スペック
機体名 | バイオケントロ |
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番号 | GB-003 |
所属 | ディガルド武国 |
分類 | ケントロサウルス型 |
全長 | 17.3m |
全高 | 9.5m |
重量 | 60t |
最高速度 | 170km/h |
乗員人数 | 1名 |
装備 |
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武装 |
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得意技 |
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概要
ディガルド武国が保有するケントロサウルス型のバイオゾイド。バイオゾイドの例に漏れず、草食恐竜ながら獣脚類のような顔立ちをしている。
全身を鋭い刃で武装しており、前脚に装備された自在に稼働する2本の槍「ビーストスレイヤー」による斬撃や刺突、ヘルアーマーをより硬質化させた背部のバックランス等接近戦に特化している。
アニメでは、四天王のバイオゾイドで唯一ヘルファイアーを吐くことはできないものの、背中のバックランスを強力なミサイルにして発射する。対象物に突き刺さると共に大爆発を起こすので、火薬または別の起爆剤かエネルギーを内包していると思われる。このミサイルは、原理は不明だが発光と共に瞬間的に再生する。
- メタ的には、バンブリアンに対する意趣返しであると思われる。また、『ゾイド-ZOIDS-』では、オーガノイドのアンビエントによって変貌させられたガンスナイパー「トゲスナイパー」が、爆発こそしないが似た武器を使用していた。
ポイズンバイトが、ゾイドに対してどの様な効果を持つ武器なのかは不明である。似た様な名称の武装は、たとえばジェノブレイカーのポイズンミサイルなどが存在する。
ストーリー
『ゾイドジェネシス』ではディガルド四天王の最年少ソウタの愛機として登場。
初登場の24話ではディガルド討伐軍に合流しようとしていた3体のシャドーフォックスを迎撃。一体を尻尾の一撃で撃破し、もう一体も突進してきたところをビーストスレイヤーで串刺しにして撃破したが、残り一体は合流してきたバイオラプターに任せバイオプテラと共に撤退する。
その後もソードウルフやハヤテライガーを圧倒したが、ムラサメライガーに前足斬られて撤退する。
その後は大群を率いて討伐軍の本拠地であるズーリに攻め込んできたが、ムラサメライガーが新たにエヴォルトしたムゲンライガーのムラサメブレードとムゲンブレイカーで今度は自分が徹底的に切り刻まれて大破した。
その後、残骸から一本のビーストスレイヤーは討伐軍側に寝返ったソウタの新たな機体となったランスタッグに引き継がれている。
最終回では、ナンバーが搭乗した量産型が、バイオトリケラの量産型やディグと共に多数登場。数に任せてケーニッヒウルフを集団で串刺しにし、寝返ったバイオメガラプトルと刺し違え、レインボージャークを守るデッドリーコングの全身にバイオトリケラ達と共にバックランスを浴びせた。
「スーパーロボット大戦」シリーズではオリジナルの敵勢力にもバイオトリケラと共に使用される。
キット
キットは2005年6月30日に発売。駆動の為の動力ユニットを持たない代わりに身体の各部の関節が可動し、バイオゾイドコアの発光と共に鳴き声を発するギミックを有する点はバイオメガラプトルなどと共通。可動箇所は口・首・四肢・・膝・足首・尻尾の各部・ビーストスレイヤーの基部・コックピットハッチとなる。ビーストスレイヤーは銀色で塗装されており、基部はボールジョイントとなっているので自由に可動させることが可能。
音声ギミック(CR2032型ボタン電池を1個使用)のボタンは腹部の右側にあり、ボタンを押すと咆哮⇒斬撃⇒踏み込みの3パターンの音声が流れ、バイオゾイドコアが発光。ボタンを2回連続で押すと、次にボタンを押すまでの間上記の音声を繰り返しつつバイオゾイドコアを点滅させながら発光する。
余談
- 剣竜型(バイオケントロ以外はステゴサウルス型)ゾイドとしては、初めて格闘戦に特化した機体であり(同系統では初めてバイトファング系の武装を装備している)、同時に、初めて電子戦能力を持たない機体でもある。
- 四天王のゾイドとしては、アニメにて唯一ヘルファイヤーを装備していない。
- アニメでの、バックランスがミサイルになる機構は、近い物が関連作品である『ゾイドジェネレイションズ』の死神バイオの武装として登場している。
関連動画
関連タグ
ゾイドジェネシス ディガルド武国 バイオゾイド ケントロサウルス
ステゴゼーゲ…同じく四天王が使用する剣竜型ゾイド。