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『掴めるわけないだろ流動的なんだから!!!』

CV:ふくまつ進紗

概要

1話に登場したヘドロ状の異形型個性の強盗犯。その名の通り流動体な身体で物理的な攻撃は生半可な威力じゃ通じない。約45秒掛けて他人の身体に入ることで操ることができる。

動向

強盗を働き逃走、その流動的な身体で逃げようとしたが、たまたま近くに来ていたオールマイトに見つかり追われた。

下水道からマンホールの蓋の穴を通って出現。出た所にいた緑谷を拘束、体内に侵入して隠れようとしたが、

同じく下水道からマンホールを通って追ってきたオールマイトにペットボトル詰にされ拘束された。

しかしオールマイトが跳んで去る際に緑谷がしがみつき、その際のごちゃごちゃに紛れてポケットから落下、地上に落ちる。

そこに爆豪が偶然通りかかりそのペットボトルを蹴り飛ばしてしまう。その衝撃でヘドロヴィランはペットボトルから解放、爆豪を襲いその身体の操作権を乗っ取りに掛かった。

爆豪の身体の操作権を徐々に得つつ爆豪の個性で田等院商店街を破壊、火の海へと変えた。

そして爆豪の完全乗っ取りまであと僅か、のところで緑谷に突撃をくらい、そしてオールマイトに『デトロイトスマッシュ』で吹き飛ばされ身体は散り散りに四散。ヒーローに身柄を回収され、

警察へと引き渡された。

しかし、全面戦争後の341話でタルタロス陥落により脱獄していた事が判明。

第二次決戦では蛇腔病院跡地でのギガントマキア奪還組のメンバーとして動いていた。

潜んでいた心操を襲いその身体の操作権を乗っ取ってマキアを操ろうとするが、芦戸の酸を浴び、心操を解放して逃げようとするが、心操の洗脳で無力化され確保された。

作中におけるこの事件の扱い

ヘドロヴィラン自体も半物理無効の身体という強力な個性だが、そこに爆豪という人質兼派手で攻撃的な個性が合わさったことで事件は凶悪化。ヒーロー達も誰も手が出せず、解決まで時間が掛かり、そして最後はオールマイトによる解決と、かなり目立つ事件となった。

その為かテレビなどのメディアでも取り上げられたらしく社会ではこの事件で爆豪のことを覚えている人もおり、その影響が所々散見される

雄英体育祭では、爆豪が宣誓をしたがその内容がちょっといい加減にしろというような内容だったため一時その場で爆豪への罵倒が飛び交った。その罵倒の一つに「ヘドロ野郎」とある。

職業体験では、爆豪は町へとパトロールに出たが通りすがりの子供からこの事件のことを取り上げられた。

切島の回想の際、当時の新聞記事でこの事件を見つけ、襲われた中学生が抵抗を続けたことやその同級生がヴィランに襲われた友人の為に飛び出したことまで載っているのを語っている。

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