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恋愛戦士シュラバン

れんあいせんししゅらばん

角川書店の漫画雑誌「月刊少年エース」にて連載されているヒーローギャグ漫画。著者は青木ハヤト
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概要

高機動無職ニーテンベルグ」の終了後に連載が開始された青木ハヤトの新作ヒーロー漫画。
テーマは「恋愛」なのだが、そんなことがかすんでしまうほど濃い内容のマンガである。
ラブコメというより、恋愛が絡んだドロドロの人間関係が引き起こすトラブルが主軸のスラップスティックギャグコメディである。
一方で青木ハヤトの高いデザインセンスと秀逸な台詞センスも爆発しており、ある種異様な雰囲気の怪作である。
キャラクター等の名称には、紀元前の昼ドラとして名高いギリシャ神話、それもNTR大戦ことトロイア戦争をテーマにした叙事詩『イリアス』のモチーフが散りばめられている。

ストーリー

イリオスダイトと呼ばれる夢のエネルギー鉱石をめぐって日夜悪の組織とヒーロー達が戦い続けている架空の日本。
平和維持機構イリオスに所属する新米ヒーローの針水誠こと愛の戦士シュラバンは、ある日助けた美少女に惚れ込まれ、交際を申し込まれることになった。ヒーローといっても健全な16歳であるシュラバンは喜び勇んでOKするも、直後イリオス内部にて恋愛禁止命令が下されてしまうことになった!それでも恋愛がしたい誠は隠れて交際しようとするも、美少女こと出須ヘレーネはなんと悪の組織デスパルタ帝国首領の娘だったのだ!しかもすんごいヤンデレ!
人間関係の鎖にがんじがらめにされたシュラバンの明日はどっちだ!?

「修羅場越えるぜ!!」

登場人物

愛の戦士シュラバン

「俺には許せないことが二つある。一つは女性を傷つけるクズ。二つ目はそんなクズがモテる事だ!!」
国連直属の防衛組織イリオスに所属している新米のヒーローで本名は針水(はりす まこと)。正義感溢れる熱血少年だが、同時に小心者で俗っぽく、「特別な過去や秘められた血筋なんて無い、イリオスに入ったのだって「かっこよかった」から」などこにでも居る16歳。駆け出しのヒーローなので実力はまだまだ成長途上である。
年頃なので恋愛にも興味津々だが、対人運が壊滅的に悪く、出須ヘレーネとの出会いをきっかけにドロドロの人間関係に足を取られてゆくことになる。
ヤンデレのヘレーネにぶんぶん振り回されているのだが、それでも彼女と付き合うである。
胃に穴が開かないか心配になってくる境遇なのだが、あまり頭が良くないので深刻に悩まない図太さを持つ。どこぞの宇宙刑事みたいな名前だが、変身時は強くて裸で強い奴のようにテンションアゲアゲで絶叫するらしい。
元ネタはトロイア戦争の切っ掛けの一人、トロイア第二王子『パリス』。

童貞竜

「バカな!! こんな力が奥手野郎のどこに—―」
シュラバンが力の源であるイリオスダイトを制御する精神力を鍛えるため、デスパルタ最悪の強化兵装と言われるサークレット『アドラスティアリング』(心の中に自分の別側面を敵として呼び出し、闘うことで精神を鍛えるが、精神崩壊による廃人化のリスクが付きまとう)を使った際に現れた巨大なドラゴン。シュラバンの精神世界(というか童貞思考)を司る強力な存在であり、彼の肉体を乗っ取って自分がヘレーネといちゃつこうと目論んだ。しかしカッコいいとはどういうことかがわかっていない浅慮な非モテ丸出しな物言いへの指摘と共に返り討ちにあい、後にシュラバンがアガメムノンとの戦いで強化形態『ドラゴンフォーム』へ精神覚醒するための経験値にされてしまった。

出須ヘレーネ

「死んでも別れたりしないよ」
シュラバンに恋する器量よしの女の子。端から見れば気立ての良い美少女なのだが、悪の組織デスパルタ帝国首領デス・ゼウスの娘であり、本性は嫉妬深くて独占欲が猛烈に強い典型的なヤンデレ。得物は愛用の出刃包丁。
悪のエリートの血を引くためか知力・体力ともに人間離れしており、出会った次の日にはシュラバンの誕生日やSNSのアカウントや行動範囲等のプライバシーを掌握して待ち伏せた挙句、自宅に招いて父親に紹介する地雷っぷり。シュラバンのせいで家が爆散してからは、生活と浮気の監視のためにイリオスに実力ですんなり入隊、オペレーターとしてシュラバン達のサポートをしている。
本来『自分より強い男』が好みで『穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めるタイプが理想』らしく、シュラバンに惚れたのも将来性を見込んだ青田買いが多分に含まれており、彼が情けない所を見せると途端に不機嫌になり、自分好みの強さに鍛えるためなら平気で死地に送り出す。
ある意味本作きってのトリックスター。シュラバンからは惚れた弱みやら家を壊した引け目やらで大いに恐れられている。
元ネタはパリスに寝取られた絶世の美女にして後のスパルタ王妃『ヘレネ』。

デス・ゼウス

「クカカ…どうだ? このデス・ゼウス自ら作り上げた晩ゴハンは!!」
ヘレーネの父親にして悪の組織デスパルタ帝国の首領。世界征服を狙う悪党だが、子煩悩で家庭的な良き父親でもある憎めない人物。ヘレーネと親しくなった者を度々デスパルタの一員として迎えるべくに勝手に怪人に改造しては、ヘレーネを怒らせていたらしい。なぜか怪人のモチーフにはキノコ系ばかりを使いたがる。
ヘレーネがシュラバンを自宅に招いたことで成り行きから彼に決戦兵器を破壊されてしまい、搭載されていた自爆機構が作動した結果、マイホーム諸共デスパルタ帝国壊滅の憂き目に会う。
稼業と我が家を一度に失った結果デス一家はド貧乏になってしまい、今日も汗水垂らしてアルバイトしながら憎きシュラバン打倒に燃えている。
元ネタは勿論ギリシャ神話の最高神であり、ヘレネの実父にあたる『ゼウス』。

デス・ネメシス

「あやうく娘の彼氏ブッ殺す所だったわ~」
デス・ゼウスの妻にしてデスパルタ帝国の最高幹部・十二神が一人。妖艶な美女だが凄まじい戦闘力の持ち主であり、マイホームを破壊したシュラバンを抹殺すべく立ちはだかった。実力は完全にシュラバンを上回っていたものの、娘の彼氏と知ると矛を収めた。彼女のお母さん兼ラスボス並みの強敵ということもあって、シュラバンからは二重の意味で恐れられている。優しさと残酷さが同居している怖い女性であり、夫であるデス・ゼウスも頭が上がらない模様。
元ネタは怒りと裁きの女神『ネメシス』。

プリュギア

「というわけであり金全部よこしな」
本名・大堂寺みかん。シュラバンの先輩にして”銘付き(ネームド)”と呼ばれるワンランク上の実力を誇るヒロイン。新人潰しと称したカツアゲの常習犯で、デスパルタ帝国を壊滅させたシュラバンからも有り金を頂戴した。後にシュラバンに助けられたことで彼に惚れてしまい、結果シュラバンは更に面倒くさい案件を抱えることになった。魔法少女みたいな見た目だが、力任せに暴れ回ることが得意なガチンコ戦士である。”銘付き”の固有兵装である『神器』は投げても手元に舞い戻ってくるハート型の剣『ゴルディアスバンカー』。
元ネタは大地母神キュベレイを崇拝する王国『フリギア』。

ディオメデス

「違う 私のは純愛だ」
イリオスから追放されたことを逆恨みし、プリュギアとシュラバンに襲いかかった元”銘付き”のヒーロー。ちなみに何故追放されたかというと、ファンの女の子に手を出して大炎上した挙げ句、複数の女性と交際していたスキャンダルが発覚したためである。自業自得も良いところだが、問題なのはコイツのせいでイリオス内部で恋愛禁止令が出された事である。そう、シュラバンがややこしい事態に巻き込まれたのは主にコイツのせいだったのだ。当然シュラバンからは猛烈な怒りを買うことになった。
”銘付き”の固有兵装である『神器』は食らわせた相手に問答無用で激痛を与える投槍『ペインパラディオン』。
元ネタはギリシャ諸国連合軍の英雄の一人『ディオメデス』。

雨村(あまぞん)鉄子

「しょうがない ゲンコツ10発だな」
国連直属対怪人組織『イリオス』の司令官にして、”銘付き”ヒーロー最強の8人・イリオス八部衆のNo.2『ペンテジレーア』としても知られる女傑。キツイ性格で部下のヒーローたちからは大いに恐れられている彼氏いない歴=年齢の28歳だが、イリオスのヒーローたちは俗っぽい暢気者の集まりなのでこうもなろう。
”銘付き”の固有兵装である『神器』はあらゆるものを切り裂く『無限刀』。
元ネタはトロイアに加勢したアマゾンの女王『ペンテシレイア』。

スカマン・ドリアス

「貴様の好きにはさせんでゴワス」
イリオス八部衆のNo.6。見た目はゴリラのようなゴツいロボット。
元ネタはトロイア軍総大将ヘクトールの息子『スカマンドリオス』。

プリアモス菊池

「プリちゃんって呼んでっ!!」
いかつい厚化粧のオネエで、シュラバン達のヒーロースーツ『イリオスアーマー』を始めとした兵器類開発を担うイリオス兵装部門のトップ。戦闘用ガイノイド・アルテミスの製作者であり、彼女からは「マスタープリアモス」と呼ばれている。度々スーツを壊す羽目になっているシュラバンにとっては頭が上がらない相手。
元ネタはトロイアの国王『プリアモス』

殲滅特化式戦闘兵アルテミス

「脳のOSが古いですよ 今時パジャマパーティーもせずに解散とかありえません」
シュラバンの前に現れた第三の刺客(ヒロイン)。イリオス兵装部長・プリアモス菊池謹製の、対怪人戦闘用少女型ロボット。レオタードを纏ったような肢体にネコミミとシッポのようなパーツが付いており、外出時はセーラー服の上だけを羽織っている。本人は「外見はマスタープリアモスの趣味でしかなく、自分は兵器で性別とかない」と主張し、怪人との戦闘でも敵を倒すためなら味方が巻き添えを食おうがお構いなしというロボット三原則ガン無視な問題児。しかもそのくせ思考回路は流行スイーツの撮影画像をSNSに上げてはしゃぐ女子そのもので、人の倫理観を学ばせるためにプリアモスによってシュラバンに引き合わされる。
元ネタはオリンポス十二神の月の女神『アルテミス

鈴木星男

「爆死したわ」
シュラバンと何時もつるんでいる同僚。『からあげ』とプリントされたTシャツをずっと着こなし、ギザ歯をマスクで隠している妙に濃い人物である。シュラバンをも越える俗物で、肝心なときに役に立たないガチャ中毒のヘタレ虫。何故かギリシャ神話由来のヒーローネームを持たず本名で活動している。ランダムに出た星の数で装備の戦闘力が変わるという難儀な装備を身にまとっており、本人に輪をかけて役立たずである。

アガメムノン

「余を崇めムノン!! なんつって!!」
大宇宙皇帝を名乗る謎のバカ。イリオス八部衆が手も足も出ないほどの強さを誇るが、言動がいちいち自分に都合のいい事だけくっちゃべって見聞きするためにしか頭部を使わないDQNのそれであり、世紀末夜露死苦な登場でシュラバンから即行バカ認定された。かつて今ほど強くなかった頃にデスパルタ帝国と闘い敗れたことがあり、真偽のほどは定かではないがヘレーネを婚約者と称し、デスパルタを滅ぼしヘレーネを寝取ったシュラバンを『イリオスの奥の手で地球最強の戦士』と勝手に勘違いしてライバル視している。
元ネタはスパルタの婿入り国王メネラオスの兄で、ギリシャ諸国連合軍総大将『アガメムノン』。

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