「ボクはナーガ・レイ地区担当、ミクロツヨインダベーだ!邪魔はさせない!」
「巨大ミクロツヨインダベーだ〜!」
データ
役職 | ダイカーン(ナーガ・レイ地区担当、アキャンバーの部下) |
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身長 | 0.9mm(ヒカエオロー身長:187cm) |
体重 | 810mg(ヒカエオロー体重:168kg) |
装備 | チーサ遺伝子 |
CV | 太田哲治 |
スーツアクター | 伊藤茂騎 |
概要
Space.31に登場。
フクショーグン《アキャンバー》の手でナーガ・レイの体内へ送り込まれていたダイカーン。見た目は通常のツヨインダベーだが、青い体色に血を思わせる模様や線が入り交じっており、さながら静脈と動脈が混ざった様なカラーリングになっている。身体を縮小化する技を編み出した事でダイカーンの位に伸し上がり、彼より抽出した『チーサ遺伝子』を組み込んだインダベー達も同様に縮小化可能。キョダインロウは右腰に下げている。
アキャンバーの感情を暴走させる能力のカラクリは、彼等をミクロサイズ化させてターゲットの脳に潜り込ませ、脳を直接刺激させていた為。特にアキャンバーが直々に狙いを付けていたナーガへあてがわれたのがミクロツヨインダベーで、ナーガの本来の心を封印する事で脳への寄生を完了。
そしてここを支配地区とし、ナーガの中に眠っていた“怒り”の感情を歪めて増幅、ダークナーガとして表層化する事で宿主を乗っ取り、キュウレンジャーを心身両面より苦しめる圧政を行った。
仮に脳内部へ攻め込まれたとしても、宿主のマイナス感情を具現化する能力を活用して宿主を乗っ取った人格を実体化、自身の尖兵として戦わせる事が可能である。
因みにチーサ遺伝子は身体を縮小化する“だけ”なので、等身大サイズに戻るには携行しているキョダインロウによりヒカエオローを行う。直接戦闘ではバズーコンを使わず両手から光弾を放って戦うが、自身の実力は低い。
一人称は『ボク』で、バランスがダークナーガと戦っている際は手を叩いて囃し立てる等、やや子供っぽい性格。
ナーガ以外にアキャンバーが感情を暴走させた人達を徹底的に調べ上げたバランスがその仕組みを看破、ナーガの体内へ侵入する作戦をラッキーと共に実行して脳内部へ侵入して来たのに呼応して姿を現す。封印したナーガの本来の心を開放しようとした2人に対しダークナーガを具現化させて対抗、ナーガの体内故に全力で動けない相手を攻め立てる。
しかし手傷を負いながらも諦めないバランスや体外からのハミィを始めとした他のキュウレンジャーの呼び掛けで、封印されていたナーガの本来の心が復活。彼にダークナーガを倒されてしまい、彼もシシレッドの一撃を受けて敗走。ナーガの体内から脱出せざるを得なくなる。
脱出後、ヒカエオローにより等身大サイズに巨大化しアキャンバーと合流(出現場所がアキャンバーの前だったので「私にかぶんないでよっ!」と横へどかされた)、復帰したナーガを加えたキュウレンジャー6人(シシレッドオリオンにゴールド・シルバー・グリーン・イエロー・ソルジャー)と交戦。ミクロツヨインダベーは怪盗BN団コンビ(テンビンゴールド・ヘビツカイシルバー)と直接対決、両手からの光弾を連射して戦うも2人のコンビネーションに敵わず押される。
おまけに抜群のコンビネーションを見せ、2人して久々に「アゲポヨ、ウェ~イ!」をやったBN団コンビに「こっちはサゲポヨ~!!」と激昂して突進するも、その隙を見逃さなかったコンビから至近距離でオールスタークラッシュを撃ち込まれて敗北する。
しかし、あれだけの攻撃を受けても生きており、ヘビツカイメタルの力を自分の物としたナーガに一矢報われたアキャンバーが撤退した直後、「まだ、負けな~い!! 怒りが生んだ憎しみの力を思い知れ~ッ! さよなら~…」と断末魔を叫びながら巨大ヘビツカイメタルを召喚し、爆死。
巨大ヘビツカイメタルは対抗して繰り出されたキュータマジンを身軽な動きで翻弄する物の、一時キュウボイジャーを分離したBN団コンビの合体技『ハッピースプラッシュ』を浴びて転倒。その隙にキュータマジンメテオブースターを喰らい爆散、消滅した。
余談
Space.24のギャブラー以来、久々に登場したダイカーン(フクショーグンの部下)である。
巨大化アイテムで等身大サイズになる姿は忍風戦隊ハリケンジャーの復活忍者バンパ・イヤーンを彷彿とする他、元の面影が無い姿へ巨大化を遂げるのは侍戦隊シンケンジャーのオボロジメ(三の目)を思い起こさせる。
頭部のサイズがツヨインダベーと比べて一回り小さいのは、アトラクション用に使用されていた物をリペイントした為である。
声を演じる太田氏は海賊戦隊ゴーカイジャーで行動隊長シカバネンの声を演じた事がある。