概要
学年誌「小学二年生」1974年2月号に掲載された漫画版『ウルトラマンタロウ』第12回(最終回)「地球が沈む!タロウ最後の戦い!」に登場したオリジナル怪獣。
別名は「熱怪獣」、出身地は南極大陸。
トロンとした両目に突き出た前歯が特徴的なコミカルな外見をしているが、その体はウルトラ戦士より一回り程大きく、全身から高熱を発してミサイルを着弾前に溶融・蒸発させ、周囲のウルトラ戦士の体を火だるまにしてしまうほどの自然発火を発生させた。
なお、何故か足元にだけは熱の余波が影響していないが、理由は不明。
また防御力も高く、ウルトラ戦士たちが一斉に放ったウルトラフリーザーにも耐えきる。
高熱で南極の氷を溶かし、日本沿岸の町や村に大津波を発生させて大混乱させ、ZATのミサイル攻撃を高熱で無効化させた。
そこにゾフィーが初代ウルトラマンからウルトラマンエースを始めとした数十人のウルトラ戦士を引き連れて現れ、一斉にウルトラフリーザーを放って氷漬けにしようとするがそれにも耐えきり、逆にウルトラ戦士の体に引火させて抵抗する。
東光太郎の乗ったスカイホエールの突撃に高熱で迎え撃ちスカイホエールを溶解する。直後に脱出した光太郎はウルトラマンタロウに変身、その勢いで放ったウルトラダイナマイトを至近距離で受け木端微塵に吹き飛ばされた。
だがタロウもまた力尽きて倒れ、ゾフィー達に連れられ光の国に帰還した。