当記事では、ゲーム『ポケットモンスター』に登場するマラサダを紹介しています。
実在しているマラサダに関しては、『こちら』を参照。
概要
マラサダは、ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』に初登場した食品で、揚げパンやドーナツに近い物である。
アローラ地方では最もポピュラーと言える食品であるらしく、人間もポケモンも関係無く食べており、テレビでもマラサダに関するCMが頻繁に放送されているようである。
『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、ハウの大好物として扱われており、pixivのイラストでもマラサダを美味しそうに食べているハウの姿が描かれる事も多い。
アローラ各地に存在する「マラサダショップ」で購入できるが、バッグに仕舞うのではなくその場でポケモンに与える仕様になっている。
ポケモンに食べさせるとなつき度が上昇し、ポケリフレのなかよし度も上がるのだが、ポフィンと同様に好き嫌いがあり、無理に食べさせても僅かしか上がらない。また、まんぷく度が4以上となっているポケモンは、お腹がいっぱいになった事でマラサダを食べる事ができない。
価格は各種200円であるが、注文して指定したポケモンがポケマメで満腹の場合は返金してくれる。
なお、ヌケニンやコスモウムといったポケマメを食べようとしないポケモンでも食べる事が出来るのも特徴。
マラサダショップはそれぞれハウオリシティ(アマサダ)、ロイヤルアベニュー(スッパサダ、ニガサダ)、マリエシティ(カラサダ、シブサダ)の三店舗に分かれており、看板にはペロリームのイラストが描かれている。
上記のように各店舗で売っている味は決まっているが、まれに5つの味を合わせたマボサダが7日間限定で売り出されることもある。マボサダは全ての性格のポケモンが好きな味であり、なかよし度の上昇幅も大きい。
おおきいマラサダ
テイクアウト用に別売りしている「おおきいマラサダ」はどうぐ扱いであり、こちらは状態異常回復に用いられる。大きいのでポケモンとトレーナーが分け合って食べるとされている。
買えるのは1店舗につき1日1個だが、値段は350円となんでもなおしよりお得。ただし、USUMでは同じ効果のお菓子アイテムがカフェスペースで安く手に入るので、こちらは割高になってしまっている。
作中では何故かビッケがたくさん持っており、SMでは2個、USUMでは1個貰える。それも本命のついでにサービス感覚で渡してくるので印象に残りやすい。彼女もマラサダが好物なのだろうか?
ポケモンスリープではカビゴンに作ってあげられる料理の一つとして登場。デザート・ドリンクを要求される週で、モーモーミルク×7、あまいミツ×6、ピュアなオイル×10を組み合わせると作成できる。
アニポケでは
原作通りにアローラで普及している食べ物として『サン&ムーン』放送の初期から登場。
ドーナツの一種である為か、「マラサダドーナツ」の名称で呼ばれる事も多い。
また、アニメ版のアローラでは、マラサダの他に「アローラパンケーキ」というパンケーキも人気を呼んでいる。
6話では、ムコニャが情報収集を目的にマラサダショップでアルバイトをしている姿が描かれており、後に三人組はキテルグマの姿を模した制服を着て、屋台トラックの移動店舗でマラサダを販売しているが、普及しすぎている物の為か、売り上げはいまいちであった。
38話ではムサシがミミッキュと一緒に食べている姿も描かれている。
ネクロズマの一件以降は、アローラに於ける「分かち合いのポーズ」を模して作った三角形状の「マナーロドーナツ」を新たに販売し、それなりの売り上げを叩き出しており、マナーロ・スタジアムで開催されたアローラポケモンリーグでも人気商品となっていた。
余談
マラサダはポロックやポフィンといったこれまでポケモンのゲーム等に登場した食品と異なって実在しているお菓子であり、元はポルトガルで生まれた物だが、後にハワイへと渡って、名物として普及するに至っている。
『サン・ムーン』にアイテムとして登場したのも、アローラのモデルになった地がハワイである事が理由と思われる。
2016年には『サン・ムーン』に登場したことで知名度が向上しており、アニメ版スポンサーの第一屋製パン株式会社からも「ポケモンのマラサダ カスタードクリーム入り」として同年12月1日に発売されている。
関連タグ
いかりまんじゅう フエンせんべい もりのヨウカン ヒウンアイス ミアレガレット
マラサダ:名前も詳細もほぼ同じだが、こちらは現実で販売されているマラサダ。