概要
流星ミサイルマイトとは、特撮番組「流星人間ゾーン」の巨大ヒーロー「ゾーンファイター」が使う必殺技である。
放つ際には手首の周囲をガトリング砲のような多連装ミサイルランチャーがぐるりと取り囲み、両手(もちろん片手撃ちも可能)から放つ無数のプロトンミサイルによる弾幕で敵を破壊しつくす。
演出に光学合成ではなく実際に火薬を使っているのが特徴で、バンバン飛びまくる火花と立ち上る煙が「とにかく強そう」という説得力を醸し出すことに一役買っている。
ただ撃つだけでなく空中から戦闘機のように地上掃射したり、FPSのような一人称視点になったり、撃ちながら突進しパンチを打ち込んで零距離で発射したりと、光線技とは一味違った魅せ方をするのも特徴。
喰らった相手は血煙と共に爆散したり、貫通して背中から血煙を噴出したり、酷い時には首が捥げて激しく流血するなど、この時代特有の残虐描写が容赦のない技というイメージを後押ししている。
その描写に加え、ほとんどの回で数発当てる程度で済ませることはなくこれでもかというくらい執拗に撃ちまくることから、「オーバーキルではないか」と感想を抱く視聴者もいる。
アニメ映画『GODZILLA』の前日譚である「プロジェクト・メカゴジラ」では、とある怪獣が改造された際に取り付けられた武装の1つとして名前のみ登場している。ただ、ゴジラには敵わず潰されてしまったようだ。
円谷作品リスペクトの強いアニメ「THEビッグオー」のロボット、ビッグオーのOサンダーは使用しているのは光学兵器という違いこそあるものの、その破壊力も含めまんま流星ミサイルマイトだったりする。
関連項目
メトロン星人タルデ:酷似した武器「ラウンドランチャー」を使用。
ガンバスター:酷似した武器「バスターミサイルマイト」を使用。