当記事は「ダークサムス」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にサムスのダッシュファイターとして参戦。
ファイター番号は04'、通り名は闇のフェイゾン生命体。
第1作からファイターが参戦しているにもかかわらず、事実上1人しかいなかった『メトロイド』枠において、リドリーに続くカリスマ的ヴィランの参戦は、やはりというべきか歓迎の声が多かった。
ダッシュファイターのためワザの構成はサムスと同じで、残念ながらアシストフィギュア時代のワザは一切使用しない。
一応、勝利ポーズの中には『プライム3』で行ったダークエコーズを繰り出す動作がある。
ワザ名もほぼサムスと同じだが、最後の切りふだのみ「フェイゾンレーザー」という異なる名称が設定されている。
なお、ダークサムスの参戦に伴い、彼女(?)を再現していたサムスの8Pカラーが変更されている。
サムスとの違い
サムスとの主な違いは以下の通り。
- 登場演出が青いオーラを纏いながらのモーションに差し替え。
- 基本モーションの多くが独自のもので、ワザのモーションや演出の違いも多い。
- 使っていない部位を脱力させる、浮遊したまま攻撃する、アームキャノンが分解する、など。
- ダッシュの動作が前のめりで浮遊するものになっている。
- サムスは普通に走る。
- ステップ前後のふりむきが全ファイター中もっとも速い(サムスは一般的)。
- これにより、反転空後の飛び込み距離、引き空前の後退距離、ステステ時の移動距離が激減し、運動性能やコンボ性能が低くなっている。
- この性質により、反転動作を含めた空中ダッシュの移動距離が強化されている。
- 反転ステップから走行への移行が遅く、隙が生まれやすい。
- ただし、反転から走行へ移行した場合サムスよりわずかに速く移動できる。
- 投擲アイテム持ちモーションが異なる。
- これはダッシュファイターでは唯一。
- 緊急回避のスキが少ない。
- 緊急回避時にモーフボール状態にならない。
- シールドが若干小さい(Ver.6.1.1までは逆に大きかった)。
- 通常ワザの炎属性が電撃属性に変更。
- ダッシュ攻撃の動きが小さく見切られにくいが、移動距離に劣るため反撃を受けやすい。
- 横スマッシュ攻撃のリーチが短い。また、引き動作が小さく反撃を受けやすい。
- 上スマッシュ攻撃の打点が低い。
- 根本当てすると抜けられにくいが、先端当てをすると抜けられやすい(サムスとは真逆の性質)。これにより、小さい相手に対しては強いが、コンボ性能は劣っている。
- 通常必殺ワザ「チャージショット」の打点が低く、低姿勢のファイターを攻撃しやすい。
- 横必殺ワザ「ミサイル」と下必殺ワザ「ボム」を除き、火炎属性が電撃属性に差し替え。
- これにより、ヒットストップの長さに差がある。
- 最後の切りふだは演出やモーションが微妙に異なるほか、バックファイアがないため後ろからでも敵を巻き込みやすい。また、ヒット数もサムスより多めで高威力。
立ち姿や風格はコンパチとは言い難いオーラを醸し出しており、ビームエネルギーやミサイルの形状、ボムの色の違いに加え、回避アクションやアピール、ジャンプの挙動やダッシュなど所々サムスとは挙動が異なる。
サムスより接近戦は強く、判定や打点が低く当てやすいので対策はダークサムスが上。だが運動性能やジャンプは独特で使いづらく、サムスのように丸くならないため喰らい判定が大きい。ダッシュ攻撃も反撃されやすい点もあって弱点は多め。
一言でいえば、「小さいファイターや遠距離戦に長けるが、体格と姿勢の違いや、体が丸くならないことにより喰らい判定が大きいため、ダメージを喰らいやすい」サムスといったところ。
性能差は小さく好みの範疇だが、強いて言えば接近戦メインで持ち込みたいならダークサムス、遠距離と接近戦で戦いたいならサムス…といった感じの違いはある。
その他
勝ちあがり乱闘「仲間に牙剥く精神汚染」
ROUND | 敵 | 味方 |
---|---|---|
1 | リンク | ゼルダ |
2 | クロム、ルキナ | ルフレ |
3 | リュウ | ケン |
4 | ゼニガメ、リザードン、ピカチュウ | フシギソウ |
5 | マリオ、ピーチ、デイジー | ルイージ |
6 | サムス、リドリー(バトルロイヤル) | |
BOSS | マスターハンド(&クレイジーハンド) |
『プライム3』で洗脳を行っていたことから、ROUND5までは主に原作で洗脳されたことがあるファイターを味方に付ける内容となっている。
ROUND4は『ミュウツーの逆襲』の「クローンポケモン」が由来。ただしフシギソウのクローンは作ってはいない。進化前後なら登場する。
他に洗脳された事が多いファイターとしてはデデデが挙げられる。彼が登場しないのは、自分の意思でカービィと対峙する事も多いからと推測される。