「さあ、ここからが本当のフィナーレだ」
曖昧さ回避
- 『小説 仮面ライダーウィザード』に登場する仮面ライダーの1人。本稿で解説。
- ゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』に登場する衣装。⇒漆黒の魔法使い(スクスタ)
概要
『小説 仮面ライダーウィザード』に登場する仮面ライダー。主人公・操真晴人の心の闇が具現化したもう一人の操真晴人が変身し、オリジナルの前に立ち塞がる。
本来の晴人が変身する仮面ライダーウィザードに瓜二つな容姿をしているが、当初は全身が黒色(装飾が鉄色、魔法石が黒色)であり記事名の通りの表記をされていた。その理由は変身者の魔力がオリジナルより少ない為であり、後に仁藤攻介/仮面ライダービーストから魔力を奪い取り魔法力に満ち溢れた際はウィザード フレイムスタイルと瓜二つの姿になっている。
その為、見た目だけでオリジナルのウィザードと見分けるのはほぼ不可能であり、唯一の相違点である"希望(ホープ)"の指輪ももう一人の晴人の意思でその姿や能力も変化し続けるため (もともと同じ晴人なので本物、偽者の区別など必要ないのだが…)オリジナルと彼を見分けるのは不可能に近い。
名称について
作中の表記は定まっていない。
記事名の「漆黒の魔法使い」は帯に記載されているアオリ文および本文5章に拠るものである。また本作は晴人と大門凛子の一人称視点で交互に進行するため、晴人視点の5章で記事名の表記をされているのに対して凛子視点の6章では「真っ黒なウィザード」と表記されている。
前述の通り黒い姿をしていたのは初登場時だけであるため、オリジナルのウィザードと同様のスタイルチェンジが可能になってからは基本的に「ウィザード」と表記されている。
なお、裏表紙のあらすじでは「漆黒の仮面ライダー」と表記されているため仮面ライダー扱いなことは確かなようである。
能力
所有している指輪はコヨミの意思が宿った“賢者の石”が変化して誕生した"希望(ホープ)"の指輪のみ。
しかしもう一人の晴人の意思一つで指輪が変化して様々な効果の「ウィザードリング」になり、更に1つの魔法を発動させるのに一々交換の必要が無いという特性から、スタイルチェンジに要する時間が短く、その分隙が殆ど無いため素早く状況に合わせて対処できるという特徴を持つ。
スタイル
元々変身者が同一人物なため、能力から動きの癖まで全て同じ。
漆黒の魔法使い/真っ黒なウィザード
初登場時の漆黒を基調とした姿。魔力が不足していたためにオリジナルとの差異がある。
赤いウィザード
仮面ライダービーストから魔力を吸収したのを切っ掛けに変身可能になったスタイル。オリジナルのウィザードとの外見の差異は無い。
水、風、土の属性を持つ姿にも変身可能だが、魔力不足のため強化形態には変身不可能である。
真紅のウィザード
大門凛子を誘導してオリジナルの晴人からも魔力を奪うことに成功して変身可能になった強化形態。
その後魔力が向上し、ドラゴタイマーにより分身として瑠璃色のウィザード、翡翠色のウィザード、琥珀色のウィザードを生み出すことが可能に。さらに4体が融合しオールドラゴンにもなる。
白銀のウィザード
本来の晴人が"無限(インフィニティー)"の指輪を取り戻したことで、執念により同じ進化に到達した。
関連タグ
仮面ライダーウィザード 仮面ライダーウィザード(キャラクター) 操真晴人 ダークライダー
黒いウィザード・・・別名
白い魔法使い→彼と対になる存在?