概要
2024年8月10日放送。
海中に撒いた専用の餌を魚が食べたことを認識すると、自動的に吸盤のついたロープが伸びてその魚にくっ付き、上に乗って移動することができる。また乗ると同時に使用者の体もそれに合わせて小さくなり、これを握っている間は水中でも溺れず会話もできるようになる。
ストーリー
珍しくスネ夫から別荘に誘られたドラえもんとのび太だったが、クルーザーが4人乗りだからという理由で沖ノ島でのバーベキューには連れて行ってもらえなかった。だがこの船より先に到着できたら食べさせてもいいと言われたので、ドラえもんは「トトライド」を取りだし、撒いた餌を食べにやって来たフグにこれを取り付け島まで運んでもらうことにした。
しかし泳ぐスピードがかなり遅かったため、もう一度餌を撒き、今度はブリに乗ってようやくスネ夫達に追いつくことができた。だがスネ夫の方も対抗心を燃やし、スネ吉にブリのことを伝え、クルーザーで大波を起こしドラえもん達をブリ」から落下させた。悔しい伸びやはドラえもんに餌をすぐに出すよう言い、これを撒こうとしたが、その時トトライドを落としてしまい溺れかかて後、これを追いかけたことで海底まで移動。
見渡す限り魚の姿は見えなかったが、その時トトライドが反応して海底の砂に隠れていたカレイに乗ることとなったが、これも泳ぎが非常に遅かったためレースには不向きだった。するとそこに奥の方から巨大な魚影が泳いできたため、これに乗り換えようとしたが、正体がホホジロザメだったため食べられそうになってしまった。
飲み込まれそうになるも、その時トトライドが反応して今度はトビウオに乗ることができたため、海上を飛んで逃げ切ることができた。そしてクルーザーに追いつくと、のび太はスネ夫を挑発し始め、スネ夫もモップを持って対抗してきたが、これがジャイアンの顔に当たったことで殴られる羽目になってしまった。
それでもスネ夫は諦めず、スネ吉に水鉄砲を出してもらって、これでトビウオを打ち落としにかかり、ドラえもんから「そんなのずるいぞ!」と言われても「勝負にずるいもヘチマもあるものか!」と攻撃を続行。結果ドラえもん達は打ち落とされ、次はタコに乗ることとなったが、これもスピードが出なかったため、その時上を通りかかったカジキに乗り換えようと思いつくも、通り過ぎてしまった。
だがすぐにカジキがタコを捕食するため引き返してきたので、2人は一瞬食べられそうになるも、何とか餌を食べさせて搭乗しクルーザーに追いついてきた。だがスネ夫とスネ吉も負けじと対抗し、クルーザーを猛スピードで進行させたが、これによりエンジンがオーバーヒートしたためクルーザーが停止し、勝負はドラえもん達の勝利となった。
そしてのび太も高級な肉をバーベキューにして味わうことができたが、バーベキューの上に転がったトトライド用の餌をしずかがミートボールと間違えて食べたことで、彼女がトビウオのようになってしまい、ドラえもんとのび太もこれに反応したトトライドに捕まって、海上を振り回されることになってしまった。