データ
初出 | 第9世代 |
---|---|
いりょく | 140 |
めいちゅう | 100 |
PP | 5 |
タイプ | ノーマル |
わざ分類 | 特殊 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ✕ |
備考 | 2回連続で出すことができない |
概要
『スカーレット・バイオレット』のDLC前編「碧の仮面」より登場したガチグマの特殊個体「アカツキ」だけが覚えている特別な技。
額にある血のように赤い満月からありったけの気迫を撃ちだす。どっからどう見てもビームにしか見えないのはご愛敬。
相当のエネルギーを消費するためか、連続して放つことはできない。
性能面
いわば「威力をわずかに落とした代わりに行動不可のデメリットなしで撃てるはかいこうせん」であり、アカツキの135という特攻種族値、そしてテラスタルによる威力の底上げと相まって脅威度は非常に高い。しかもアカツキにはゴーストタイプによるタイプ相性を無効化するうえ回避率も無視する特性「しんがん」があるためこの技とは相性が良い。
他にも
- いわ・はがねでタイプ受けしようとするとタイプ一致「だいちのちから」
- みがわりでしのごうにも「ハイパーボイス」(「しんがん」により無効化できない)
- タスキで耐えても先制技「しんくうは」(これも無効化できない)
と、アカツキの一貫性が高いことも対処を難しくしている。
弱点となるのは2回連続で撃てないというデメリット、および低いPP。こだわりトリックされると引くしかなくなってしまうほか、プレッシャーもつらい。ただ前者に関しては一致技がどちらも十分威力があるためあまり気にならないだろう。
ただしママンボウやオニシズクモはこの技に耐え得るHPと特防を持つため、ミラーコートによる倍返しには要注意。
ちなみに演出面等からは考えにくいが、シングル戦ではばくおんぱの劣化になっている(こちらは同威力命中でデメリット効果は一切無し)。
もちろんバランス調整により覚えられるポケモンは限られており、元がノーマルタイプのポケモンで特攻種族値が100を超える種族は居ない(不一致ならジャラランガ、ストリンダー、イルカマン(マイティ)がいる)。
あくまで「2回連続で技画面で選択することはできない」に過ぎないので、ヤレユータンの「さいはい」で増幅することは可能。実際アカツキガチグマの解禁以降ヤレユータンのダブルでの使用率が「さいはい」との相性から比較的上がっている。