トリックフラワー(ポケモン)
とりっくふらわー
花粉と特殊な仕掛けがたっぷり詰まった花束爆弾を、相手に気づかれぬよう送り込み、回避しようのない状態で炸裂させる。
必中かつ確定急所という事は、自身の攻撃や命中率ダウン補正・相手の防御や回避率上昇補正・リフレクターを問答無用で無効にすると言う事である。
その実質威力はタイプ一致補正込で157.5。また、接触しないので「ゴツゴツメット」や「せいでんき」などの影響も受けない。
ただし、相手のポケモンが特性「カブトアーマー」や「シェルアーマー」だったり、「おまじない」の影響下にあったりすると急所に当たらず通常の威力になるので注意。
似たような技にはウーラオスの「あんこくきょうだ」と「すいりゅうれんだ」があるが、あちらはそれぞれ攻撃力80,25x3(実質的には180、56.25x3(168.75))である代わりに接触技であり、命中100で必中ではない。
仕様上積み技による受けを許さない強力な技だが、くさタイプは半減されるタイプが多く積まなくても受けられてしまうことが多いため、どんな相手にも刺さるわけではなく絶妙なバランスが取れている。
必中技のわりにPPが10と低いのは、「確定急所」という効果が優先されてのことだろうか(こおりのいぶきややまあらしもPP10)。
ダブルでは味方の「いかりのつぼ」のトリガーとしたり、「みずびたし」で抜群にしてもらうコンボが有名。
ポケモンGO
「シェルブレード」「マジカルフレイム」「かげぬい」と同じく、恒常技なので任意のタイミングで覚えさせることが可能。
性能は、ジム・レイドでは威力75の3分割ゲージ技(硬直時間は2.7秒)。
悪くはない性能だが、恒常技の「くさむすび」や、同じくコミュニティ・デイで習得できる「ハードプラント」の方が使い勝手が良く、基本的にジム・レイド戦でお呼びがかかることはない。
一方、PvPでは威力30、エネルギー消費量35で、確定急所の代わりに確定で攻撃力が1段階上昇するという破格の性能。威力が10上昇したくさタイプ版の「グロウパンチ」と思ってくれて問題はない。これまでマスカーニャは自力で火力を上げるとなると低確率でしか攻撃力上昇効果の発動しない「つじぎり」に頼るしかなかったため、大幅なパワーアップを遂げたと言える。PvPでは「ハードプラント」ではなくこちらを採用するという選択肢も十分ありだろう。
なお、同様の効果を持つ技には「くさわけ」があるが、あちらと比べると威力は大幅に劣る代わりに消費エネルギーの少なさ(コスパの良さ)で差別化が図られている。まあ、そもそもマスカーニャは本作では現時点で「くさわけ」は覚えられないので特に問題はないのだが。
こおりのいぶき やまあらし ばちばちアクセル きゅうしょにあたった!
三歩必殺:技のモーションが「1歩、2歩と進み、3歩目と同時に指を鳴らし、直後に回避が困難(不能)な攻撃を繰り出す」事から。