「ヒマだな〜〜杉本さん。」
「そうだね〜〜堀内さん。」
あぁ〜〜概要だな〜〜。ああ〜〜概要だね〜〜。
第7巻に収録されている『ヒマなのじゃっ!』に登場。
留守であったじーさんの家に盗みに入った二人組の泥棒(空き巣)で、後ろ姿がじーさんと孫にそっくりの偽物。だが、顔は全然似ておらず服装も微妙に違う。
金目のものが何もなかったという理由から泥棒なのに他人であるじーさんの家でそのままのんびりしてしまったらしく、暇つぶしとしてダジャレを言ったり(だがそれは「やかんと焼き肉」という全然ダジャレになっていない)、なぞなぞを出していたが(出題後に途中放棄)、それでも暇であるため紅白を目指せられるぐらいの歌を作ろうとする。
その結果作られたのが『ごめんなさいのうた』。
しかしその歌詞が…、
ゴメンごめ―――ん♪
めんゴメ―――ン♬
うっふんあっはん
すっぽんぽ―――ん♬
と、偽孫こと杉本さん曰く最低な歌と評し、歌った偽じーさんこと堀内さん本人も吐き気がする程のひどいもの。
その直後に仰向けることで初めて両者が偽物であることがわかり、このあとどうするか考えていたところでちょうど帰宅した本物のじーさんと孫に見つかってしまう。
じーさん・孫「「だれだーーーーーっっっ!!」」ずどーん
そして見逃してもらいたかったのか、先程作った歌を歌い出した2人であった…。
※当然であるがこのあと二人は逮捕されました♨
両者の相違点
じーさんと堀内さんの場合
- ヒゲが違う。
- 堀内さんは瓶底眼鏡を掛けており、出っ歯。
- じーさんにあるはずの額のシワが堀内さんにはない。
- 眉毛と鼻の形が違う。
- 着用しているランニングシャツが違う。
- じーさんは襟なしのものを着用しているが、堀内さんは襟とボタンが付いているものを着用。
孫と杉本さんの場合
- 目・鼻・口・眉毛といった顔のパーツが違う。
- 特に杉本さんの場合、タラコ唇で歯がむき出している。
- 前髪の形が微妙に違う。
- 杉本さんは無精髭を生やしている。
- 服装が違う。
- 孫はシャツとジャケットを着用しているが、杉本さんはボタンシャツとニットを着用している。
なんか余談言えよ余談。余談か――。
偽物と分かった上でもう一度読んでみると孫がじーさんにあまりツッコんでおらずそれどころかノリに乗っている、さらに「警察に捕まったほうがマシ」という発言から2人の正体が偽物であり、泥棒である伏線が貼られていることがわかる。
2021年9月24日(因みにこの日は作者の曽山氏の誕生日である。)に公式YouTubeチャンネルで投稿された動画にもじーさんのパクリYouTuberとして登場しており、概要に先程の歌の歌詞が書かれている。作者の曽山氏が自身のTwitterに投稿したツイートによると堀内さんは坂口候一が、杉本さんは曽山氏が声を当てているとのこと。
また、邪にも堀内さん以外の偽じーさんが大勢登場しており、全員じーさんの座を狙っていたことから、じーさんは「じーさん争奪戦バトルトーナメント」を開催した。なお優勝したのはじーさんの偽物ではなく知らずに参加した普通のサラリーマンで、優勝賞品であるじーさんの称号を放棄して会場を後にしている。
3DS版にもじーさんとは真逆の性格だが見た目がそっくりなロボットせーふてぃGさんが登場する。
あぁ〜〜関連項目だな〜〜。ああ〜〜関連項目だね〜〜。
校長(でんぢゃらすじーさん)…過去にじーさんの家に泥棒として入ったことがある。
ペンギンの問題…かつて同誌で連載されていたギャグ漫画。主人公木下ベッカムの体系に似た人間が多く登場し、最終的にベッカム本人が一度も登場しなかったという回が存在する。
また、続編の+でもベッカムが作りたかったという理由で『ベッカムジャパン』という自身の偽物(いわばコスプレ)だけで結成されたチームを作るも、見た目が変態集団なので全員(小学生であるベッカムも含む)逮捕された。
テイコウペンギン…登場人物の偽物だけで成り立った回がある(外見は本物と変わらないが性格や口調などが微妙に違っているため普段から動画を視聴している人から見ればすぐに勘付く)。該当動画