ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

てんとう虫コミックス29巻及び、藤子・F・不二雄大全集13巻に収録。


ラジカセアイロンなどの様々な機械の機能を人間にうつして使うことができる。

機能をうつしたい機械に対し、機械化機に備えられているアンテナを近づけてボタンを押すと、その機能が機械化機に記憶される。そして機械化機を人間に向けてボタンを押すと、その人の体がその機械と同じ働きをするようになる。


ストーリー編集

冬の寒い中、町を歩いていたのび太はラジコンの飛行機を見つける。すぐにスネ夫が新しいのを買ってもらったことに気づき、貸してもらおうと急ぐが、どうせ自分には貸さないつもりだと想像し帰宅する。

すると部屋からきれいな音楽が聞こえてきたので、ラジカセを買ったのだ思い行ってみると、昼寝をしているドラえもんから流れていた。目を覚ましたドラえもんは機械化機の能力だと説明し、アイロンが壊れて困っているとママに聞かされると、機械化機で手をアイロンにしてあげ助けてあげた。


これに興味を持ったのび太は機械化機を借りて、ドラえもんをストーブにし暖まっていたが、窓から先ほどのスネ夫のラジコンが見えたことで、ドラえもんにこれの能力を移した。さっそく操縦するが、上手く操縦できず、あちこち飛び回した挙句、ドラえもんはスネ夫のラジコンと激突して墜落してしまう。


心配して慌ててやってきたのび太だったが、ジャイアンに機械化機を奪われ自身が車にされ、まで送らされる。この様子を見ていたしずかはドラえもんに伝えるが、ひどい目にあわされたドラえもんは「助けてなんかやらないもんね」と怒って帰ってしまった。その頃のび太はジャイアンに機械化機でラジカセやストーブにされいいように使われていたが、母ちゃんが「たまには掃除しな!」と言ってきたため、掃除機にされそうになる。


一方野比家では騒ぎが起きていた。パパは「なんとかしろ!」、ママは「どうにもならないのよ!」と言っており、この光景を目撃したドラえもんは慌てる。助けてやらないと言ったにもかかわらず、結局ドラえもんはのび太を助ける。しかしのび太は今度はドラえもんから代わりに謝ってくれと頼まれてしまい、パパはアイロンになった手が高熱化したママから逃げており、ママはパパに助けを求めていたのだった。


パパ「アイロンのつけっぱなしは火事の元だぞ!」

ママ「だってスイッチがないのよ!」

アニメにおける原作との主な相違点編集

大山版が1982年10月15日に、水田版が2011年11月18及び2023年5月13日にそれぞれ放送している。


1982年版編集

  • サブタイトルが「人間メカを作ろう」に変更。
  • 冒頭のび太は、別に寒がっている様子はなく、陽気に鼻歌を歌っている。
  • ママはドラえもんのおかげで服にアイロンを当てられたと、後でどら焼きをご馳走することを約束している。これに喜んだドラえもんはのび太にも分けてあげると言ったが、のび太はこれを遠慮し、その代わり機械化機を貸してもらった。
  • のび太がドラえもんに移した機械はトースターで、一度目を覚ましたドラえもんは、自身から出てきた焼き上がった食パンを一枚食べてから、再び寝直している。
  • 飛行機になったドラえもんが屋根にバウンドする描写は描かれていない。
  • ラジカセになったから流れてきたロックはうるさい曲としか言われておらず、それから流した曲は歌謡曲ではなく、ジャイアン自身の歌。更にこの後、のび太に移した機械は電熱器で、これで茶を沸かし飲もうとした。
  • ドラえもんはのび太が掃除機にされる前に助けに来ているが、先述の件があったので、文句を言いながらしかめっ面だった。
  • ラストはパパだけでなく、ドラえもんとのび太もママから逃げることとなった。

2011年版編集

  • 冒頭のび太はしずかと夜6時に公園で流れ星を見る約束をしており、家の押し入れからレジャーシートや懐中電灯を出していたら、部屋から音楽が聞こえてきた。
  • のび太はドラえもんをストーブにした後、鉛筆削りにもして、鉛筆を削っている。ちなみにドラえもんに移したストーブは電気ストーブに変更されている。
  • ラジコンがドラえもんと激突して壊れてしまった際、ジャイアンはこれを自分の物と言っており、スネ夫は訂正しようとしたが、ジャイアンに睨まれ引き下がった。
  • 車になったのび太は耳を捻るとアクセルがかかる仕組みになっていて、ジャイアンはドラえもんが口うるさかったので、再び飛行機にして空のかなたに飛ばしてしる。このため、しずかがドラえもんにのび太とジャイアンのことを伝える下りは描かれていない。
  • 家に帰るとジャイアンは、のび太に懐中電灯やドライヤー、ポット、電話の能力を移しており、この時醤油を2瓶配達してほしいと電話がかかってきたため、のび太をバイクにしてジャイアンは配達に向かった。ちなみにこの時ドラえもんはカラスに突かれながら泣いていた。
  • 配達を終え帰ってくると、偶然出木杉と会い、出木杉もしずかと流れ星を見る約束をしていたことを知り、焦ったのび太はジャイアンに大事な用があると言って逃げようとしたが、こっちにも大事な用があるとストーブにされてしまった。
  • のび太が掃除機にされそうになった時、飛行機になったドラえもんが窓を突き破って入って来たため、のび太はドラえもんと共にジャイアンに見つかるも脱出する。窓を割られたことに怒ったジャイアンは2人を追いかけ、ドラえもんが飛行機のままなのに気付くと、こちらに引き戻そうとするが、操縦の仕方が分からず激突してしまい、その勢いで機械化機はのび太の手に戻った。ジャイアンはこれに激怒するが、のび太が機械化機でジャイアンを工事用のドリルにしたため、ジャイアンは地中へと潜っていき2人は難を逃れた。
  • この後のび太は、テレビに映ったロケットの能力を自身に移し、しずかの元に行こうとするが、ロケットがただ真っすぐ飛ぶだけのものなので、最終的には宇宙まで行ってしまい、しずかは飛んでいくのび太を望遠鏡で発見し、驚いている。

2018年版編集

  • サブタイトルが「ドラえもんストーブ」に変更
  • ドラえもんが自分に移した機械はステレオ。
  • のび太はドラえもんをストーブにした後、温まるだけでなく、ドラえもんを使ってやかんで湯を沸かしカップラーメンを食べている。だが、これに怒ったドラえもんはのび太に熱気を吹き付けている。また、のび太がドラえもんに移したストーブは2011年版とは形状が違うが電気ストーブである。
  • 今回ドラえもんは起きていたので、のび太が自分を飛行機にするつもりだと、される前から気付いており、廊下の天井や壁にあちこち激突させられた後、この廊下側の窓から外に出ている。
  • ドラえもんはスネ夫のラジコンと激突した後、空地ではなく、町の中に置かれた段ボールは子の上に墜落している。そして、やってきたのび太は近くにあった電気屋で色々なものを自分にコピーし、誘ったしずかにテレビゲームをプレイしてもらったり、自分で考えた映像を映写して見せてあげたりしたが、この映像でヒーローになったのび太が、ヒロインになったしずかにキスをしようとしたので、しずかからビンタを食らい、しずかは怒って帰ってしまった。
  • そしてすぐにジャイアンとスネ夫が野比家にやってきて、飛行機が壊れた件を責めている。
  • ジャイアンは車にしたのび太に、水上や坂道を走らせており、2011年版と同じく、しずかはこの光景を目撃していない。
  • ステレオになったのび太から最初に聞こえてきた音楽は優雅な曲だったが、何か違うと、ジャイアンは別の曲をリクエストし、ドラえもん音頭をのび太は流した。そしてのび太をストーブにする前に、ゲーム機にしてテレビゲームをプレイしているが、上手く操縦できず気に入りはしなかった。

関連タグ編集

ドラえもん ひみつ道具 ドラえもんのエピソード一覧

関連記事

親記事

ひみつ道具一覧(か行) ひみつどうぐいちらん

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました