三重県の東青山駅(現役)
- 駅番号はD56。
- 自動券売機(タッチパネル式でICチャージ可能)は存在するが、自動改札は全国共通の交通系ICカード専用の簡易型である。
- 当駅の西側には私鉄最長を誇る新青山トンネルがある。
- 電車の本数は日中、八木・上本町方面へは急行(桜井まで各駅停車)1本。中川方面は急行は1本だが、普通列車は当駅折返しが1本加わる。
- 当駅は名古屋統括部の最西端にある駅で、伊賀市に所在する隣の西青山駅以西は大阪統括部が管轄している。運転扱いの駅員が配置されているが、切符の販売等の業務には関わっていない。
- 昭和50年末まで当駅は旧・青山トンネルの東側坑口付近にあった。上本町駅起点から約88.9km。現在の駅は91.6kmだが、旧線跡を道なりに辿ると4km(現在駅の位置は真北を通る旧線の92.9kmに相当)かかる。
- 駅舎を出て北東へ約5分歩くと、1971年(昭和46年)10月25日に発生した正面衝突事故現場の総谷トンネル上本町側坑口へ行ける。
- 慰霊碑は事故現場ではなく、当駅西側から南下し、初瀬街道(国道165号線の原型)を東進した所にある成願寺(東青山駅から徒歩約30分)に建てられている。犠牲者の遺体は榊原温泉口駅を経由してここに集められた。
- 当駅の真北は旧線跡の垣内東信号場で、正面衝突した名阪ノンストップ特急はここで横転して総谷トンネルへ突っ込んだ。
- 昭和48年末から50年末までの約2年間は(現在の)当駅の東側で垣内東信号場から伊勢中川方の新線へ暫定的に接続し、昭和50年末の新青山トンネル開通で現在の線形となった。
のりば
島式ホーム2面4線で、ホームは8両まで対応する。
東隣の榊原温泉口駅に待避線がなく、特急や快速急行の通過待ちはここ東青山駅で行われる。
隣の駅
種別 | ←大阪方面 | 中川方面→ | |
---|---|---|---|
| 通過 | ||
| 西青山駅(D55) | 当駅 | 榊原温泉口駅(D57) |
新潟県の東青山駅(廃止)
1980年に開業したが、1999年4月の廃線にともない廃駅になっている。
単式ホーム1面1線の無人駅だった。
関連
日生学園・・・現在の青山高校(旧・日生学園第二高校)は榊原温泉口駅が最寄り(昭和50年の東青山駅移転までは最寄だった)とされているが、実際には近鉄東青山駅の方が近い。なお、時に間違われるが青山町駅を最寄りとするのは現在の桜丘高校と桜丘中学校(旧・日生学園第一高校と附属中学校)。