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東方魔王譚

とうほうまおうたん

東方魔王譚とは、ニコニコ動画におけるアカウント名:fujitbach氏がRPGツクールにより作成した、ライブアライブと東方Projectの世界を混ぜ合わせた二次創作RPG、およびその動画である。
目次 [非表示]

概要編集

スクウェアの隠れた名作として、今でも根強い人気を持つライブアライブ、その中でも屈指の人気を誇る悲劇の主人公オルステッドが、異国幻想郷の地にて繰り広げられる数々の異変の中で、己の罪と向き合い成長していく様を描いた、いわゆる幻想入りシリーズの一種である。


なお、同じ東方+ライブアライブの二次創作ではあるが、『東方ライブアライブ』とは全くの別物なので混同されなきよう注意。


あらすじ編集

ある日、地獄において一人の男が罪人として裁かれようとしていた。

その名はオルステッド。かつては勇者と呼ばれていながらも、とある事情により、

今は閻魔の沙汰を待つ身となっていた男だった。


しかし、彼の事情や経緯に対し思う所があった閻魔、四季映姫・ヤマザナドゥは、

罪が確定しているにもかかわらず、彼を執行猶予という名目で白玉楼に出向させる。


最初は他人と距離を置いていたオルステッドだったが、

その誠実かつ冷静な立ち振る舞いで、白玉楼の主である西行寺幽々子や、

幽々子の従者兼庭師である魂魄妖夢を始めとした、幻想郷の住人との信頼を得ていく。

そして、彼自身も自らの過去と戦いながら、「人を信じること」を少しずつ思い出していくのだった。


しかし、彼が幻想郷に来た日を境に、これまでとは異なる異変の数々が幻想郷に頻発する。

幻想郷の住人と共に異変解決に奔走するオルステッドであるが、

異変の裏側には、オルステッドがかつて滅ぼそうとした、8つの世界にまつわる陰謀が潜んでいた。


それらはやがて、幻想郷全体の存亡にかかわる大異変へと収束していくこととなる。

生前の彼の過去の所業、「ルクレチアの悲劇」を鍵として…。


※以上ニコニコ大百科から引用


登場人物編集

主要人物編集

本作の主人公




東方project編集




ライブアライブ編集




オディオ編集

ライブアライブに登場する各時代のボスキャラの総称であり、『憎しみ』を意味する。

原作にて既に各時代の主人公達に倒されているが、何らかの理由で全ての時代のオディオが幻想郷に流れ着いており、それが異変の引き金となる。


第5章にて登場

女性連続神隠し異変の黒幕にして、ライブアライブ近未来編のボスにしてオディオ(厳密には雲龍が信仰していた神(?)である御出居様が乗り移った隠呼大仏がオディオであるが、作中にて「御出居様の力を得た」と発言している為この作品においては彼もオディオとも言える)


インコの顔をした和尚で、語尾が「〜ける」という変わった喋り方をする。

人同士で争い続ける人間達に絶望し、『(物理的に)人と人が液体となって溶け合い、互いに争いのない世界』を目指す危険思想の持ち主。


隠呼大仏が近未来編の主人公の操る巨大ロボットに破壊され、自分達が製造した『液体人間』に飲み込まれるという因果応報な最期を迎えたが、全く反省も改心もしておらず、何故か幻想郷に流れ着いた異世界の技術者集団とある漫画空想上の恐怖存在と手を組み、己の理想を実現させようとしていた。

人や妖怪問わず女性を誘拐し繭のようなものに入れ、序盤に誘拐した妖夢と早苗を御出居様への生贄として神の力を手に入れ幻想郷を救済しようと企むが、乗り込んで来たオルステッド達によって阻止される。

撃破直後オルステッドを御出居様と認識し、人間の姿で自分に剣を向けた事に絶望して倒れた

その後被害者は八雲紫の能力によって救出され、雲龍は協力者達と共に帰るべき外界に追放された



原作では科学者シンデルマン、陸軍総帥のヤマザキと行動していたが今作では雲龍一人のみが登場する(ヤマザキは不明だがシンデルマンは恐らくこちらの幻想郷に流れ着いている


最終章にて魔王山のオディオ像の一体として襲い掛かり、オルステッド、妖夢、文、モヒカンB(レイヴン)が担当して破壊された。オルステッド曰く、「雲龍は依代に過ぎず、コレ(御出居様)が本体」

余談だが、作中でオルステッドが直接戦闘を行ったオディオは雲龍だけである














備考編集

物語の舞台は幻想郷であり、基本的な設定は東方Projectと大差はないが、二次創作の都合上、どうしても作者の主観や解釈、および二次設定が一部盛り込まれている。

例としては比那名居天子ブロントさんのカップリングネタ(天ブロ)が存在したり、射命丸文がムック口調であったりなど。


また、ライブアライブ東方Project以外にも、アーマード・コアモンスターハンターエルシャダイネタなど、いろいろなゲームネタが至る所に散りばめられており、そこが当動画の人気の一つである。


2016年09月26日の更新を持って、足掛け7年に及ぶ物語が遂に完結。

最終章については5年もかけている。

なお、作者曰く「商品にして配布するつもりは全く無い」との事。

思い切り版権が絡んでいるため、と言うのが大きな要因だろう。


関連タグ編集

ライブアライブ オルステッド 東方Project

東方陰陽鉄 東方天空剣

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