概要
スクウェアの隠れた名作として、今でも根強い人気を持つライブアライブ、その中でも屈指の人気を誇る悲劇の主人公オルステッドが、異国幻想郷の地にて繰り広げられる数々の異変の中で、己の罪と向き合い成長していく様を描いた、いわゆる幻想入りシリーズの一種である。
なお、同じ東方+ライブアライブの二次創作ではあるが、『東方ライブアライブ』とは全くの別物なので混同されなきよう注意。
あらすじ
ある日、地獄において一人の男が罪人として裁かれようとしていた。
その名はオルステッド。かつては勇者と呼ばれていながらも、とある事情により、
今は閻魔の沙汰を待つ身となっていた男だった。
しかし、彼の事情や経緯に対し思う所があった閻魔、四季映姫・ヤマザナドゥは、
罪が確定しているにもかかわらず、彼を執行猶予という名目で白玉楼に出向させる。
最初は他人と距離を置いていたオルステッドだったが、
その誠実かつ冷静な立ち振る舞いで、白玉楼の主である西行寺幽々子や、
幽々子の従者兼庭師である魂魄妖夢を始めとした、幻想郷の住人との信頼を得ていく。
そして、彼自身も自らの過去と戦いながら、「人を信じること」を少しずつ思い出していくのだった。
しかし、彼が幻想郷に来た日を境に、これまでとは異なる異変の数々が幻想郷に頻発する。
異変の裏側には、オルステッドがかつて滅ぼそうとした、8つの世界にまつわる陰謀が潜んでいた。
それらはやがて、幻想郷全体の存亡にかかわる大異変へと収束していくこととなる。
生前の彼の過去の所業、「ルクレチアの悲劇」を鍵として…。
※以上ニコニコ大百科から引用
備考
物語の舞台は幻想郷であり、基本的な設定は東方Projectと大差はないが、二次創作の都合上、どうしても作者の主観や解釈、および二次設定が一部盛り込まれている。
例としては比那名居天子とブロントさんのカップリングネタ(天ブロ)が存在したり、射命丸文がムック口調であったりなど。
また、ライブアライブや東方Project以外にも、アーマード・コアやモンスターハンター、エルシャダイネタなど、いろいろなゲームネタが至る所に散りばめられており、そこが当動画の人気の一つである。
2016年09月26日の更新を持って、足掛け7年に及ぶ物語が遂に完結。
最終章については5年もかけている。
なお、作者曰く「商品にして配布するつもりは全く無い」との事。
思い切り版権が絡んでいるため、と言うのが大きな要因だろう。