データ
高速演算装置内のシミュレーションで「理論上」の発現が予測されたデジモンであるため、現実のデジタルワールド内に存在するかは不明である。
聖なるエネルギーと邪悪なエネルギーという相反する力を生成する能力があり、邪悪なエネルギーでデジタルワールド内のあらゆる構成物質を分解し、聖なるエネルギーで分解後の物質を再構築し新たなものへと創造することが可能だという。
存在するだけで周囲のデジモンや環境などのすべてを分解&再創造してしまうため、このデジモンが発現することでデジタルワールドが瞬く間に書き換わってしまう恐れがある。
そのため万が一の悪用を防ぐため、プロキシマモンを発現させる進化条件のシミュレーション情報は厳重に秘匿されている。
黒き粒子であらゆるものを最小単位まで分解する「エクスティンクションクラウド」と、聖なる光を宿した巨大戦斧で分解したものを新たな存在へと再創造する「ライトオブリクリエイション」を永続的に発動する。
概要
「VITAL BRACELET BE デジヴァイス-VV- BEMEMORY ガンマモンDim」で初登場のデジモン。
ガンマモンの究極体にあたるシリウスモンとアルクトゥルスモンがジョグレスを果たした、事実上の超究極体デジモン。意外にもウィルス種であるが、公式設定として、ウィルス種とは周囲の環境を自分の住みやすい環境に変化させる種という定義もあるため、設定的にはウィルス種の定義そのものである。
デジタルワールドの特異点とも言うべき能力を有するデジモン。
竜人型の上半身とオタマモンっぽい形をした四足歩行のドラゴンが合体したような姿をしている。
現れた時点で誰の手にも負えない可能性がある為、シミュレーション情報を隠して意図的に生み出されないようになっている。
(それこそ触れたらアウトなデ・リーパーや相殺能力を持つオグドモンにあらゆるデータを喰らうイーターでも敵わないかもしれない)
ウィルスバスターズに属する心優しき戦士とデジタルハザードを起こし得るとされる謎多き戦士が合体する事で生まれる。
同じデジモンの系譜とはいえ正義の集団の一員と邪竜から進化した存在という鏡写しのような関係であり、偶発的な事象で混ざるかある個体が二体に分裂した後に再び一つに戻るかしない限りはそうそう現れる事は無いと思われる。
名前の由来はおそらく、ケンタウルス座にある地球に最も近い恒星『プロキシマ・ケンタウリ』からか。
メディアでの活躍
ガンマモンの究極体として先行公開こそされていたものの、『デジモンゴーストゲーム』本編には最後まで登場しなかった。
いつ公式図鑑に載るかも不明瞭であったが後日3月29日において公式にデジモン図鑑にてアルクトゥルスモン共々図鑑登録されイラストも発表された。アニメのみならず公式設定でも終始幻のデジモン説明がされておりこの扱いは徹底されている。
進化ルート
幼年期1 | 幼年期2 | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 | 超究極体 |
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クリモン | グリモン | ガンマモン | ベテルガンマモン/カウスガンマモン/ウェズンガンマモン | カノーヴァイスモン | シリウスモン | プロキシマモン |
〃 | 〃 | 〃 | グルスガンマモン | レグルスモン | アルクトゥルスモン | ↑ジョグレス |
余談
公式設定では通常の「究極体」で、デジヴァイスVV(バイタルブレスBE)も表記上は「究極体・Ⅵ」なのだが、そのバイタルブレスBEでのプロキシマモンでバトルをした時のバイタルの増減が、「勝った場合、通常の究極体よりもらえるバイタルが少ない」「負けた場合、通常の究極体より失うバイタルが多い」と、明らかに通常の究極体と区別というか上位の進化段階(要するに「超究極体・Ⅶ」)として扱われている。
関連タグ
オメガモン・・・没デザインがケンタウルス型体系
アルセウス:似た様な見た目と設定を持つキャラ繋がり。