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⚠️この記事は『ザ・フューチャー・デイブレイク』の内容を含んだネタバレ記事となります。未見の方は注意⚠️

「宝太郎…!」

演:松本麗世

概要

デイブレイクの世界における九堂りんね

仲間達が次々と命を落としていく中、この世界線の一ノ瀬宝太郎と共に生き残り戦い続けていた。分岐点は本編第16話であるため、仮面ライダーマジェードの力は既に有している。

時期は不明だが、宝太郎のことは名字ではなく既に下の名前で呼んでいる。

本編第27話同様、宝太郎と共にグリオンに囚われたケミーを救うためウロボロス界へ。ケミーを囚われており変身できなかった(※)宝太郎を下がらせ、サンユニコーンの力でケミーの救出には成功するものの、直後開かれた暗黒の扉から現れた冥黒王に致命傷を負わされて倒れ、駆け寄ってきた宝太郎の腕の中で絶命。この時、りんねが最期に言い遺した言葉が宝太郎にとって重荷となってしまい、その悲しみからケミー達はデイブレイクケミーに再錬成され、仮面ライダーガッチャードデイブレイクとして彼の長きに渡る孤独な戦いを強いられることになる。

※:ウロボロス界に入れていることから本編同様スチームライナーは手元に残っていたと思われるが、ガッチャーイグナイターを所持していないことなどからテンライナーへの再錬成はできておらず仮面ライダーアイアンガッチャードの力は有していなかったと思われる。

⚠️ここから先更なるネタバレ注意️

今際に言い遺した言葉は、「まだ、宝太郎と一緒に戦いたい」であり、その強い想いから命を落とす直前にデイブレイクザ・サンへ密かに意識を宿していた。以降はデイブレイクケミーカードから何度も声をかけるも長い年月をかけた戦いで疲弊しきっておりケミーとの関係も希薄化していた未来の宝太郎には20年もの間届くことはなかった。

しかし、過去からやってきた宝太郎とりんねにはケミーを仲間だと捉えて信頼関係を結んでいたこともあってか声が届いており、彼らの必死の説得により遂に未来の宝太郎に届き、との絆を取り戻させることに成功、今度こそ共に戦うことを決意し過去の自分たちと共にグリオン/仮面ライダードラドを撃破した。冥黒王との最終決戦では、ザ・サンの力でデイブレイクホッパー1とデイブレイクスチームライナーをシャイニングホッパー1シャイニングスチームライナーに進化させ、仮面ライダーガッチャードシャイニングデイブレイクの力を与えた。その直後、現代の自分に

「ありがとう、もう一人の私。宝太郎は私が支える。あなたも一ノ瀬を支えてあげて」

と感謝と共に激励した。

その後、過去へ逃げ延びた冥黒王を追うべく未来の宝太郎と共にデイブレイクタイムロードの力で過去に飛んで行った。最終的には共にこれを撃破したという伝承が伝わっている。

余談

今際のシーンは島根ロケ最終日帰りの飛行機が出る一時間前に撮っており、スタッフは現場から空港への移動の時間もあるため現場の空気がピリピリしていた中、本島純政氏と松本麗世女史は余計な雑念を捨てて飛行機の時間ギリギリまで集中して入り込んでいたと語っている。

なお、現代のりんねは未来に着いた段階で未来の宝太郎がいたなら未来のりんねもどこかにいるかもしれないという目線で探しているという裏話がある。

現代のりんねは最終決戦の後に元の時代へと帰還していたが、本編の物語が進むにつれて皮肉にも未来のりんねが結果的に本編とは対照的な運命を辿ってしまった実情が明かされる事となった。

ちなみに、DAIGO氏が妻の北川景子女史にこの役を演じると話したところ、「20年後のヒロインは私じゃなくていいの?」と返されたという。

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