ヴェラ・ゾディアーツ
ゔぇらぞでぃあーつ
この記事には「小説仮面ライダーフォーゼ~天・高・卒・業~」のネタバレが含まれます、閲覧にはご注意ください。
仮面ライダーフォーゼの公式外伝小説『~天・高・卒・業~』に登場。
アルゴ・ゾディアーツを構成する特殊なゾディアーツの1人で、理由なく突然キレて暴れてしまう危ない人・穂積聖瑠(ちなみに実家は開業医で、将来その後を継ぐつもりである事や自分自身も傷つけてしまうため、本人もこの性格を直したいと思っている)がツバサから手渡されたヴィラスイッチで変身する。
昴星高校に在籍するガールフレンド・土屋未菜に突然別れ話を持ち掛けられ(彼がアルゴ・ゾディアーツを構成する帆座の素質を持っていた為、(仄かな思いを抱いていた穂積聖瑠の個人的な思いもあったのかもしれないが)ツバサの指図で仲間に引き入れる為に平良すみえが行った謀略が原因)、激しい怒りに満たされていた際にツバサと接触。
彼の放つ邪悪なエナジーに当てられたことにより無性にプロムを台無しにしてその場に集まった生徒たちの皆殺しを望む様になってしまった。
そしてその恐ろしい計画を実行しようとするが、フォーゼの前に敗北して計画は失敗。
その後、彼の提案で宇宙空間へと連れていかれた際に観た地球の美しい姿に心打たれ更生し、最後は『ライダー超銀河フィニッシュ』を受け消滅した。
なお、彼の悪癖はこれを切っ掛けにコントロール出来るようになったようだ。
帆座がモチーフだが、その外見はぼろ布を纏った髑髏のような姿をしており、全体的には蝙蝠、あるいは蛾を彷彿とさせる出で立ちをしているらしい。
(髑髏の意匠を持ち、蛾を思わせるような姿をしているという事は、デザインモチーフに加えられているのは"骸骨蛾"の名でも知られるスズメガの一種、『メンガタスズメ』だろうか?)
その為、飛行能力を有しており、空中を自由自在に飛び回ることが可能。
なお、ピクシス・ゾディアーツ同様、体のどこかにアルゴ座を構成することを示すドクロのマークの位置は恐らく顔そのものと推測されるが詳細は不明。
上記の様に飛行能力を有しており、足の鋭い鍵爪で敵を引き裂く攻撃や捕縛して上空から地面に叩き付ける戦法を得意とする。
また、空中に滞空して地上戦での格闘戦を無効化出来るほか、両腕に巻かれている帆布で敵を拘束。これを遠隔操作で絞めつけて全身の骨を粉々に粉砕するネオショッカーのオカッパ法師の『カッパ巻き』の様な必殺技を有する。
なお、アルゴ・ゾディアーツに変貌後は、マストを司っているようだ。
仮面ライダーフォーゼ 小説仮面ライダーフォーゼ~天・高・卒・業~ ゾディアーツ
カリーナ・ゾディアーツ プッピス・ゾディアーツ ピクシス・ゾディアーツ
アルゴ・ゾディアーツ:4体のゾディアーツが融合した姿。