概要
神奈川県足柄上郡山北町大字山北にあるJR御殿場線の駅(CB06)。
1889年2月1日の開業当初は、現在の御殿場線が東海道本線であった事から、経由地として栄えた。またこの先が急勾配である為、機関車の接続が行われる地点ともなっていた。
その他かつて車庫や専用線もあったこともあり、駅構内はとても広い。
国鉄の分割民営化後はJR東海の管轄となり現在に至る。
2012年3月16日まではE231系を使用した当駅から東京駅までの間を結ぶ直通列車が運行されていた。
西丹沢県民の森、および中川温泉の最寄り駅。中川・西丹沢方面は当駅より富士急湘南バスを利用する。ちなみにこのバスには松田駅を起点として当駅を経由する便もある。
駅に植えられている桜が有名。
沼津方の先端には山北鉄道公園があり、東海道線が御殿場線に変更された際に運行されていたD52形70号機が静態保存されていたが、2015年に動態化復元工事を実施して圧縮空気で走行するよう整備され、2016年10月に「D52形奇跡の復活」と題して一般公開された。その後も定期的に走行が行われている。
駅構造
島式1面2線の地上駅。
隣の駅
利用状況
- 2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は574人である(山北町統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 791人 | 1,582人 |
2009年(平成21年)度 | 784人 | 1,568人 |
2010年(平成22年)度 | 687人 | 1,374人 |
2011年(平成23年)度 | 687人 | 1,374人 |
2012年(平成24年)度 | 634人 | 1,268人 |
2013年(平成25年)度 | 651人 | 1,302人 |
2014年(平成26年)度 | 647人 | 1,294人 |
2015年(平成27年)度 | 618人 | 1,236人 |
2016年(平成28年)度 | 578人 | 1,156人 |
2017年(平成29年)度 | 574人 | 1,148人 |