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伊集院茂夫による地獄の玉入れ

じごくのえんまとしにがみのこらぼというあくむのねんまつとくばん

漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の伊集院茂夫シリーズに登場する拷問の一つ。
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『我欲の為に罪も無い人間を殺し、豚のように私腹を肥やす……』

「無垢な少女から愛する父親を奪った罪はあまりに重い。被害者と遺族の怒りを、兆倍にして貴様らに刻む!」

『殺し屋だか何だか知らんが、この伊集院に狙われたならば、待っているのは地獄のみ』

野田これはとんでもない、地獄の道先案内。信頼感半端ない野田

瓜生おいおい、拷問ソムリエが何の用だい?


瓜生……お前も喧嘩自慢だろ? もう君とは喧嘩したくないがね

煮え油のモーニングシャワーだ。そろそろ起きろ下衆ども

飛鳥井氏は真っ当に商売しただけだろうがコノ野郎。あと殺し屋、テメェは跡形もなく消してやる

さっきの礼だ。これが私の隠し球だよ

どうせ地獄火炙りになるんだ。その予行練習と思えばいいじゃねぇか……

これが俺の生業なんだよ。生活を守る為には仕方ないんだろ? 死んでくれ

あとお前……奇遇だな。俺も合わせ技で殺すのが好きなんだよ。気持ちわかるだろ? 死んでくれ

標的編集

事業で先を越された逆恨みで飛鳥井康成という旧華族出身の実業家暗殺をCODE-ELに依頼したライバル会社社長の「音羽」とその依頼を善悪問わず執行した殺し屋、「隠し球の山田」こと「山田康生」に執行。

概要編集

かつて伊集院が行った石打ち刑をバージョンアップさせたもので、玉入れの籠を罪人達に固定した状態でメラゾーマじみた灼熱の焼石を罪人に連続でぶつける拷問。石打ち刑の効果に加え罪人達は焼かれ、更に籠に入った焼け石が罪人の腹も焼き尽くす。そして一定数焼け石が籠に溜まると、罪人を括り付けている鉄柱が赤熱して背面もじっくりと炙り焼きにするという、石打ち、炮烙石子詰めをミックスした様な拷問である。

経過編集

野田の協力によって首謀者の音羽を、瓜生の協力によって実行犯の山田を捕縛した伊集院は、二人を煮え油のモーニングシャワーで叩き起こすと、罪の意識は無いか問うた。だが案の定、彼らのような下衆にそんなものがあるはずもなく、音羽は「アイツは調子に乗って利益を貪っていた! 私は会社を守る為にやったんだから仕方ない!」、山田は「その娘……現場にいなくてよかったなぁ! 目撃してたら一緒にあの世に送ってたからねぇ! 俺は合わせ技で殺すのが好きなんだよ!」と、被害者に対する死体蹴りに等しい醜悪極まりない戯言を吐いた。それを聞いた伊集院は激怒し、拷問を開始(特に山田の方には「お前は跡形も無く消す」と明確な怒りを示していた)。

CODE-ELの殺し屋ですら耐え切れない地獄の拷問に音を上げた二人は命乞いをするが、そんなものを伊集院が聞き入れるはずがなく、例の如く「拷問が俺の生業だから生活を守る為にお前は死ね」「俺もお前みたいなクズを合わせ技で殺すのが好きだから死ね」と罪人の戯言を叩き返し拷問を続行。罪人二人は黒焦げになった。

今回の登場人物編集

  • 音羽(おとわ)

今回の断罪対象その1。中小企業「音羽グループ」の社長。

狭量な人非人で自社の利益を奪われたからとCODE-ELに康成氏暗殺を依頼。その上、無実の人間を間接的とはいえ殺しておきながらのうのうと女を抱くケダモノ。最期は焼石の千本ノックでぐちゃぐちゃの生焼け死体に成り果てた。


今回の断罪対象その2。CODE-ELに所属する暗殺者。

壁に命中すると跳ね返って跳弾する特殊弾丸やボクサーのパンチに匹敵する程の威力を持ったBB弾といった特殊弾の使い手であり、「隠し玉の山田」という異名を取る射撃の名手。銀田政権の暗黒面を凝縮したような外道。末路についてはリンクを参照。


  • 飛鳥井瑠美(あすかい るみ)

今回の依頼人。旧華族・飛鳥井家の令嬢で、女子高生。母を亡くし、父・康成と暮らしていた。しかし、瑠美の誕生日当日、父が自殺した事を聞いて驚愕。娘の誕生日を楽しみにしていた父が自殺をするはずがないと顔見知りだった野田に協力をして貰いその伝手で伊集院のところまでたどり着いた。伊集院の口から父の死の真相を知ると、母がかつて着用したウェディングドレスを着て父に見せたかったという無念をこぼした後、「私利私欲のために父を殺し、挙句自殺に見せかけて父を侮辱した奴ら(山田と音羽)を許せない!」と罪の片棒を背負う覚悟で改めて伊集院に依頼を申し込んだ


  • 飛鳥井康成(あすかい やすなり)

今回の被害者。瑠美の父親であり、実業家。妻に先立たれ、忘れ形見の瑠美に愛情を注いでいる。瑠美の誕生日当日に山田によって特殊弾を撃たれて気絶し、自殺に見せかけて殺害された。殺される際、「瑠美、誕生日なのに、すまない……」と最期まで娘を想っていた。


  • 鈴本(すずもと)

康成の専属秘書。瑠美に康成の死を伝えた。


今回のゲストキャラその1。天羽組の幹部にして現若頭(当時はNo.4で、役職は舎弟頭だったと思われる)。

天羽組は康成氏と親交があり、年に1、2回は飛鳥井邸に訪れている。康成の死に疑問を抱いており、瑠美からの電話を受けて喫茶店で彼女と会い、伊集院を紹介した。その後、伊集院に呼び出され、鑑識から極秘裏で手に入れた康成の遺体の写真を見せ、康成は暗殺者に殺害されたとわかった。「伊集院が暗殺者(山田)、野田が音羽を捕縛する」という計画を立て、愛人に会おうとした音羽を捕縛した。


今回のゲストキャラその2。かつて「死龍」と呼ばれたCODE-EL元最強の暗殺者で、メロンパン屋「うりゅうのメロンパン」の店長。

5年前、標的である外道を巡って伊集院と対決した事がある。伊集院が別件で関わった香鈴に繋げてもらい、伊集院と接触し、康成氏を殺害したのは山田だと見抜いた。山田が自分を殺しに現れる事を予想し、伊集院に協力した。

余談編集

瓜生が現役時代に伊集院とやり合い、引き分けになったことが語られた。

また、小湊との戦闘があった回以来、伊集院が戦闘で負傷した回でもある。

康成は真っ当にビジネスを行い娘をとても大事にしていた疑いようのない善人で、それを楽だからと喜んで殺した山田及び銀田の方針の「依頼人の逆恨みという状況を考えていない」盲点が際立った。もっとも、先代ボス時代にもジェイクが同じように(少なくとも視聴者の前で悪事をしなかった)資産家の娘を見せしめで暗殺しようとしたことがある。


尚、瓜生は後の回にも登場するが、ベルべる☆氏が外道並びにターゲット役で出演したのは現時点で今回のみとなる。

関連タグ編集

伊集院茂夫 野田一 瓜生龍臣

伊集院の拷問纏め

逆恨み

千本ノック メラゾーマ 年末特番


大蛇の餌→地獄の玉入れ→閻魔蟋蟀の刑


伊集院茂夫によるパリージャ:女子高生が親の仇討ちを依頼、断罪対象が殺し屋とその依頼人という点が共通するエピソードだが、こちらは本件と異なり別々に拷問を行っており、パリージャは依頼人に執行している。

伊集院茂夫によるマヒャド:パリージャの続編エピソード。同じく標的が抗争中相手の一人を執行対象にした拷問。

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