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概要編集

 19世紀の1846年にドイツのシュトゥットガルトに近いレオンベルク市で、同市議員であったハインリッヒ・エスィヒが、名前の通りライオンに似せ、白黒のニューファンドランドと長毛のセントバーナード、後に別のセント・バーナードとグレートピレニーズを掛け合わせて作った。ハインリヒは「ライオンのように勇猛な」わんこを作る予定であったが、出来たものはもっふもふでおとなしい殺人毛玉であった。しかもビスマルクとかナポレオン3世、イタリア王ウンベルト、など、勇猛な犬はほしいが毛玉爆弾がほしく無いおっさん方へ出来たのを提供という、いたすぎることをやったため、別に悪い犬種でないにもかかわらず、レア度が高くなるという悲劇に見舞われる。


20世紀初頭、イギリスのドッグショウへ出た際は、

「雑種?」

 とか言われたらしい。


体つき性格その他編集

 顔が黒い 少しウェーブのかかった滑らかな淡い黄色の毛で、赤褐色などで金色っぽい茶。尻尾の先や胸、足の先が白。


 大型犬なのに寿命が8年程度。


 大人しい。子供の養育に向いている。


水が好きで、肉球の間に水かきのようなものがある。


俳優編集

 1997年アメリカ公開の「The Call of the Wild: Dog of the Yukon(邦題は「ザ・サバイバル」)」というJ・ロンドンの小説「野生の呼び声」の映像化作品で、バック役につまり、19世紀アメリカ産の雑種犬の役にこれが起用された。そのキャスティングについて押井守は、その希少性と、訓練しやすさからこうなった可能性を示唆している。

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