みを浮かべている脳人の中年男性。

基本的に無表情もしくは軽蔑した眼差し及び不気味な笑顔を浮かべるだけで表情は少ないが、相手や自分に向けた感情を擬音で表現する癖がある。(言語センスが昭和とも。)脳人三人衆の初期の振る舞いのように、私情を挟むことなく淡々と任務を全うするが、その際にムラサメを使ってみようと提案する等、その範疇では遊びを解する人物のようだ。しかし、結果的にそれが裏切られたと敗北に繋がったという見方も可能。少なくとも登場初期から脳人の活動原理を逸脱していた脳人監視隊とは決定的に異なる。


一方その反面、ソノロクに遭遇し、彼が握り潰すまでの間缶ジュースなどを開けるのを手こずる等、少々面白い一面を持っている。

そして、逃げ惑うソノロクから奪った力を利用した戦闘形態を展開すると、所有する武器を惜しげもなくフルスイングし、ソノロクを処刑し、狙ったターゲットを無慈悲に八つ裂きにする。



最期はドンモモタロウの最大パワーのザングラソードの一撃でビームを斬り伏せられると同時にあっさり爆散して敗れ去った。


余談

  • 名前の由来は「その8」で間違いない。ソノナ共々、これまでの脳人と違って数字の読みに訓の方が使われている。「ソノシチ」「ソノハチ」では語調が悪いからだろうか。

  • 演者の村上氏は井上敏樹が脚本を担当していた『仮面ライダー555』にて草加雅人/仮面ライダーカイザを演じていた他、スーパー戦隊シリーズでは『動物戦隊ジュウオウジャー』にてバド/ジュウオウバード以来の出演となる。
    • ソノナを演じた本橋由香氏と同じく、戦隊OBが事実上のラスボスに起用された格好になった。もっとも「村上氏のゲスト出演」自体は驚かれたものの「イエローレーサーが『悪堕ち』してしまった」方に話題が持っていかれた節もあり、ファンから口々に冗談交じりで「いつもの草加雅人」「ソノヤも『嫌な奴』だが、村上さんの顔を見たら『妙な安心感』すらある」などと彼にとっては少々不憫なリアクションになってしまったが…
    • またYouTubeでの公式チャンネルでジュウオウジャーの配信が最終回を迎えた後にドンブラザーズの出演が発表され、ドンブラザーズ最終話の前日にその『仮面ライダー555』の配信が開始される、という余りにもドンピシャなタイミングとなっていた。


  • 1年の最終回1ヵ月以内であれば、余程の事が無い限りは新キャラは出たりしないのだが、まさかのド終盤での新キャラに驚いたファンも居る。

  • 村上幸平氏は『仮面ライダー555』での縁をきっかけに脚本家の井上敏樹氏と非常に親睦が深いことで知られていた。ただし本作においては井上氏からあらかじめ「身内の(出演の)推薦はしない」と聞いており、あくまで一視聴者としてのスタンスで応援していたとのこと。
    • …ところがある夜、当の井上氏が酒の席で「ドンブラザーズは良いものになった。だが、村上のいないドンブラなんて…」とどこか寂しげに飲んでいたのを目にした松浦Pが村上氏にオファーを決意したという。井上氏、否、井上大先生の人間性を感じさせるエピソードである。

  • 前述のソノロクの怪人態を奪ったことで、結果的に村上幸平氏が演じるキャラがシャンゼリオン裏モチーフの鎧を着ることとなり、井上敏樹の有名な過去作品の概念を全乗せしたラスボスとなった。もっとも、話題性ではなくその怪演による存在感ゆえのキャスティングとは当時の東映HPにある通りである。

  • デザイナーの篠原保氏によると本編には登場していない怪人態もデザインされていたらしく、忍者ハットリくんをモチーフにしたものになる予定だったとのこと。

関連タグ

暴太郎戦隊ドンブラザーズ


バド:同役者が過去作の戦隊で演じた好青年。異世界と人間世界との数奇な関係に翻弄された者であり、「自然はすべて繋がっている」として「繋がり」を重んじる主人公戦士に己のほぼすべてのエネルギーを与えた者でありつつも、対になる要素も持ち合わせる。


超光戦士シャンゼリオン:ソノロク怪人態の裏モチーフとされるヒーロースーツ。異世界からの敵が人間のエネルギーを奪わなければ生存できないが、人間社会に打ち負かされたり恋したりと、同じ脚本家つながりらしく同作を思わせる、あるいは対になる要素が多い。


スーパー戦隊歴代ラスボス

ボッコワウス/ソノナ/ソノヤダグデド・ドゥジャルダン

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