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「我こそは! みんなの願いが生み出した正義のヒロイン、『七夕セブン』だよお! 全ての願いを叶えるために、呼ばれなくても即参上! わはははは!」

「見ないふり、見ないふり。見てませえん、目ぇ閉じてまあす♪」


プロフィール編集

クラス1-C
身長152㎝
体重43㎏
3サイズ73/58/78
血液型A型
誕生日6月4日
部活テニス部
委員会
趣味ガチャガチャ
好きな色ピンク
家族構成両親
声優本泉莉奈

人物編集

細く小柄な体に似合わず、怪力の持ち主。

少し力を入れただけでものを壊してしまうため、自前の「七夕セブン」の衣装を着て、自分の持っている力をいいことに使いたいと思っている。


動物園クラス1-Cに所属しており、クラスメイトから「クマさん」や「クマちゃん」と呼ばれて親しまれている。ハグ魔であるが、持ち前の怪力のため相手を悶絶させる事もしばしばで、クラス内では大虎いさみがストッパーになっている。

テニス部所属。その腕前については、少なくとも節分の頃には人に向けた打球を正確に命中させるだけのコントロールを身につけている。部内の空気は非常に和やかであり、様々な(常軌を逸した)イベントを開催している。


交友関係編集

テニス部編集

中学時代はちょっと治安が悪い地元のガラの悪い中学のテニス部でずっと荷物運びをしており、基本こそ習得しているがテニス自体は下手だと語っている。そのテニス部が全国大会に出場した際、外野のヤジにキレて暴れてしまったことがあり、そのせいで先輩達から疎まれ、誰かと一緒に夢を追いかける資格がないと思い詰めていた。地元から離れた場所にある君咲学院への進学を決めたのも、その辺りが理由である。


同じテニス部の小鳩あずさは1-Cのクラスメイトであり、非常に仲が良い。ひめのの怪力による騒動もキラキラ笑顔で受け止め、もとい受け流してくれるあずさは、ひめのにとってかけがえのない存在。あずさが問題児時代の秘密を明かしたのもひめのが初めてである。


サブストーリー「入学!君咲学院」では二人の初遭遇のエピソードが語られている。怪力の暴走で一度はあずさを(言うまでもなく物理的に)傷つけてしまうが、それでもめげずに近づいてきたあずさの姿勢に感銘を受け、遠慮せずに周囲と関わっていこうと考えを改めるようになった。……………『親愛ストーリー「小鳩と小熊」と言ってることがちゃうやないかい』、というツッコミはこの際無粋であろう、多分。


テニス部部長の花丘まりを慕っており、事あるごとに(後述するような怪力で)肩を揉んで労おうとする。テニスは昔から続けていたが、後に『テニス部の破壊者(クラッシャー)』の異名を与えられるほど備品を壊すので入学当初は何も壊さずにすみそうな合唱部への入部を考えていた。しかし、最終的に自分の全力の打球を易々と打ち返す実力を持つまりから「ぜんぶ受け入れるから」と言われ、入部を決めた。


なお、「ぽーん」と撃った球が「ドギュン」と弾丸のような速度で跳んでいくレベル。中学からの経験者でありあずさにアドバイスをする事もあるが、リニューアル後はノーコンでボールがコートに入らないという描写があり実力は定かではない。


上記以外編集

不思議と交友関係が広いキャラクターであり、特に接点がなさそうな他のクラスの藍乃あいか神樹いちかとも親しい。多くのトラブルを起こしているためと考えられるが、持ち前の憎めない性格で受け入れられている事の裏返しとも言える。


イベント「清涼*夏の水泳講座」にて棗ひびきによってその怪力の原因が天性の瞬発力の高さである事を指摘される。それによれば爆発的に力を発揮する事が得意なのであり、筋力自体は一般的な女子高生と変わりがないらしい。実際に触ってみた鯱いかりによれば『ぷにぷに』。ひめのはその指摘によって、自分の力を抑え込むのではなく、使いこなすための技術を身につける方向性を見出すのであった。


しばしば高原ちあきと対照的に先輩に恵まれているキャラだと言われる。


怪力なだけの少女編集

プロフィールに書かれている通り、君咲学院一の怪力少女である。その程度は正直、常識の範囲に収まるようなレベルではない。その事は君咲学院の一年生がサーカスをやる事になった時のカードから良く解る。彼女はサーカスで『怪力自慢』という演目を行ったのだが、この時のカードのイラストでは工業用モンキーレンチボウリングの球、鉄アレイ(10kgと表記されてた)をジャグリングしていた。まとめて持ち上げるのではなく、片手で軽く素早く放り投げ続ける事は、当然ながら鍛えた成人男性でも中々出来るものではない。


イベント「三つ巴!秋晴れの大体育祭」では綱引きに参加した際、序盤こそ持ち前の怪力で対戦チームを圧倒するが、怒りによって全力を引きだした大虎いさみに逆転を許す。力勝負で初めて負けた彼女は笑顔で感謝を伝えるのであった。


上記のような怪力は彼女にとって他にない個性に違いないが、彼女自身はこの怪力をあまり快く思っていない。プロフィールにある『すぐ物を壊してしまったりする』事がその理由で、自分の怪力によって過失を犯す度に深く反省し、罪悪感で押しつぶされそうになっている。


そして、その失敗を巻き返そうといくらでも東奔西走する程のバイタリティと責任感を持っており、その為に七夕セブンという(ちょっと恥ずかしい)ヒーローを演じる事も厭わない。

普通とは違う彼女の怪力はちょっとしたコンプレックスになっているが、それでもサーカスの時のように自分の怪力が役立った時は純粋に喜んでいるので、完全に疎ましく思っているわけでは無い。

確かに、熊沢ひめのは怪力を持っているが、それはあくまで彼女の個性に過ぎず、彼女自身は他の同級生と変わらない感性を持つ少女なのである。


なお、無意識のうちに周囲のモノを壊してしまうため、ひめのは普段からゆっくり行動するように心掛けている。本泉莉奈演じる熊沢ひめのは、しゃべり方もゆっくりであり、ゲームギフトの紹介記事では「ねっとりボイス」と名付けられた。


また、自室も極力モノを置かないようにしており、お泊まり会であずさの家を訪れた際はうらやましそうにしていた。


七夕セブン編集

七夕の日、テニス部で用意した笹を誤って放り投げてしまったひめの。

自身の怪力によって多くの人々の願いを台無しにしてしまった事で落ち込む彼女に神樹はじめはその怪力は神様からの贈り物なのだと慰め、妹の神樹いちかは夜霧はやてから押し付けられたヒーロー衣装を託す。

以後、ひめのは短冊に書かれた人々の願い(開始時点で942個)を叶えるために奮闘するのであった。


冬休みには不器用ながらもあずさとまりのために七夕セブンの衣装を用意した。

あずさはノリノリで着て『七夕エース』を名乗り、まりは無理矢理着せられて『七夕の母』の名を与えられた。


余談編集

  • なお「性的な事に関して無頓着である」点を作中で何度か描写されており、襲ってきた変質者を平然と返り討ちにしたり、捨てられていた女性のヌードを真顔で拾って読んだりしている。
  • あんガルヒロインの中では唯一の糸目キャラであり、イラストレーターによれば、表情を出すのが難しいらしい。本人は開いた時の顔が怖いらしい事を気にしている。

関連項目編集

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