概要
文字通り、日本で食用となっている魚介類の代用として利用される魚介類である。
代替魚とも呼ばれている。
「別の魚介類」を「対象の魚介類」の代わりとして利用するのではなく、加工した「別の魚介類」を「対象の魚介類」として表記するというものであり、激安の回転寿司などで流通される事が多い。
ただ食品としては十分問題ないのに知名度がなかったり、逆に悪いイメージが強かったりする事情から商用価値が低い魚種の活用法としては、ある程度やむを得ない部分もある。身も蓋もないがいくらえり好みしたところで切り身になってしまえば余程知識がなければ逆だったとしてもまず見分けがつかない。
主な偽造
※は現在偽装する必要性も無くなったもの
- ※アカマンボウ→マグロ
- ※ナマズ、マエソ等白身魚→ウナギ
- ナマズ、※ティラピア→鯛
- ウチダザリガニ→伊勢海老
- アロツナス→鰹、マグロ
- ※ロコ貝→アワビ
- アブラボウズ→クエ
- アメリカオオアカイカ→ヤリイカ
- アカニシ→サザエ
- ※オヒョウ→エンガワ(ヒラメ)
- ナイルパーチ→スズキ
- ※ホキ、※メルルーサ→タラ
- ※キャペリン→シシャモ(樺太シシャモ)
- ※マジェランアイナメ→ムツ
- アフリカマイマイ→エスカルゴ