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概要編集

山内一典とはグランツーリスモシリーズで有名な日本のゲームクリエイターである。



人物編集

全世界で累計5600万本以上の売上を記録しているゲームソフト、グランツーリスモシリーズの生みの親、プロデューサー。現在はポリフォニー・デジタルの代表取締役プレジデント。2001年から日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務める。代表作は他に、モータートゥーン・グランプリシリーズオメガブーストツーリスト・トロフィーなど。PS3で2006年12月24日に無料ダウンロードされたグランツーリスモHDのランキング1位にも名を連ねていた。テレビ番組「ソロモンの王宮」で特集された際には当時発売前であった「グランツーリスモ4」の制作中の舞台裏を見せている。


「(やり残したことを悔いるあまり)新作を出すたびにストレスがたまる」等と発言するなど、完璧主義者として知られる。


2011年現在までの愛車は、ホンダS2000日産フェアレディZポルシェ911 GT3、メルセデス・ベンツSL55AMG、フォードGT、日産・GT-Rなど。この中でS2000はグランツーリスモ2、フォードGTはグランツーリスモ4、GT-Rはグランツーリスモ5プロローグのパッケージやオープニングにそれぞれ登場している。現在はグランツーリスモTVの取材で新型のフェラーリに試乗したり、GTアカデミー等の企画、モーターショーなどに出向いてのアピールやコラボレーション企画を展開している。

略歴編集

幼少時代はかなりの病弱だったとのことで、当時は体育の授業は全て見学で、周囲からは「病弱大魔王」とあだ名されていたほど。ただ当時からスーパーカーの消しゴムを集めるなど車への関心は高かったという。中学時代から映画制作に没頭し、その流れでソニー・ミュージックエンタテインメントに就職するが、ソニーグループがプレイステーションで家庭用ゲーム機市場に参入することになりソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が設立されるとSCEIへの出向を命じられ、以後「モータートゥーン・グランプリ」を皮切りにゲームプロデュース業を手がける。「グランツーリスモ」は元々山内がSCEIに移って最初に出した企画だったが、当初は「なぜこのゲームを作らせてくれないのか」と事あるごとにSCEIの社内で喧伝していたため、当時SCEIの社内では「不遜くん」と陰口を叩かれていたという。2009年1月より、オンラインゲーム運営会社であるゲームオンの非常勤顧問に就任した。


日本カーオブザイヤー』(2009-2010)選考委員。

モータースポーツ歴編集

モータースポーツ経験は少ないものの、近年には多額の費用を投じて国外の耐久レースに参戦している。2010年以来、毎年のニュルブルクリンク24時間レースに必ず参戦し、モータースポーツ参戦としてはこれに限ると言ってよい。2009年以降公式戦への参戦記録は無い。


2009年:VLN(ニュルブルクリンクで開催された4時間耐久レース)第8戦に出場、モータージャーナリストのピーター・ライオン氏、レーシングドライバーの松田秀士氏と共に、SP8クラス(市販車無改造クラス)のレクサスIS Fを駆り、クラス優勝した。(同クラスのエントリー4台)。

2010年:『ワールド・カー・アワード』の一員として、ニュル24時間に初参戦、昨年と同じくSP8クラスにIS Fで出走し、総合59位、クラス4位で完走した。

2011年:シュルツモータースポーツの一員として、SP8Tクラスの日産・GT-Rでニュル24時間に参戦、ニュル24時間初めてのクラス優勝を飾った(同クラスのエントリー2台中完走1台、総合36位)。

2012年:日産本社のGT-R開発チーム(チームGTアカデミー名義)として、引き続く日産・GT-Rでニュル24時間に参戦し、ニュル24時間クラス2勝目を飾った(総合30位)。

2013年:シュルツモータースポーツの一員として、日産・GT-R NISMO GT3でSP9クラスに初参戦クラス22位、総合148位で完走した。

2014年:前年と同じくシュルツモータースポーツの一員として、日産・GT-R NISMO GT3で最上位クラスであるSP9-GT3クラスでクラス11位、総合14位。

作品一覧編集

モータートゥーン・グランプリシリーズ

オメガブースト

グランツーリスモシリーズ 全作品

ツーリスト・トロフィー

日産GT-R(マルチファンクションディスプレイの開発に参加)

外部リンク編集

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