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双方 収めなさい


CV:速水奨

概要編集

夏油傑が率いる呪詛師集団・夏油一派の幹部の一人。

夏油自身がスカウトした人物で、初登場時点では外国人なのかどうかは不明(日本語は流暢である)だったが本編269話で真希が彼とミゲルを助っ人外国人と言っていたので彼もミゲルと同じく夏油が海外でスカウトした外国人だと思われる。


外見は、短い金髪の上に水色のカチューシャを身につけて、ハートのニプレスを付けた筋肉質な上半身裸に素足の男性である。このスタイルはいかなる時も変わらないらしく、真冬の外でもこのスタイルだった(菜々子からは「寒くないの?」と突っ込まれている)。

所謂、オカマオネエで口調は完全な女言葉。ファンブックによると夏油と初めて会った際の夏油への感想は「あら、いい男」であるらしく、彼に惚れたから力を貸していた模様。ちなみに、夏油とはタメである事が判明している。


夏油に心酔しており、ミゲルと同じく非術師への嫌悪や術師主導の世界変革ではなく、あくまで夏油個人を王にする為に夏油一派に参加した。その為に夏油の死後は一派からは離脱する。


しかしとても仲間思いであり、夏油同様に彼等を家族として認識している事は変わらず、ミミナナ菅田真奈美祢木利久と一触即発になった際は一喝して止めた他、彼等に互いに道は違ってもいつかはまた家族として共に食卓を囲む事を諭している(組織内ではサブリーダー的な立場だったのかもしれない)。


現在は理由や経緯は不明だが、何故か特級呪術師九十九由基と行動を共にしている模様。


戦闘能力編集

0巻や本編終盤までの間戦闘描写が全く無いので術式も含めて詳細は不明。


実際に作中では前述した通り、一触即発となったミミナナと菅田と祢木を一喝しただけで制止しており、その際には彼の声で空気が震える程の描写がある(アニメ版では遠くを飛んでいた蠅が死んで地面に落下する描写が足されている)。





























※ここから先は「呪術廻戦」最新28巻未収録のネタバレになります!





















なんと両面宿儺との決戦に、ミゲルと共に参戦。

夏油傑や、渋谷だ仲間達を弔うため、虎杖ら高専術師に加勢する。

宿儺との交戦により大ダメージを負いミゲルに連れられて戦線離脱…する前に自身の術式で虎杖に攻撃のチャンスを与える。


術式編集

心身掌握(ハートキャッチ)

対象を仮想の手で“掴む”能力。

この仮想の手は宿儺の体躯を覆えるほどの大きさを持ち、破壊されても何度も復元可能。

しかし仮想の手が負ったダメージは、10分の1で本体のラルゥ自身の手に還元されてしまうリスクが存在する。


出現させる場所は自由に選べるようで、自身の脚を仮想の手で掴んで飛んできた瓦礫を回避する、という器用な使い方を行った。


ここまでの能力を見て宿儺は「特に面白味のない術式」と評価したが、この術式の真価は別にあった。


仮想の手の影響は、肉体だけでなく「心」にまで及ぶ。一度掴まれた相手は「心」を鷲掴みされ、意識がラルゥに惹きつけられてしまう。

作中では、宿儺の注意を自身に向けさせる事で隙を作り、虎杖の黒閃並びに覚醒の手助けをした。

ミゲルではなくまさかのラルゥが大活躍。主人公の覚醒の手助けをしたのが元敵で見ず知らずのオカマと言うのだからこの漫画は面白い。


※因みにこの時宿儺の瞳はハートになっていた。そのせいで宿儺に愛を教えたのはラルゥだったと一部の読者にイジられてしまっている。

 



268話のネタバレ注意!


















宿儺との戦闘で吐血するレベルの大ダメージを負った為に安否が危ぶまれたが…ミゲルと共に無事生存が確認された。ちなみに、この時は髪を引っ詰めていた。


余談編集

一触即発になりかけたを一喝した際、地面にヒビが入るのだが…そのヒビが家族達それぞれの道を表しているようにも見える。

乙骨と共にミゲルの元へ訪れた際には、いつもの上半身裸ではなく、白いインナーに黒い上着を着ていた。そして、耳たぶにピアスが確認出来る。


関連タグ編集

呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校 夏油一派

夏油傑 九十九由基 ミゲル・オドゥオール

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