概要
種族は「魔王」。
初出は『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』で、魔界のベリアル城に鎮座する青緑色の竜人姿のボス。
『真・女神転生シリーズ』からトライデントを持った赤い竜人のような姿になった。
ファンの間では『真・女神転生』のベリアルが特に印象深いと思われる。
少女アリスに心奪われており、赤伯爵と名乗って黒男爵こと堕天使ネビロスと共にICBMで壊滅したロッポンギを支配し、アリスを守るための結界を張っている。
いかなる攻撃も通用しないが、「脇見の壷」というアイテム(元ネタは悪魔設定の鈴木一也氏が好きな奥瀬サキ作の漫画『火閻魔人』に登場したもの)で封印する事ができる。
『女神異聞録デビルサバイバー』ではベルの悪魔「ベル・イアル」として登場。
『真・女神転生Ⅳ』ではルシファーパレスを守るルシファー陣営の幹部格。
『デビルサマナー 葛葉ライドウシリーズ』では、『超力兵団』と『アバドン王』の2作共に『真Ⅰ』の設定で隠しイベントに登場する。
『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 コドクノマレビト』では赤伯爵の姿で黒男爵と共に、自分達の庇護下から飛び出したアリスを保護する。
『真・女神転生デビルチルドレン』にも登場。
ゲーム版ではフォレストランドを支配する魔王で、卑怯で姑息な性格をしているが、自分より強い相手には従順。
漫画版でもフォレストランドを支配していたが部下共々毒殺される。
アニメ版ではルシファー配下のデビルの中でもアゼル、ヘルに並ぶ幹部。
『真・女神転生Ⅴ』では、CHAOSルートでは主人公が復活させたミカエルの討伐を依頼し、達成すると仲魔になり、悪魔合体も解禁。LAWルートではミカエルにより討伐対象として依頼されるが、とどめを刺す直前で堕天使ネビロスによって悪魔合体による従属化を防ぐため撤退させられる。そのため、本作ではルート限定悪魔の1体となる。