概要
2016年8月12日放送「ダジャレでやっつけろ！」に登場。
小型のアンテナがついた赤い帽子。パーティーグッズの一つで、これをかぶりダジャレを言うと、15分間そのダジャレがその通りになる。現代のダジャレだけではなく、古文の洒落にも適応している。
ストーリー
エッフェル塔が嫌いな人はあえてその近くに住み、ここならエッフェル塔が見えないだろと言うのがフランスでのジョークだとスネ夫は皆に解説したが、のび太だけは何が面白いのか分からなかったため、自分でもジョークを言うことになり、「パンダの好きな物はパンだ」と発言。しかし爆笑していたのはのび太だけで、スネ夫からは「そう言うダジャレが一番つまんないんだよ！」と言われてしまった。
この悔しい思いを訴えるのび太は、同じギャグをドラえもんにも言ってみたが、やはり同じような反応をされてしまい、本人は苦笑いしながら面白いと発言。そして「この面白さを皆に理解させてやりたい」といわれたので、「ダジャレーダー」を取りだしのび太に被せると、何かダジャレを言ってみるよう言い、のび太が「その椅子いいっすね」と言うと本当に勉強椅子が高級な椅子へと変貌。続いてのび太は「ネコが寝ころんだ」とダジャレを言い、ドラえもんが本当に寝転がり始め、更に「昆布がよろこんぶ」と言って茹でられた昆布を喜ばせ、ママはこれに踊りていた。
更に「布団がふっとんだ」と言うと今度は布団が飛び始め、これを見たパパは自分も試してみることにし、「下駄が笑ったゲタゲタゲタ」、「湯呑が英語を喋ったよ、DO you know me」と言って楽しんでいたが、のび太は、もうそろそろそのくらいにした方がと言ったことで「のび太のズボンが落ちた ズボーン」とズボンを落とされてしまった。
それでも何とか返してもらえ、外に出るとしずかが出木杉と歩いていて、これから図書館にいくところだと言われると、それよりもっと面白いことがあると言って彼女にもこの道具をかぶせた。そして何でもいいからダジャレを言ってみてと言われたので、しずかは「ウシが笑ったうっしっし」と言うと、その場にウシが出現し本当にその通りに笑っていた。
更に出木杉も試してみることになったが、言った洒落が「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」という小野小町が詠んだ歌の一文だったため、笑うというより勉強になるものだったので、納得がいかないのび太は「本が咳をしたゴホンゴホン」とダジャレを言い、本に咳をさせ勝った気分でいたが、ドラえもんは負けてると思うけどとつぶやいていた。
だがのび太はそのまま空地に向かい、キャッチボールをしているジャイアンとスネ夫に向かって、「空地に塀ができたってねーへぇ～」と言い本当に地面から塀を出現させたり、「土管が爆発したドッカーン」というダジャレで土管を爆発させたりし、スネ夫に掴みかかられると「トイレにいっといれ」と言いトイレに走って行かせた。
しかし帰ってきたスネ夫に「のび太の毛が伸びた」と言われたことで髪の毛が長髪になってしまい、ドラえもんにもう一つダジャレーダーを出してもらって、スネ夫とダジャレ対決をすることになり、互いにダジャレを言い合って攻撃しあっていたが、中々決着がつかず、その末にのび太が「あの星欲しいー」と言ったことで地球に小惑星が衝突する事態になってしまった。
そこで地球を救うようなダジャレを言うことになったが、いいものが思いつかずパニックになかった。しかしそんな時、偶然パパがその場に居合わせたためダジャレを言ってもうことになり、星も間近に迫って来ていたが、「星が逃げってたよスターこらさっさー」というダジャレで何とか衝突は回避することができた。しかしこの後も調子に乗ったパパがダジャレを言い続けたため、一同はうんざりしていた。
