概要
新幹線超進化研究所東日本指令室(大宮支部)に所属するオペレーター指導員のひとり。本庄から見て左側の席で戦況を見守る瓶底メガネの青年で、彼とは同期であり仲が良い。たとえどんなに動いても眼鏡はブレずに落ちない。普段着は緑のタートルネックシャツだが、旅行ではチューリップハットを身につけた所謂ノッポさんスタイルを採っている。
活躍
第8話で水で消火しても燃え上がる巨大怪物体フュリアスフレイムの炎が消えない理由を詳しく説明し、捕縛フィールド内の気圧を低下させる影響に加えシンカリオンへの負担とリスクもフタバ達に伝えているが、之は子供の頃より化学知識が好きな為で、週一単位で国立科学博物館へ遊びに行っていたからである。鉄道知識に至っては全く皆無であったものの、1度一人旅をして見知らぬ土地へ赴いた事が切っ掛けで、次第に興味が湧いて覚えたと語った。
10話の研究所総出で岩手方面へ温泉旅行には本庄達共々指令室で留守番をさせられる。
24話ではデヴィリッシュ・セルラーが研究所内部に侵入された為にオペレーター総出で捕獲に乗り出した。
26話になって、素顔が披露される。
整備士達がトンネル内の崩落で作業する間に資材や搬入作業をオペレート。素人が復旧を手伝っても…と弱気を見せた三条ミノリをオペレーターの仕事が無ければ自分も手伝いたい位と一喝。復旧成った際は三条と抱き合って喜び合いちょっといい雰囲気になり、ブラックシンカリオン撤退後は東日本指令室のメインシステム復旧に尽力、その側にはミノリが居て共に作業に従事した。幸い76話でも本庄に煙たがられながらも二人仲良く過ごしており、進展は順調な模様である。
37話でサラマンダー・ゾラの高火力でフィールドを破壊され落下で大ダメージを受けたE5の修理受理とヒビキからシャショットのメンテナンスの報告を本庄に伝え、出水の出張により「指令長代理」と呼んでいる。
38話では出水の思い付きによる東日本指令室大運動会に参加するも、選手ではなくスターターを務めるが、火薬で撃つ為に毎回怯える。また、借り物競争様に作ったお題は無茶振りと落差が激しかった。
49話ではクレアツルスの1体ホリッドブロッサムが古代植物に近くその考察を説明、52話でのディノウイングでも尾の先端部が異なる電気を発生させてシンカリオンを機能停止させた理由を述べた。
53話ではブラックシンカリオンの是非に付いて懸念を示し、最終決定には東総指令長の意思決定にある事と、出自を話している。また出水に命じられアカギと大宮駅まで迎えに来たが、出戻り、トラキュレントシャークに付いて説明、セイリュウとの連携を不安視するも、東が東日本指令室へ唐突に現れ驚愕。
60話ではホクトと出水をイザのいる地底世界へ赴くための手段としてスザクの悩みに答えるべく彼女の提示した隠れ家的バーに行きたい趣旨を述べられ東日本指令室の1室を学園祭的演出に変えた場所でバーテンダーに扮し、聞き役のアカギらにカクテルを差し出す。
カイレン一派との最終決戦ではアカギの代理を務めた。フタバが東京駅中央迎撃システムでの誘い込み策で東の許可を取るためモニター越しての対面で画面にSuicaのペンギンが現れたのをミノリらと驚いていた。
続編でも再登場を果たし、8話でミノリ、ヒビキ、ミドリと共に敵対勢力テオティとの抗争勃発により再召集再編され、新たなシンカリオン運転士となったシン達や横川支部の面々と邂逅した。
余談
名前の由来は栃木県小山市から、名前は国鉄が1956年から1968年まで上野駅~日光駅間で運行していた快速列車(後に準急を経て急行列車)『だいや』、または東武鉄道が浅草駅~東武日光駅間で1969年から1991年まで運行していた同名の急行列車(後に快速急行)から来ている。