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バハムート(Cygames)

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ばはむーと

Cygamesが配信しているゲーム『神撃のバハムート』や『グランブルーファンタジー』、『Shadowverse』などに登場する『特別な存在』。

概要

世界観の一部、設定を共有しているCygames作品に登場する存在。

一言でいえば「神」。というか神以上の存在

神撃のバハムートはタイトルになっているだけあって唯一絶対の存在として、グランブルーファンタジーにおいては「創造神」として君臨しており、圧倒的な性能を誇るカードやアイテムとして登場する。

多くのCygames世界に於いて物語の根幹に関わる非常に重要な存在である。

ちなみに、Cygamesのシンボルマークも、バハムートをモチーフとしたチェスの駒である。

各世界線のバハムート達

神撃のバハムート

初出。当作品の舞台となる「ミスタルシア」を創りだした存在。

神話の時代より存在し、全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。全ての始まりと全ての終りを司る究極にして絶対の存在。神をも凌駕するその一撃はタイトルにもなっている「神撃」と例えられる。

ゲーム上でも最初こそSSレアだが、他は最高レアの「レジェンドレア」しかないという桁外れた強さを持つ。

神としての威厳を保つためなのか破壊衝動を切り離しており、それは「プロトバハムート」として独立している。

「バハムート」を冠するカードイラストの多くは相場良祐によって描かれている。

グランブルーファンタジー

こちらの世界でも創造神。初期設定では、星の民という外世界から現れた存在に捕らえられその配下「星晶獣」に変えられてしまった。ただし、神としての威厳を保つためにその意識を別の存在に移したとされるが…?

現在はその身を2つに分け、「空の神」と「星の神」と分裂し、それぞれの世界の行方を見守っている。

アニメ版や現在は「始原の竜」「闇の炎の子」として扱われ、その大いなる力は世界に変革をもたらす可能性を持つ。

しかし、この竜が雑な創世をしたため各所で歪みが発生しており、世界の危機の原因になっている。要するにだいたいこいつのせい

現段階でもバハムートに関して数多くの謎が存在している。例えば、これらのマルチバトルで手に入る固有アイテムであるが、空域に存在しない物・膨大な叡智が記録されているがごく一部しか解明されてない物ばかりである。少なくても神と言われているも厳密にいえば、このバハムートも人工的に作られている可能性が大いにあり得る。

HEART_OF_THE_SUN及びルシオ(グラブル)の最終上限解放エピソードで内容を改めて振り返ってみると、恐らくこのバハムートはとある勢力に作られた可能性がある。

そもそも、このグラブルの世界は太古の昔には瘴気にまみれてしまい人が住むには最早不可能と言わんばかりの環境であったが、どこからかやってきたこのバハムートの破局で、今の地球が成り立っている…というエピソードがあるため、それならば自然的な力で発生したのではなく、人為的な力で作られたということとなる。

本ゲームでは「バハムート」「プロトバハムート」が別々に存在しているが、アニメ版、漫画版などでは「プロトバハムート」の事を「バハムート」と呼んでおり、本編でも重要なシーンにはプロトバハムートのグラフィックが登場している。

アイテムとしては召喚石として登場。プロトバハムートはチュートリアルで手に入るため雑な性能だが、バハムートは闇属性のキャラ、武装に対して桁外れた効果を与える。

最終上限解放が一段階設定されており、解放すると元々120%だった加護効果が140%に、さらに召喚効果で攻撃力だけでなく奥義性能もアップするようになる。また、5周年アップデートで新規イラストを引っさげてさらなる上限解放が追加された。

2017年7月、神撃のバハムートからなんと神撃の究極竜こと「アルティメットバハムート」が出張。難易度はIMPOSSIBLE。HLすらコテンパンにされつつあるプロバハを遥かに超える、神の名に恥じぬ圧倒的すぎる力で多くのエンドユーザーを破局に導いた。

アルバハの登場により、3体のバハムートが存在する事になったが、同一の存在か、空似の何かかは一切不明。

2021年12月3日、アルティメットバハムートの更なる上となる存在「スーパーアルティメットバハムート」が登場する。それに伴い、バハムートウェポンとオメガウェポンに5凸が実装された。オメガウェポンは4凸と5凸が同時収録だが、5凸には超アルバハを撃破した際のトレジャー「アルテマメモリ」が必要となる。逆にバハムートウェポンの5凸にはアルテマメモリは不要だが……こいつの討伐がある意味でも必要となる

2022年12月26日のアップデートでは、召喚石では初の限界超越が追加された。これによって最大でレベル250までとなり、各種能力も大幅に上昇という5凸まででもかなりの強さだったバハムートが更に強化される事に。

限界超越

限界超越後召喚効果の奥義性能UPが創世の翼付与に変化。召喚時ダメージ計算が闇属性から自属性10倍になる。
レベル210加護効果が全属性に変更。全属性攻撃力150%UPになる。
レベル220サブ加護効果「召喚石の与ダメ30%UP」が追加
レベル230召喚時ダメージが強化。加護効果強化。
レベル240サブ加護の性能強化
レベル250召喚時ダメージ強化、召喚効果に「召喚石の使用間隔1T短縮」を追加、加護効果に「召喚石の使用可能T数を3T短縮」追加。サブ加護に「召喚石の使用間隔1T短縮」を新規追加

ただし、この限界超越を行うためにはアップデート後に実装された刻の流砂という新トレジャーが必要で、バハムートの限界超越では最大15個必要となる。他にトレジャーを使うのではないか、と十天衆の限界超越をしたことのある人では思いそうだが、これだけで問題はない。ただし、特定マルチレイドでドロップする一方で入手難易度が確率の低いこともあって物欲センサーが動きかねない状態である。その点だけには注意。

(一応、特殊な上位称号を入手することでも刻の流砂が入手でき、アップデート前に称号を入手済みの場合、刻の流砂が補填されることとなった。現在は、アーカルムの十賢者の最終上限解放などにも使用するため、用途は増えてきている)

その一方で、最終段階には刻の流砂以外に金剛晶も必要となる。入手方法を考えると、こちら方も難易度の高いトレジャーだが…。

余談だが、空の世界には現実世界における「Oh, My Gad!」にあたる言葉として「オーマイバハムー」という表現があり、たまに使用する人達がいる。

Shadowverse

第3弾カードパック『バハムート降臨』のレジェンドとして初登場。

同カードパックのPVにも登場しており、その圧倒的な力で全てを破壊し尽くすシーンが描かれた。

カード名バハムート
種類フォロワー
クラスニュートラル
レアリティレジェンド
コスト10
進化前攻撃力:13 体力:13
能力相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、相手のリーダーを攻撃不能。
ファンファーレ 他のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを破壊する。
進化後攻撃力:15 体力:15
進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く)
収録セットバハムート降臨

※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。

2018/01/24~2023/03/08

進化前攻撃力:9 体力:9
能力相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
ファンファーレ 他のフォロワーすべてを破壊する。
進化後攻撃力:11 体力:11

※「アミュレットすべてを破壊する」が削除。

場に出しただけでその場にある全てのカードを破壊するというチートじみた性能を持つが、それに叶うほどの重コストを要求される。またデメリットとして、能力を使った後に2体以上再展開されると相手リーダーへの攻撃を制限してしまう。

ニュートラルなので全てのクラスで使おうと思えば使用できるフォロワーではあるが、破格のコストをPPブーストカード、攻撃不能のデメリットを豊富な全体除去で補いやすい「ドラゴン」クラスで主に採用されるフォロワーである。

登場以来多くのデッキで切り札的存在として扱われていたが、2018年1月24日に実施されたアップデートにてとうとうステータスと能力の調整が行われた。

進化前のステータスは13/13から9/9へと変更。これに関して言えば純粋な弱体化という他は無いが、物議を醸したのが「他のフォロワーすべてを破壊する。」という部分。

アミュレット破壊の効果が消えたため、一見アミュレットをメインで使うデッキが相対的に強化されているように見える。

しかし自プレイヤーが扱うアミュレットも破壊しないため、ドラゴンクラスに存在する、ニュートラルに疾走を与える(代わりにデメリットも付与する)アミュレット無謀なる戦と併用すると、他の邪魔なフォロワーを全て破壊したうえで9点のダメージを相手のリーダーに叩き込む芸当が可能となってしまった。

なお新フォーマット「マイローテーション」の開催に伴い、2023年3月8日にはカード能力の変更を受け、元のステータス・能力を取り戻している。

しかしそれによりアミュレットを破壊する能力も取り戻したため、現在上記の無謀なる戦とのコンボは成立しなくなっている。

余談

『バハムート降臨』の英語タイトル『Rise of Bahamut』は神撃のバハムートの英語タイトルである『Rage of Bahamut』のオマージュであると考えられる。

また、前述したPVや実際のバトルではCygamesにおけるバハムートの名に恥じない強力な力を奮っていたが、あくまで数多くあるカードの一つに過ぎないシャドウバースにおけるバハムートは、同ゲームのメインストーリーには(今のところ)一切関与をしていない。

代わりに『管理者』という破壊と再生の化身がストーリーで登場している。

なお、神撃のバハムートにはシャドウバハムートという存在が登場しており、その3進版のイラストには、Shadowverseにおける重要なシンボルである「災いの樹」がイラストに描かれている。

Shadowverseに登場する神撃のバハムートのキャラクターは、現在のところスターシステム的な客演としての登場に留まっているが、その「シャドウバハムート」は神撃のバハムートとShadowverseの設定上の繋がりを示唆する数少ないものだと言われていたが、その後……。

シャドウバースチャンピオンズバトル

TVアニメ版シャドウバースをベースにしたニンテンドースイッチ用ソフト「シャドウバース チャンピオンズバトル」にて、ついにシャドウバハムートがゲームオリジナルカードとして登場することになった。

カード名シャドウバハムート
種類フォロワー
クラスニュートラル
レアリティレジェンド
コスト9
進化前攻撃力:8 体力:8
能力潜伏
攻撃時 このフォロワーが潜伏 状態で攻撃したなら、フォロワー(シャドウバハムートを除く)すべてと、アミュレットすべてを消滅させる。
進化後攻撃力:10 体力:10
能力潜伏
攻撃時 このフォロワーが潜伏 状態で攻撃したなら、フォロワー(シャドウバハムートを除く)すべてと、アミュレットすべてを消滅させる。
収録セットプライズ

※潜伏…自身が攻撃するまで相手カードの能力や攻撃の選択対象にならなくなる能力。

劇中では、世界で数人しかいないとされる「グランドマスター」ランクの者のみが所有する幻のカードとして登場。

とある事情によってシャドウバハムートのカードを探すことになった主人公が、作中世界のシャドバの運営会社である「ジェネシスカンパニー」の社長レオン・オーランシュに打ち勝ったことで譲り受けた。

なお、アニメ版などの派生作品由来のカードが次々と実装されている原作版Shadowverseにおいても、シャドウバハムートは第27弾時点では実装されていない。

シャドウバースF

白銀ミカドの使用するフォロワーの一体としてバハムートが登場。使用された状況が状況だったので、ある意味でも相手にとっては負けフラグといっても過言ではなかった。

その後も何度か登場し、更にはのデッキにも姿を見せることになった

プリンセスコネクト!Re:Dive

一見するとCygames作品におけるバハムートとの関連性は全く無いように見える本作だが、メインクエストにおける大陸の一つ「エルピス島」は、全体像が竜のような意匠となっており、その光景はCygames作品におけるバハムートのようにも見える(参考)。

実際の関連性は現在のところ不明。

ドラガリアロスト

任天堂と共同開発のスマホ向けアクションRPG。通称ドラガリ。

メインストーリーにて、バハムートの存在が判明した。

こちらでは「創世の竜」であり、主人公と敵対する勢力の長と契約を交わしたが、曰く「不完全な契約」であるらしい。その後、契約は完全なものとなったが・・・

総合格闘技 RIZIN

こちらはCygamesがスポンサーになった格闘技イベント。

2016年末に開催されたトーナメントで優勝した選手に贈られるチャンピオンベルトにバハムートの意匠が施されている。

関連イラスト

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  • 黄金の翼よ、紅き踵を護りたまえ

    龍の爪は紅き少女の踵を支える

     満願成就の時はすぐそこまで──。  暁の刻は迫り、雪解けは間もなく。  少女よ、胸を張るがいい。祈りの龍神は汝の願いを聞き届けるだろう。  しかし、慢心してはいけない。  神はなにゆえ、世界に恒久的な平和をもたらさないか。永遠を与えないのか。底なしの沼に落ちても救い出さぬのか。  妖精であろうと、人間であろうと、人型種族であり、知的生命体であるならば、自分で立ち上がらなくてはならない時があると、知らなければならない。  だが、恐るるに能わず。  そのための神なれば、一寸先の闇は払われ、汝の背中は押されるだろう。 (前作、今作を読了なさってから目を通すことをおすすめ致します。)  長々と前回書いてしまいましたので、それに中々進まないものでしてね、前回短編だと思われた方には申し訳なく思います。シリーズとかにしなきゃダメですね……。  ちなみにバハムートはFF14やCygamesそのまま、ということでは無いのです。あくまで形を借りた、というのが正しいです。どこかでお話する機会が持てればいいなと思ってます。  今回は長くなってしまいまして、というのも、 「自分が書いているものが、モルガンやバーヴァン・シーを冒涜してはいないだろうか?」  なんて思ってしまう日があったのです。  ただ、6章読んで、 「根は優しいのだから、多分悪逆になったとて無自覚に、潜在意識では結局魂がすり減るんだろうなぁ……(ため息)」  という感想が出てきてしまって……。それにモルガンとトリ子にとって異物のマスターだからこそ、埋められるピースがあるのかも、と少し勇気が持てました。マスターとの対話がうまくバーヴァン・シーにとって自分と向き合うためのツールになって欲しいと思い、書き続けられたようなものです。  これも一重に大神■■■の恩寵あってこそ。栄えある終焉を。  付け加えるとすると、そろそろ龍としてのマスターの戦闘描写とかいれたいんですが、連作短編とかいう都合上難しいとの判断に思い至りました。ドラゴンの要素早く入れたいからバハムート擬きを出したんですがね……。  オリ主、とは言いながらあくまで総帥は舞台装置みたいなものですから、この際バーヴァン・シーを主役にすべきではと思い至った次第です。とにかく彼は主役向きではない……。  次からがいよいよです。  夜は明け、朝が来ます。  冬は過ぎ、春が来ます。  どうか、祝福と喝采のご準備を。それまでしばしご歓談を。

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