ソノヤ「ピッチピチだな、ビンビンだ。」
ソノナ「それにしても情けないのはソノシ達。まあ、どうでも良いけどね。」
ソノナ「相変わらず、くだらない美人ごっこか…ああ、いいのいいの。好きにして…どうせもう死ぬんだから……。」
ソノヤ「相変わらずグダグダだな、ソノロク…処刑する。」
概要
ドン49話の終盤に登場した、脳人最後の刺客及び最強の処刑人コンビ。
元老院からの命令で、人間界に居る脳人(脳人三人衆及び脳人監視隊)を全滅させるために派遣された。
双方具体的な役職と階級等は一切不明だが、他の脳人から恐れられている辺り、かなりの権力者だと思われる。
能力
これまでの脳人とは異なり、専用のスキンを持っていないが、他の脳人のスキンを強奪し、自分たちのスキンにする能力を持つ。また、その直前の描写から、変身せずとも怪人態になった脳人とも互角以上に渡り合えるほどの戦闘能力を有しているのが窺える。
活躍
ドン最終話で、上記の二人を処刑した処刑人達は、互いに結婚式場で消毒剤を撒き散らすソノシを襲撃し、脳人の使命を果たさずに遊び呆けているばかりか、ヒトツ鬼にすら負ける彼に、ソノヤは「グニャグニャのナヨナヨ」と酷評し、ソノナは「頑張らなくていいのよ。もう終わりだから。」と言い放つ。そんなソノシは、死を察して逃げ出すが、ソノヤに強引に支配権を得られたムラサメで切り捨てられて、処刑された。
こうして、脳人監視隊をあっさり処刑した後、今度はソノイ達脳人三人衆に目を向けた。そう、彼らの本当の目的は、脳人総粛清。
次の標的は、ドンブラザーズへ加入した三人衆だったのである。必然、ドンブラザーズ全体としても他人事では無い状況になってしまい、やがて処刑人から離反したムラサメを含めたドンモモタロウ以外の新生ドンブラザーズと最後の戦いが始まった。
最強の処刑人の名に恥じない戦闘能力でドンブラザーズを極限まで追い詰める。もはや誰もが屈しそうになるが、何処からか笑い声が聞こえた。
「さあ笑え!ハーハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
何とドンモモタロウが神輿に担がれエンヤライドンに乗りながら現れた。そう、彼ははるかの漫画から自分の記憶を蘇らせたのだ!
記憶を取り戻したドンモモタロウの叱咤激励でドンブラザーズ全員は最大最後の超豪華名乗りを上げた。
ソノイ「清廉潔白完全主義、ソノイ!」
ソノニ「美しい花には棘がある。愛を知りたい、ソノニ!」
ソノザ「思い込んだら一直線、ソノザ!」
ドンムラサメ「ジョーズ(上手)に目覚めた、ドンムラサメ!」DON MURASAME!
ドンドラゴクウ「筋骨龍々、ドンドラゴクウ!」超一龍! 「ドントラボルト!」エクストラ!
サルブラザー「浮世におさらば!サルブラザー!」よっムッキムキ!
オニシスター「漫画のマスター!オニシスター!」よっオニに金棒!
イヌブラザー「逃げ足No. 1!イヌブラザー!」よっワンだふる!
キジブラザー「トリは堅実!キジブラザー!」よっトリッキー!
そして...
ドンモモタロウ「桃から生まれた!ドンモモタロウ!」よっ日本一!
ドンモモタロウ「暴太郎戦隊!」
一同「ドンブラザーズ!」よっ暴太郎戦隊!ドンブラザーズ!
名乗りを上げたドンブラザーズの覇気による先制攻撃で吹っ飛ばされてしまい、合体攻撃でビームを放つが、最期はドンモモタロウの最大パワーのザングラソードの一撃でビームを斬り伏せられると同時にあっさり爆散して敗れ去った。しかし、ドンモモタロウは誘爆に巻き込まれる形で姿を消してしまった。あれ以来、タロウの姿を見たものは、誰一人としていない…。
そして、最終決戦から何日か経った。翼はソノニと逃亡生活、つよしは引越し作業のラストに、夏美から、「夢の続き」を提案され、真一は雪の夜に、「去る君の、足跡見えず、雪の夜」と俳句を詠み、はるかは「ドンブラザーズ」の漫画を授賞式で表彰された。
そんなある日、いつものように、はるかはソノザの厳しいレッスンに項垂れていた。するとインターホンが鳴り、ゆり子の代わりに扉を開けると…
シロウサギ宅配便の配達員「縁ができたな」
〜めでたしめでたし〜
余談
- スーパー戦隊のラスボスとして、二人組という設定は、非常に珍しいケースである(厳密には、ラスボスとラスボス専用のマシン等があるが)。
- また、結局元老院が倒されなかった&ソノシのスキンが使われなかったことから、一部の視聴者からは、「元老院の本名が、ソノナ&ソノヤだったら納得できた。」だったり「ソノクが出てきて欲しかった。」という声も上がっている。
- デザイナーの篠原保氏によれば、実は彼ら二人の専用の変身態(+『ソノク』という名前のキャラクター)が出る可能性もあったようで、ブログにてラフスケッチが公開されている。
- それによればソノナは「悪魔くん」がモチーフの緑の姿、ソノヤは「忍者ハットリくん」がモチーフの紺色の姿、ソノクは「黄金バット」がモチーフの金色の姿とのこと。