プロフィール
本名はペンネームと同じ。
血液型はB型。
尊敬する漫画家は西川秀明。
ギャグ漫画が得意だが、初期はシリアスな漫画も多数描いていた。
ギャグ作品ではテンポが良く勢いがある作風が特徴。
漫画作品
代表作はエニックス出版の『月刊少年ガンガン』で、1992年10月号より1996年No.8まで連載された『電撃ドクター モアイくん』である。
主人公の『モアイくん』は小学生の医者でホモであると云うぶっ飛んだ設定で、肛門からパイナップルを突っ込んで口から輪切りにして吐き出すといった様な凄まじい内容が毎回繰り広げられる荒唐無稽なギャグ漫画作品であった。単行本は全5巻。
以後も『ガンガン』や多数の漫画雑誌でギャグ漫画を連載している。
1990年代の初期には講談社の雑誌でガンダムシリーズのコミカライズ作品を多数描いていた。
『機動戦士ガンダムF91』の劇場公開を記念して、1990年末から1991年前半にかけて6号まで発行された幻の雑誌『ガンダムマガジン』において『ガンダム伝説 νガンダム秘話 ネオ・ジオンの亡霊』とスーパーファミコン用ゲームソフトのコミカライズである『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』の2作品を硬派でシリアスな漫画として描き上げている。
1992年12月発行の『コミックボンボン増刊号』に載った『シルエットフォーミュラ91・クラスターガンダム編』のコミカライズ作品『機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊』では、上記2作品とは一転してドラゴンボールの様な世界観をガンダムシリーズに融合させた、少年漫画らしい作品になった。
続いて『コミックボンボン』本誌で1993年4月号より1994年3月号までの全12回で『機動戦士Vガンダム』のコミカライズを担当。
こちらは「電子レンジに入れられたダイナマイト」の様な作品として多くの熱狂的ファンを生み出し、『ボンボン版Vガンダム』と崇め称えられる程に、今や伝説の漫画作品となっている。
1998年には『爆裂給食当番ランチくん』と云うタイトルの読み切り漫画が『週刊少年ジャンプ』の本誌に掲載されたことがあった。
これは「連載開始早々から原稿を落としまくっていた冨樫義博の作品の穴埋め」としてジャンプ編集部から来た代理原稿作成のオファーに応えたもので、短編ギャグ漫画の前後編として2回も掲載されたのだが、残念ながらジャンプの読者アンケートではウケが悪かったらしく連載にまでは至らなかった。
ちなみに、この『ランチくん』のキャラクターデザインは、主役やサブキャラに至るまで2年前に連載を終了していた『モアイくん』のキャラクター達に激似であった。