概要
「ジャンプNEXT!」の付録ポスターで展開された古舘春一先生の描き下ろしである「映画風ポスター」という
映画の宣伝風のポスター関連の作品につけられるタグ。
ハイキュー!!のキャラクター達が製作から出演まで務めている。
現在5回行われているが、いずれも共通して脚本・監督は縁下力である。
また、すべてに清水潔子が出演している。毎回美術監督は伊達工業の誰か。
スタッフは「縁下組」と書かれたパーカーと「TEAM 縁下」と書かれたTシャツを着ているようだ。
●第一弾「FINAL HAIKYU QUEST」
詳しい記事は→「FHQ」
●第二弾「HAIKYU FIGHTER The MOVIE」
奪われたコートを取り戻す戦いが始まる―!!
スタッフ
出演
- 日向翔陽(ショーヨー)・・・武者修行中の武道家その1。
- 影山飛雄(トビオ)・・・武者修行中の武道家その2。
- 谷地仁花(ヒトカ)・・・インターポールの捜査官のチャイナ娘。語尾に「~アル」がつく。
- 田中龍之介(リューノスケ)・・・隻眼の元軍人。
- 澤村大地(サワムラ)・・・犯罪組織カラスノーの首領。仲間のために頑張っていたらいつの間にか犯罪組織の首領になっていた。
- 清水潔子(シミズ)・・・サワムラの親衛隊。サワムラの命令を忠実にこなす戦闘マシン。
- 木兎光太郎(コータロー)・・・フクロウ流を広めたいらしい格闘家。
- 灰羽リエーフ(リエーフ)・・・ロシアからやってきた野生児。地球上で1番強い生物になりたいらしい。
元ネタはおそらく「STREET FIGHTER」。格闘家に扮したキャラクター達が描かれている。
前回から日向、影山、田中、清水は続投。今回は澤村+FHQ以降本編に新しく登場したキャラクター達(谷地、木兎、灰羽)に出番が与えられた。
ラスボスはどうやらどこかの赤い彗星を彷彿とさせる衣装を身にまとった澤村の様子。
オーラが尋常じゃない。
ジャンプNEXTにポスターが掲載された際、さらに番外編として1Pの漫画がついた。
裏方の様子らしく、縁下監督に「潔子さんに踏まれるシーンを入れて下さい!!」とお願いする田中と木兎が見られる(ちなみに代わりに罵倒されるシーンが追加されたらしい)。
リエーフの衣装であるライオンの被り物で盛り上がる1年生たちの様子も微笑ましい。
さらにFHQの時と同様に、ショーセツバン第3巻でポスターが再収録された上にその内容が閑話休題といった形で補完された。
その内容はだいたい犯罪組織カラスノーに、主人公であるショーヨーとトビオを始め他キャラクターたちが挑んでいくというもの(だいたいシミズにガン無視されている)。
ショーヨーとトビオは修行のために強者と戦うことを望んでいた。キャッチコピーである「奪われたコート」というのはヒトカの母親のコートのことらしい。尋常じゃないオーラをまとっていたサワムラは成り行きで犯罪組織の首領になっていただけで、やはり仲間思いの善人だった。
ちなみにショーセツバン第3巻に再収録されたポスターの裏面には、日向と影山の衣装を盗んで撮影に紛れ込もうとしている及川と黒尾、そしてそれを発見した赤葦、西谷、衣装を探す鎌先が描かれている。
FHQに出演していた2人だが、今回も参加したかった模様。
ゲーム第二作目である「ハイキュー!!Cross team match」でミニゲーム化。合図が出たら相手より早くボタンをという早押しゲーである。ドット絵仕様の格ゲー画面を楽しめる。
●第三弾「烏の家」
平和で静かな暮らしが始まる――筈だった。
スタッフ
出演
- 日向夏…屋敷に引っ越してきた一家の長女。除霊(物理)を行う程度には強い。
- 日向翔陽…屋敷に引っ越してきた一家の長男。夏の兄。
- 東峰旭…屋敷に引っ越してきた一家の父親。子供たちと違い気弱。
- 武田一鉄…前の住人の依頼で屋敷を訪れたエクソシストの神父。
- 清水潔子…同じくエクソシストの女性。
- 烏養繋心…屋敷の前の住人。精神的に色々とタフネス。
- 谷地仁花…肖像画に閉じ込められたネガティブな少女。
- 田中龍之介…学生帽を被った村の男性。
元ネタはおそらくアメリカのホラー映画「悪魔の棲む家」。今回はキャスト陣が烏野関係者で固められ、日向の妹・夏、東峰、武田、烏養は初出演。
この企画もショーセツバン第4巻にポスターが再収録され、ストーリーが閑話休題として書き下ろされた。
ワケありの一軒家に越してきた父子とその周りの人々に扮したキャラクター達が描かれている。
山奥の豪華な洋館に越してきた一家が、次々と訪れる怪しさ満点の人々や、屋敷内で起こる怪現象に怯えたり呆れたりする、王道ストーリーのホラー。
しかし、話のラストで語られる展開は中々に衝撃的だったりする。
再収録されたポスターの裏面には、撮影前の日向と東峰、美術監督として参加した青根、その青根に指示を出す縁下が描かれている。
こちらは別の意味でホラーになっている。
ゲーム第二作目である「ハイキュー!!Cross team match」で所謂ノベルゲーとなってミニゲーム化。選択肢次第で展開が変わるため、豊富なルートがある。
●第四弾「CROW'S ANGELS」
それは美しく、危険な烏。
スタッフ
出演
- 清水潔子・・・クロウ探偵事務所のエージェント(エンジェル)。乗馬が得意。
- 谷地仁花・・・クロウ探偵事務所のエンジェル。サーフィンが得意。
- 田中冴子・・・クロウ探偵事務所のエンジェル。バイトはウエイトレスらしいが・・・
- 東峰旭(ジョン・ボンスレー)・・・エンジェル達のマネージャー。ジョンのはずだが東峰と呼ばれてしまう。
- 武田一鉄・・・クロウ探偵事務所のポエミーなボス。
元ネタはおそらく「Charlie's Angels」。
田中冴子が初出演。
ショーセツバン第5巻にポスターが再収録され、ストーリーが間話休題として書き下ろされた。
内容はクロウ探偵事務所の依頼が来て、それを解決する探偵物だが、いろいろぶっ飛んでいる。
途中にはれっつ!ハイキュー!?に関連していると思われるネタもある。
再収録されたポスターの裏側には女子に囲まれる東峰(ジョン)とそれを虚ろな目で影から見ている田中と西谷が描かれている。その後東峰に何があったかは不明。
●第五弾「Shimmer Tsukky」
史上最強の現実主義者がやってくる。
スタッフ
出演
- 月島蛍(シマー・ツッキー)・・・バリボール魔法魔術学校新入生。かなりの現実主義者。伝説の魔法使いの弟。やけにドラゴンに反応するが・・・
- 山口忠(タダシ)・・・バリボール新入生。
- 谷地仁花(ヒトカ)・・・バリボール新入生。
- 青根高伸(アオネ)・・・学園の森番をしている大男。
- 清水潔子(キヨコ)・・・変身学の教師。見目麗しい魔女。
- 東峰旭(アサヒ)・・・黒魔術の教師。難しい質問をする嫌な教師。
- 日向翔陽(ヒナタ)・・・バレーボールの試合に出た小柄な少年。
- 影山飛雄(カゲヤマ)・・・ヒナタと喧嘩ばかりしている少年。
- 烏養一繋・・・小説未登場。
- 武田一鉄・・・小説未登場。
- 泉行高・・・小説未登場。
- 関向幸治・・・小説未登場。
元ネタはおそらく「ハリー・ポッター」。正式名称は「Shimmer Tsukky AND THE PHILOSOPHER'S BALL」。月島、山口などが初出演。
ショーセツバン第6巻にポスターが収録され、ストーリーが間話休題で書き下ろされた。
内容は現実主義者、シマー・ツッキーがバリボールに入学し、学園で不思議な時を過ごす魔法とバレーボールなファンタジー。
しかしラストはそこそこ衝撃的。
ポスターの裏側には影山と動物についての漫画が描かれている。
なんと影山がカエルを手にのせている。
●第六弾「THAT'S ABSURD!」
バレーボールより愛を込めて。
スタッフ
出演
キャッチコピーからおそらく元ネタは「007」だと思われる。正式名称は「THAT’S ABSURD -Golden Vollyball」。
研磨が久々の出演。美術監督は相変わらず伊達工メンバーが担っている。また、スタッフに白鳥沢メンバーが初参戦。