図鑑データ
「晴嵐運用のために生まれた伊号潜水艦、伊14よ。
いいよ、イヨって呼んで。提督、よろしくどうぞ!」
概説のこと? んっふふ~、なーに?
2017年2月に開催された期間限定イベント『偵察戦力緊急展開!「光」作戦』のE-3「発動!「光」作戦」でクリア報酬として実装された潜水空母。
姉妹艦である伊13とは双子のように左右対称的にデザインされているのが特徴的。デザインの点に加えて彼女が伊13を「姉貴」と呼んでいること、そして彼女らがモチーフとなった深海棲艦が双子の名を冠していることもあって間違えられやすいが、進水日、竣工日ともに異なるため妹であって双子ではないので注意。なお進水、竣工ともに実装時点での潜水艦娘の中では最年少だった(それまでの最年少記録である伊401より進水が3日、竣工が3ヶ月ほど遅かった)。2021年7月現在は潜高型の「伊203」が潜水艦娘最年少となっている(伊203の竣工は1945年6月25日で伊14より3ヵ月遅い)ゲーム内での通称は「イヨ」。
伊26に続く「潜水艦娘の同型」の登場であり、伊13と同時実装で伊十三型(巡潜甲型改二)の姉妹艦が全て揃った形ともなった。因みに伊13型には伊15、伊16もいるが、こちらは進水こそ済ませたものの未竣工の未成艦である。
最終海域突破報酬ということもあり、「光作戦」終了後は入手の機会が訪れず、1年半後の「抜錨!連合艦隊、西へ!」最終海域E5で初めてドロップが実装されたが……
- 乙難易度以上・S勝利限定、最終ゲージでないためガシャン率5割
- きわめて硬い戦艦仏棲姫を、港湾夏姫・飛行場姫のダブル姫級を含む陸上型4隻に加えてPT小鬼群×3が護衛する殺意の高い編成で、制空・火力・対地・PT対策・道中対潜の全てが要求されるためS勝利の取りこぼしが起きやすい
- S勝利してもドロップ率推定0.5%
という過酷な条件に加え、光作戦を突破していない(概して所持艦の層が薄い)提督にとってはルート固定に複数の欧州艦が必要という設定が厳しい足かせとなり、新規入手は絶望的と言うべき難関であった(同イベントでは伊13がE1ボスでドロップし、こちらは初入手できた提督が多い。姉妹でこの格差は一体……)。
その後は入手機会が途絶え、担当声優の引退もあって未所持提督には幻の艦扱いされていたが、2020年「侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦」のE3でようやくドロップが実装。難易度を問わずS勝利時ドロップ率3%前後、甲ならA勝利でも可という2年前が嘘のような好条件であり、前段海域・通常艦隊のため掘り周回の負担も少ない。同海域の突破報酬である伊47を除く実装済みの潜水艦娘全員がドロップする大盤振る舞い海域のため、多くの提督が掘りに殺到した。
そう!良いでしょ、この容姿!
黒のショートボブに切れ長の金ないし橙色の目を持つ。右のもみあげ部分が胸元にかかるくらいまで長くなっているのが特徴的。服装は潜水艦娘に共通するスク水と、白襟に瞳の色と同じ黄色っぽいアウトラインが入った丈の短いセーラー服を着用。ただし、こちらは胸を強調するように大胆にセーラー服の胸部が切り抜かれており、リボンには香色のネクタイを着けている。伊13にはない特徴としてネクタイには漢字で文字が書かれているが、これは伊14竣工時に括りつけられていた「非理法権天」の幟にちなんだものと思われる。また、両腰の辺りには脇から伸びる白ラインに挟まれるように「イ14」の表記がある。
艤装は頭部に魚雷発射管六門付きの艦首を模した帽子を被り、耳には潜水艦のソナー手がするようなヘッドホンを装備。なお、ヘッドホンのスピーカーが右耳にあるのが伊13、左耳にあるのが伊14である。また、左二の腕には艦橋型格納庫を装備し、その手には中指と薬指以外を抜いた黒の抜き手袋。両足太腿には艦尾翼状の突起の付いた黒いリング状のものがハメられ、靴は踵を舵にし、喫水線を意識した赤いハイヒールサンダルを履いている。
通常立ち絵のポーズもほぼ左右対称に近いものになっている為、まるで鏡写しを見ているかのようにそっくりな容姿をしている。ちなみに中破すると衣服が盛大に破ける姉とは対照的に、中破時でもあまり衣服の損傷がないのがちょっと残念。その代わりに形の良いお尻を向けてくれる為、尻フェチにはたまらないか。艤装についても、頭部の左潜舵が脱落している以外は傷一つ見受けられない。なお、中破時のポーズはとある深海棲艦に酷似している。
第2期に入り画質が向上したことで実は姉の伊13と共にオッドアイである事が判明した。
伊14の場合瞳孔の色が右目は赤、左目は青となっていて、伊13はその逆となっている。
ところで、伊13共々帽子にどこか見覚えがあるという意見がチラホラ……
また、しずま艦の2番艦としては唯一胸部装甲が控えめであるが、非常に発育のいい下半身を有しているためか、姉の伊13ともどもドスケベ姉妹と呼ばれていたりする。
やはり2番艦はスケベボディということなのであろう。
うん、細かい性格も大事。
ハツラツとした見た目通り、ハイテンションでエキセントリックな楽天家。常にお祭り気分に騒がしく、「いぇい!」「んっふふ~」を口癖にするなどノリがいい。艦載機に関しては晴嵐か彩雲かと問われれば晴嵐派。そのためか晴嵐を運用する伊401には羨望の眼差しを向けている。また、幼い容姿に反して例のアル重にも負けない飲ん兵衛であり、隙を見てはアルコール摂取に勤しむ姿を頻繁に拝むことが出来る。挙げ句、放置時には提督が見えないことをいいことに勝手に呑み出す暴挙に出る始末。誰が呼んだか「潜“酔”艦」。
そして次回更新で案の定、「ちゃんぽん朝まで飲み」勢の新顔として参画した。
心配性な姉からよくそのことを窘められているが本人は聞く耳を持たず、よく折檻されている。だがやはりと言うか、懲りない様子。この強烈な飲み助気質は史実由来のもので、数ある海軍酒飲み伝説の中でも屈指のぶっ飛びぶりで知られている(後述)。そのせいかかなりの飲み助にもかかわらず、実は酩酊状態のセリフが見当たらない。姉にブレーキをかけられているのかもしれないが、少々(升々?)の酒では酔いもしない”鋼の肝臓”の持ち主の可能性もあり得る。
提督とは友人や幼馴染を思わせるような、非常にフランクな関係であり、犬のように懐いている。MVP時には「褒めてくれてもいいよー?」と言ったり、入渠時には「提督、もう一緒して良いんでしょう?んっふふ~、う・そ。」と言ってからかうなど大変仲がよろしい様子。お触り時は空母娘同様に格納庫やタンクを触られることを拒否しているが、お触り自体はまんざらでもないとも取れる。
イヨの性能いっちゃうよー!
初期状態から装備スロットが2枠存在する『艦これ』初の潜水艦。伊401以来となる初期から潜水空母に分類され、改造を施すと更に1スロット増加する。
スロットの搭載数の配分は〔2/1/0〕と中途半端だが、第三スロットが“0”なので遠慮なく補助装備を放り込むことが可能。「補強増設」で補助スロットを開けてやれば、魚雷カットインを維持しながら「缶+タービン」による高速化も可能になる。
【耐久:22/装甲:23/索敵:44】と、三つのステータスで伊401に追随する耐久型で、回避も呂500に匹敵する【53】とステータス全体を見てなかなかのスペックを誇る。幸運値も【24】と幸運艦とは言い難いが、伊8並に良好。まるゆ改修で最大【77】まで向上する。
改造可能な練度もLv45と他の潜水艦よりわずかに早い。そして伊401以来となる「試製晴嵐」を初期装備に持ってきてくれる。
もう!あんまり史実触っちゃダメ!結構デリケートなんだから…。
詳しくは、伊号第十四潜水艦の記事を参照。
イヨ、まだまだいけます!関連イラストです!
セットで映えるからか、願懸けも兼ねてなのか、色気の差なのか、姉とのセットが大多数を占める。
関連タグね。待ってて、イヨが今持ってきたげる!
関連艦娘
- 伊13
- 同型の長女。気儘に振る舞っては彼女に心配を掛けている。
- 伊401
- 伊400型の2番艦。自身が潜水空母となったきっかけでもある。
- 伊400
- 伊400型の1番艦。時報中で再会を待ち望んでいたが2017年秋季イベントのドロップ艦として実装された。これで第一潜水隊は再会を果たす事ができた
- 長鯨
- 迅鯨型の2番艦で第十一潜水戦隊の旗艦。伊14を含めた第一潜水隊の面々は長鯨の元で訓練を行っており、また長鯨の時報内でも世話を焼かれている。