ここでは、ゲーム中に登場する食べ物についても、まとめて紹介する。
概要
アニメ版ポケットモンスターシリーズに登場するポケモンのご飯。
小さな茶色い円筒型の固形物で、小さいポケモンでも手に持って食べることが出来る。
パッケージのラベルには、対応するポケモンカードのマークが描かれている(例:雷=でんきタイプ)。
劇中ではポケモンブリーダーを目指していたタケシがポケモン毎に味の調節を行うシーンがある。
ポケットモンスターの世界では地方を問わず普及しており、タイプ別でない箱置き、買い置きサイズといった一種の間に合わせの物も存在する。
基本的に人間には向いていない味であるとの事だが、全く食べられないという訳でもないらしく、ロケット団三人組は、借金苦の飢えを凌ぐ為にポケモンフーズを食べていたとされている。
アニメ放送の初期から登場した食品でポケモン達が頻繁に食べている為、後のゲームに登場したポロックやポフィン等の原型になった物と言える。
その他食べ物
ゲーム本編ではポケモンフーズが登場しないものの、たくさんのポケモンに関する食べ物が登場する。
コンディション関係
ポケモンバトルには直接影響しない。
ポケモンコンテスト等に関わるコンディション
という能力値を調整する食べ物。
ホウエン地方におけるポケモンのおやつ。
詳しくは該当記事を参照。
シンオウ地方におけるポケモンのおやつ。
詳しくは該当記事を参照。
カロス地方におけるポケモンのおやつ。
詳しくは該当記事を参照。
アローラ地方におけるポケモンのおやつ。
詳しくは該当記事を参照。
- ボンドリンク
ジョウト地方におけるポケモンのおやつ。
初登場は『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』。
ぼんぐりから作られるドリンクであり、ポケモンのスピードやパワーなどをアップさせることが出来る。
出来たドリンクによって味や効果も異なるため、ポケスロンに出場していいパフォーマンスをしたいなら、そこを見極めて飲ませる必要がある。
販売もされているので、作るのが面倒と言う人はこちらをどうぞ。効果は一日しか持たないが、何度でも飲ませることができる。
- ぽにぎり
ランセ地方におけるポケモンのおやつ。
『ポケモン+ノブナガの野望』に登場する。ポケモンのテンション(やる気)を上げる。
アイテムとして持ち歩くことはできず、ポケモンを連れて店(ぽにぎり屋)に食べに行くことになる。
ガラル地方で流行している食べ物。特定の具材やきのみをぶち込むと、ポロックやポフィンに近い効果を発揮する料理が出来上がる。レシピ自体も登録出来る。
ヒスイ地方で登場した食べ物。ケムリイモを使った料理で、コトブキムラのイモヅル亭で食べられる。
後述するマラサダと同じく実在しており、北海道のソウルフードとして知られている。
パルデア地方で流行している食べ物。
描写から見るにバゲットの上に各種具材をのせる作り方となっている。
ストーリーでも要所要所でポケモンに与えている場面がある。
本作は「○○パワー」等の食事パワーが付与され、一部食材はテラライドバトルで手に入る等お遊び要素から一転してやり込みプレイでも作られるようになった。
DLCでは一部(多数?)のプレイヤーが作ったオープンサンドや、どうみてもサンドウィッチの材料には向かなさそうな食材に対して感想を述べるNPCもいる。
バトル関係
バトル中に使用すると勝負の流れが少し変わるかもしれない食べ物。移動中でも回復出来る。
初登場は『ポケットモンスター 赤・緑』。
各地方のデパートに置いてある自販機で必ず買える三種の神器。ただしカロス地方には自販機がないため人から買ったり、特殊な方法でしか入手できなかったりする。
おいしいみずはHPが50回復するシロガネ山産の湧き水、サイコソーダはHPが60回復する炭酸飲料、ミックスオレはHPが80回復するという効果がある甘くて美味しいジュース。
基本的にどれも値段の割に回復指数が高く、ぶっちゃけ「いいキズぐすり」いらな(ry…。
初登場は『ポケットモンスター 金・銀』。新要素の持ち物と合わせ登場した。当時はポケモンの体力や状態異常等を少し回復させる。ポケモンに持たせると戦闘中に勝手に食べることがある。
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』になってからは「オレンのみ」や「モモンのみ」など様々な種類に分かれ、上述のコンディションを整える効果を持つきのみが登場する等用途によって異なるようになった。
詳細はリンク先を参照。
アニメでは削ってポケモンフードのトッピングとして使われたり、ジャムなどに加工して人間も食べるような描写がある。『ポケットモンスターXY』からは畑で栽培される描写も描かれている。
- きのみジュース
初登場は『ポケットモンスター 金・銀』。手持ちのツボツボにきのみを持たせてバトルしたあと、ランダムできのみジュースになっていることがある(ツボツボをバトルさせなくてもいい)。
使うとHPを20回復する。「ジュース」とあるがきのみのようにポケモンに持たせておくと戦闘中に効果を発揮し、最大HPの1/2以下になったとき自動的にHPを20回復する。
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』は出番がなかったが、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で復活し、以降は登場する作品からの通信交換や、くじ引きの景品などで登場している。
ツボツボの甲羅の中に蓄えられたきのみが足先から出る体液と混ざって出来たドロドロのジュースらしい。
初登場は『ポケットモンスター 金・銀』で、ミルタンクから絞ったミルク。
HPが100回復するという効果があり、HPが50回復する「いいくすり」よりも安かったりする。
アニメでは水の代わりにポケモンフードを柔らかくして離乳食にさせる役割を持たせている。そのほか、アニメ『サン&ムーン』ではモーモーミルクソフトやチーズなど加工品が登場する。これに準えたのか『ポケットモンスター ソード・シールド』にはモーモーチーズなるカレーライスに必要な食材アイテムが登場する。
- ハートスイーツ
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で登場。とても甘ったるいチョコレート。HPを20回復する。
どちらかといえば交換・換金アイテムとして使う方が多いかもしれない。
『ポケットモンスター サン・ムーン』ではカフェスペースで日曜日にもらえる。
名産品
それぞれの地方に存在する名物お菓子。基本的にポケモン1体の全ての状態異常を回復する効果がある。
- ニビあられ
カントー地方はニビシティの名物であるあられ煎餅。初登場は『ポケットモンスター Let'sGo!ピカチュウ・イーブイ』。
同町のポケモンセンターにて500円で1日1個購入可能。
クチバシティのポケモンセンターで読める本によると「茶色でゴツゴツした見た目で、歯ごたえはとても固く、ほんのりしょうゆ味がする」と書かれている。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のアカデミー内に蔵書してある『遠くのグルメ』と言う本によると、いわタイプで有名なニビジムにあやかり生まれた商品だが、ハードな見た目と薄すぎる味が理由であまり流行らなかったらしい。
ジョウト地方はチョウジタウンの名物であるお饅頭。初登場は『ポケットモンスター 金・銀』。
『金・銀』ではHPを20回復する普通のどうぐ扱いだったが、『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』のみ四天王のシバの好物として、たいせつなものに分類されている。
『ポケットモンスター プラチナ』ではトバリデパートで取り扱いがあるようだが、いつ行っても売り切れになっている。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』ではこだいのしろの前にある石像に御供えすると、隠れ特性のヒヒダルマとバトルできるようになる。
『ポケットモンスター サン・ムーン』からは他の名物と同じ効果に変更され、毎週火曜日のカフェスペースで飲み物を注文するともらえる。
ホウエン地方はフエンタウンの名物である海苔煎餅。初登場は『ポケットモンスター ルビー・サファイア』。
えんとつ山の山頂でいつでも買え、状態異常を回復するという優秀性能でありながら300円。
『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』にも登場しており、ナナシマの2のしまで買うことが出来る。
シンオウ地方はハクタイシティの名物である羊羹。初登場は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』。
詳しくは該当記事参照。
イッシュ地方はヒウンシティの名物であるアイスクリーム。初登場は『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』。
詳しくは該当記事参照。
カロス地方はミアレシティの名物であるガレット。初登場は『ポケットモンスター X・Y』。
行列が並ぶ程に繁盛している有名店にて1個100円で購入できる。
カロス地方はシャラシティの名物であるサブレ。
しかし何故か『ポケットモンスター X・Y』ではNPCのセリフのみでしか登場せず、実物の初登場は『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』の通信交換。『ポケットモンスター サン・ムーン』及び『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではカフェスペースで金曜日にもらえる。
アローラ地方全土の名物である揚げパンで、現実にも存在する。初登場は『ポケットモンスター サン・ムーン』。
詳しくは該当記事参照。
- パイルジュース、エネココア、ロズレイティー、グランブルマウンテン
アローラ地方で親しまれている飲み物たち。上記のミックスオレとモーモーミルクも合わせた6種類のうち3種類がポケモンセンターのカフェスペースで注文できる。他とは違い人間専用で効果はない。メニューはポケモンセンターごとに異なっている。
なお『サン・ムーン』ではいずれもマグカップで提供されていたが、『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではグラフィックが一部変更になっている。
パイルジュースはアニメでも第1話から登場している。
- あまいミツ
ミツハニーが集める花の蜜。フィールドで使うと野生のポケモンに会いやすくなる。
アニメでは「ハニーミツ」という名称で登場している。
『ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊』では「おいしいミツ」という類似アイテムが登場しており、食べるとかしこさが上がる。
そのほか
- ラッキーのたまご…図鑑に栄養満点と記述されている。
- ヤドンのしっぽ…アローラでは家庭料理の定番食材。
- トロピウスの首の果物…南国の子供たちのおやつ。特にアローラに棲む個体のものは格別の甘さとのこと。
- ユキカブリのおなかの実…ガラルダルマッカたちの大好物。
- チェリンボの小さい玉…図鑑に「進化に必要な栄養分が貯められている。とても甘くて美味しいらしい」とある。
- バスラオ…図鑑に「味は意外と美味しいらしい。昔は食卓にものぼっていたらしい」とある。
- アマカジの汗…図鑑に「アマカジの汗を水で割ると程よい甘さのジュースになる」とある。
- ヨワシ…図鑑に美味しいとある。
- タルップルの背中の皮…図鑑に「昔は子供のおやつだった」とある。
- ポットデスの紅茶…図鑑に「独特な味と香り」とある。信頼するトレーナーには少しだけ味見をさせてくれるらしい。
- リンゴ、おおきなリンゴ、セカイイチ、とくだいリンゴ、おうごんのリンゴ、バナナ、ベトベタフード…ポケモン不思議のダンジョンシリーズに登場する食べ物。食べるとおなかが回復する。
- グミ…同じくポケモン不思議のダンジョンシリーズに登場する食べ物。食べるとおなかが回復するだけでなく、かしこさも上がる。様々な色があり、タイプによって好みの色のグミが異なるが、ふしぎなグミだけはどのタイプのポケモンも好物となっている。
LEGENDSアルセウスで登場。野生ポケモンに餌として投げるアイテム。図鑑の通りポケモンも餌の好き嫌いはあるが、共通して餌がポケモンに当たると気付かれる。
アニメ
アニメではポケモンの存在もあって人間の食事設定をどうするかとスタッフでも意見が飛び交い、最初は食用の動物がいる という設定があったようだが作品が進むにつれて「うやむや」という結論に収まったらしい。
初代『ポケットモンスター』のカントー地方編でその名残が見られる。
コイキングの刺し身の描写が登場しており「骨と皮だけで身はほとんどなく、味もまずい」ということから、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』以前からポケモンを食べることについても言及されている。
コロッケやシチューといったもののほか、ポケモンをモチーフにした食べ物やお菓子などがよく登場している。
- コイキング焼き
ララミー族の祭りで登場。コイキング型のたい焼きの様な形状をしている。
『サン&ムーン』ではジムオブカントーで登場し、スイレンが噛り付いていた。
- ミツハニーのハニーパイ
『ダイヤモンド&パール』で登場。ヒカリの故郷・フタバタウンのイベント「フタバ祭り」で売られていたお菓子で、六角形のパイの中にハニーミツが入ってると思われる。
- マルマイン型ベビーカステラ
同じくフタバ祭りで売られていたお菓子。名前からして丸いベビーカステラと思われる。
- チルタリスの綿飴
同じくフタバ祭りで売られていた綿飴。飴をからませる棒がチルタリスの顔をしている。シンオウリーグスズラン大会ではロケット団が「チルットの綿飴」というものを販売している。
- オクタン焼き
同じくフタバ祭りで売られていた食べ物。オクタンの形をした人形焼きや鯛焼きのようなもの。ロケット団が焼いていたものをクロツグが「いい粉を使っている」と絶賛していた。
後に『サン&ムーン』でも再登場。こちらはオクタンが焼いており、串団子のような形で提供されている。中にたこあしのようなものが入っているように見えるが果たして…?
- マトマアイス
キッサキシティの名物で、見た目はモナカアイス。極上アイスの中にマトマの実のジュレが入っており、スズナ曰く「相性の悪いもの同士の意外な組み合わせが抜群の美味しさを生み出す」らしい。
サトシの感想は「甘くて辛くて、舌が冷たいやら熱いやら」。
ヒカリはこのアイスをヒントに新しいパフォーマンスを考えた。
- ツンベアーアイス
『ベストウイッシュ』で登場するアイスクリーム。バニラ、ミント、チョコレートなどバリエーションは豊富。
- アローラパンケーキ
マラサダと同様にアローラで食されるパンケーキ。普通は三つか四つしか重ねないが、此方は八つ以上を連ねている。甘い木の実やフルーツもトッピングされているが、プレーンタイプもメニューに載っている。ビリビリフロートなるドリンクも注文可能。
- アローラシチュー
アローラ地方で昔から食されていた煮込み料理。材料の殆どが既存と同じモノであるが、後味の絡みに『やまぶきのみつ』が必須。その為にある場所を除いて時期的に限定されており、現代では廃れてしまう。
- アーカラカレー
アーカラ島の伝統料理で、此方も味に辛味が効いている。食材では色々なアイテムも必要で、マゴのみや、ふっかつそう、きせきのタネ等を具材にする。
- キテルグマ印のハニーミツドーナツ
ムコニャが販売しているドーナツ。その名の通りハニーミツがかかったドーナツ。その後3つの六角形ドーナツを並べた「ミツハニードーナツ」、アローラリーグ開催に伴いマナーロスタジアムを模した「マナーロドーナツ」など、新作が登場している。
- ポニ大根
ポニ島で採れる大根。通常サイズよりも長く、齧ると辛味が強い。ポケモンでも食せるが、マトマの実に近い辛さから炎を吐く程だが、質が良いと病みつきになると言われる。
おろして小麦粉で練って加工すると餅の様に柔らかく辛味が飛んで誰でも食べられる。
またパイルジュース、ロズレイティーはアニメの劇中劇『サンサン3人はアローラドリンキュン』の変身アイテムとしても登場している。
- イワパレスケーキ、イシズマイケーキ
『ポケットモンスター』(新無印)にて登場。イワパレスの殻とイシズマイの殻をケーキに見立てたお菓子。イシズマイケーキは一口サイズとなっている。
関連タグ
食べ物やお菓子にそっくりなポケモン