池沢さとし

いけざわさとし

日本の漫画家。「サーキットの狼」はスーパーカー・ブームのきっかけとなった。

概要

本名：池澤悟（1950年8月27日～）

日本の漫画家。

1975年から「週刊少年ジャンプ」（集英社）に連載された『サーキットの狼』はスーパーカーブームのきっかけとなった。

現在のペンネームは池沢早人師。

来歴

1950年8月27日、野田市（千葉県）に誕生。横山光輝や武内つなよしに憧れて幼少時から漫画家を目指し、ペンネームも考えていた。

1963年、中学校へ進学。雑誌で公募を見つけては送っていた。

1968年、高校在学中に望月あきらのアシスタントになる。

1969年、『怪童のひびき』が第1回週刊少年ジャンプ新人佳作賞を受賞し、デビュー。「週刊少年ジャンプ」で『ハロー!ジュリー』を連載。

1970年、「週刊少年ジャンプ」で『あらし!三匹』を連載。フェアレディZを見てカッコイイと思い、自動車免許を取った（トヨタコロナを購入）。

1971年、フェアレディZを購入し白赤のツートーンにリペイント。走り屋グループ3つに所属し、環八や東名高速道路などを走り回っていた。

1974年、「週刊少年ジャンプ」で『風!花!龍!』を連載。4台目の所有車、ロータスヨーロッパを購入。箱根などに走りに行くと注目され、希少なスポーツカーを所有する知人が増えた。

1975年、「週刊少年ジャンプ」で『サーキットの狼』を連載。大ヒット作となる。

1980年、「週刊プレイボーイ」（集英社）で『シャッターシャワー』を連載。

1981年、「少年ジェッツ」（白泉社）で『レーシング小僧嵐』を連載。

1983年、「週刊少年チャンピオン」（秋田書店）で『ミッドシップ隼』を連載。

1985年、「週刊プレイボーイ」で『BeatShot!!』を連載。全日本ツーリングカー選手権に参戦。

1989年、「週刊プレイボーイ」で『サーキットの狼Ⅱモデナの剣』を連載。

1991年、「スーパージャンプ」（集英社）で『WOW!F1』を連載。

1994年、全日本GT選手権にジャパン・ランボルギーニ・オーナーズ・クラブのKEN WOLF with TERAI ENGチーム（車両：ランボルギーニ・カウンタック）で参戦し、21位で完走。

2001年、「週刊コミックバンチ」（新潮社）で『痛快!!マイホーム』を連載。

2009年、漫画家生活40周年を記念し、神栖市に「池沢早人師・サーキットの狼ミュージアム」をオープン。

2013年、集英社Jブックスより「三流レーサー」で小説家デビュー。

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