概要
2022年6月24日に公開されたアンパンマン映画。
ゲスト声優は女優の北川景子とお笑い芸人のジャングルポケット。
お笑い芸人枠のゲスト声優は初のトリオ出演でもある。
脚本は令和からアニメに参加し、劇場版初参加でもあり、チーズの恋敵カマンベールくんの生みの親でもある葛原秀治氏。
あらすじ
今回の舞台は〈バケールカーニバル〉!
どんなものにも変身できる、かわいくて愉快なオバケたちの街・オバケタウンで開催される楽しいお祭りです! 子どもたちは、遊園地のように華やかでワクワクするバケールカーニバルを心から楽しみます。 ところが、変身が苦手なオバケの男の子・ドロリンだけは楽しむことができず、ひとりぼっちに・・・。 そんなドロリンはクリームパンダと出会いときにはぶつかり合いながらも絆を深めていきます。
彼らは世界一の変身パワーを秘めたマント〈まっくろマント〉を探しに“おぞましの森”へと向かいますが、 そこにばいきんまんが現れマントの力でバケールカーニバルをめちゃくちゃにしようと大暴れ! アンパンマンたちはばいきんまんから楽しいバケールカーニバルを守ることができるのでしょうか? みんなが笑顔になる大冒険が今、はじまります!
関連タグ
それいけ!アンパンマン 劇場版アンパンマン クリームパンダ ホラーマン 掃除機 冷蔵庫
ネタバレ注意
アンパンマンの映画第1作から通して観ている人には、懐かしいキャラクターデザインがたびたび登場してくる。
ドロリンは変身が苦手というが、変身することはできても、自身の思い通りの形まではできなかった。周囲ができるのに、悩んでいた様子。
「自分のために」ではなく、「だれかのために」、「笑顔をみたいために」と気持ちを切り替えたことで成功。
アンパンマンは、カーニバルの招待客で、ドロリンに顔をあげ、幼少の頃のことを話した。顔が欠けていることで、ばいきんまん相手に苦戦を強いられる。
クリームパンダとホラーマンは、ドロリンと同行したことで、彼の成長のきっかけとなった。ホラーマンは善悪両方のキャラクターだが、バイ吉くんやドキ子ちゃんと一緒に、カーニバルを楽しむ客であり、悪事に加担することはなかった。
本作では、ボス的存在のキャラクターが歴代作品の中でも多い方。
まっくろ魔王
回想のみ登場。まっくろマントの持ち主。オバケたちの防衛に、消滅。まっくろマントのみが残った。
おばけナマズ
巨大な魚。なんでも飲み込む。陽気なホラーマンたちのダンスにより、ホラーマンたちを解放した。
おばけコウモリ
大群で襲ってくる。合体も可能。超音波や体当たりができる。メロンパンナのメロメロパンチを背後から喰らい、正面からトリプルパンチを喰らい退場した。
おばけ大木
顔は雪鬼に似ている大木。ドロリンを捕まえて、マグマの方へ投げた。
助けに来たアンパンマンに投げられて、逃走した。
ばいきんまん
世界一の変身パワー・まっくろマントを手に入れたのは、ばいきんまん。
氷の女王(バイキン氷の女王)に変身し、オバケたちを凍らせた(ドキ子ちゃんにも吹雪が当たった)。
すなおとこ(バイキンすなおとこ)に変身し、アンパンマンたちの攻撃をかわし、砂笛で竜巻を起こした。
化石の魔王(バイキン化石の魔王)に変身し、カレーパンマンたちを石にした。アンパンマンの飛行も不可能にした。
どろんこ魔王(バイキンどろんこ魔王)に変身し、触覚でアンパンマンたちに勝利したかと思われたが、覚醒したドロリンと元気百倍になったアンパンマンに、勝負はつかず。
ばいきん大魔王(バイキンまっくろ魔王)に変身し、手から光線を放ち、アンパンマンを襲うが、背後から掃除機に変身したオバケたちに吸い込まれ、姿勢を崩される。
その隙に、アンパンチを喰らい、退場となる。
強制変身の展開はなし。固めの展開は、とばせ!希望のハンカチ(第25作/2013年)以来である。